うつ 病 仕事 復帰。 うつ休職からの仕事復帰を成功させるために大切なことは?

うつ病からの社会復帰を実現するために必要な5つのプロセス

うつ 病 仕事 復帰

うつ病からの仕事復帰は? うつ病などの精神疾患には「休むこと」と「リハビリ」が必要です。 骨折したら、まずは安静にし、骨がくっついたら徐々に動かしますよね。 うつ病の場合も同じように「安静にすること」と「徐々に動かすこと」が必要です。 急いで職場復帰したものの、うつ病を再発し再び休職、あるいは復職がかなわず退職してしまったという人も少なからずいます。 また、 再就職の場合は、健康な状態であっても初めての職場というのは大変なのに、心と体が病み上がりでは、はたして付いて行けるのかと不安もより大きなものになることでしょう。 そんな人は、復職、再就職の不安をやわらげるための制度を活用しましょう。 「徐々に動かすお手伝いをしたり」「病気を再発させない心の使い方」や「コミュニケーションの方法」を教えてくれます。 再就職者には就職を斡旋してくれたりもします。 休職者、退職者が利用できる制度について紹介します。 スポンサードリンク 1.うつ病での休職者は、復職支援プログラム(リワークプログラム)の利用を うつ病や躁鬱病などの精神疾患が回復してきても、いきなり元の職場に復帰したり再就職すると、再発するリスクが大きいです。 そんなときに活用出来るのが「 復職支援プログラム(リワークプログラム)」と呼ばれるものです。 これは、心の問題で仕事ができなくなった人が、問題なく復職できるよう支援し、再発を防ぐ為の取り組みです。 リワークプログラムを受けるには、 精神疾患がある程度回復してきた頃に、主治医に相談してみるのが良いでしょう。 基本は職場復帰を目標とした休職者向けですが、民間企業が行っているものなどでは退職者も受けられます。 復職支援プログラムを利用すると下記のような利点があります。 1-1. 決まった時間に起床し、通勤し、決まったプログラムを行うのでリハビリには最適 うつ病である程度回復してきたら「リハビリをする」と上記でありました。 その第一歩が「決まった時間に起床する」ということです。 それまで安静にしている生活から、今度は普通の生活リズムに戻すことが必要になります。 自分の意思だけですとなかなか大変ですが、リワークプログラムを受けるようという気持ちが、キチンと起きるきっかけになります。 また、外出し電車にも乗るということも良いリハビリになります。 1-2. パソコンを使った資料作成や運動も 症状が回復してくると集中力が戻ってきます。 「図書館で本が読める」「資料作成が出来る」などの簡単なことを目標にまずは始めます。 リワークプログラムではそれらのリハビリも行っています。 またみんなで体を動かす運動のプログラムや掃除も入っているところもありますので「体を動かす」きっかけにもなります。 徐々に体を動かす量が増えると夜もぐっすり寝られて、症状回復への糸口となります。 1-3. 同じ境遇の仲間も出来、一緒にとりくめる リワークプログラムの最大の利点は同じ境遇の仲間と一緒になってやっていけるということです。 うつ病などでは孤立したり、劣等感を感じたり、自責の念にかられたりします。 そこへ同じ境遇の仲間がいるというだけでも「1人ではなかったんだ」と励みになります。 辛い悩みを共有したり、また相手の悩みを共感することで、気持ちが楽になることもあります。 また同じ境遇の仲間が、大変ながらも一歩を踏み出そうとしている姿は本当に励みになります。 1-4. 病気の再発を防ぐような心の使い方が学べる ほとんどの復職支援プログラムで、病気の再発を防ぐような心の使い方(認知行動療法)を教えてくれます。 ほとんどの精神疾患にも効果があるという臨床結果も出ている方法で、この心の使い方が学べると病気の再発を防いだり、ストレスを感じにくい心の使い方が出来るようになります。 1-5. 人間関係を円滑にするコミュニケーションも学べるところも 色々な原因でうつ病になってしまったと思いますが、ひとつの要因に人間関係があげられます。 そんな人のためにはコミュニケーションのコツを教えてくれるところもあります。 「アサーショントレーニング」と呼ばれ、アサーションとは自分も相手も大切にした自己表現という意味です。 相手を尊重しながら自分の意見を主張するための方法を身につけるコミュニケーションが学べます。 1-6. 復職支援プログラムを受ける方法 復職支援プログラムを受けるのは、主に以下の3つの窓口があります。 地域障害者職業センターリワーク支援 全国の都道府県に設置されています。 jeed. pdf 休職中の方が対象です。 失業中の方は受けられません。 無料ですが、利用希望者が多く待つこともあります。 jeed. html 2. 病院やクリニックに併設されているデイケア 費用は1日数百円程度必要になります。 自立支援費医療という医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度を申請すると3割負担が1割で受けられます。 また負担の上限額もあります。 mhlw. utsu-rework. org 3. 民間の企業やNPO 民間の場合は、失業中の方でも受けることが出来ます。 料金はそれぞれの施設によります。 企業の視点にたってプログラムを組んであるところでは、より実践的なリハビリができます。 中にはパソコンやプログラミングなど、より専門的な実践訓練を行ってくれるところもあります。 2.うつ病での退職者は「就労移行支援制度」の利用を 退職して失業中の方を対象にした復職支援プログラムと似たようなサービスとして、「 就労移行支援」があります。 これは障害者総合支援法で定められた福祉サービスのひとつで、民間企業やNPOの 就労移行支援事業所でサービスを受けることができます。 福祉のサービスなので抵抗あるという方もいるかもしれませんが、低予算でリワークプログラムで提供されるような内容を提供しているところもあります。 fukushi-navi. php 就労移行支援では主に次のようなサポートを受けることができます。 2-1. 仕事をする上で必要なスキル等を身につける職業訓練 パソコンを習得したり、資料作成などを行っているところがあります。 リハビリ等や技術習得にも良いです。 2-2. 就職活動の対策サポート 面接対策や履歴書作成など就職活動に必要なこと、ビジネスのマナーなども教えてくれるところがあります。 2-3. 就職の斡旋など 役所やハローワーク、病院等の関連機関と連携しながら、個々の適性に合った就職の斡旋なども行ってくれます。 2-4. 就職後の職場への定着支援 就職後の定着を支援するようなサービスを行っている施設もあります。 2-5. コミュニケーションや認知行動療法の指導 認知行動療法やアサーションのコミュニケーション方法を教えているところもあります。 2-6. 退職後、最大2年間利用できる 就労移行支援事業所の利用期間は退職後原則24カ月(2年)内で利用することが可能です。 利用できる期間に制限があることもあり、少し症状や体調が回復されてから利用するのが良いでしょう 2-7. 利用者負担額の軽減措置がある 障害福祉サービスの利用者負担額はサービス提供費用の1割を上限として、利用者本人の収入状況等に応じが負担上限額が設けられています。 2-8. 障害福祉サービスの支給申請手続きは? 就労移行支援事業所を利用するには、行政が発行する「受給者証が必要」です。 お住まいの市区町村の窓口(保健福祉部健康福祉課など)で、障害福祉サービスの支給申請の手続きを行ってください。 3.再就職には、ハローワークを最大限利用する ハローワークには「 専門援助部門」という、窓口が設置されていて、 再就職の支援をしてくれます。 もちろんうつ病の人もこの窓口でサービスが受けられます。 3-1. うつ病の特性を理解した上で仕事探しをサポートしてくれる うつ病の特性を理解した上で再就職先を探してくれたり、求人企業や求人内容の細かい情報を提示してくれたりなどのサポートを受けられます。 3-2 病気を隠すか隠さないかなどの確認をしてもらえる 病気を隠して就職するか、オープンにして就職するか悩み、迷いどころですが、そのアドバイスにも乗ってもらえます。 3-3. 障害者枠を紹介してもらえる 精神障害者保険福祉手帳があると企業の障害者枠も紹介してもらえます。 3-4. 就職後もフォローがある 就労後に急速な変化で調子を崩さぬよう、徐々に勤務時間を延長する体勢などスムーズに職場になじむフォローもしてくれます。 3-5. 他機関との連携も出来る 障害者修業・生活支援センターや職業能力開発施設など就労機関と連携しているので困ったときなど相談も出来ます。 3-6. 事前実習やトライアル雇用も出来る ジョブコーチや地域障害者職業センターと連携して事前に研修を受けることも出来ます。 トライアル雇用では終業前にハローワークの紹介により企業で一定期間働ける制度です。 互いの様子がわかり、ミスマッチも防げます。 3-7. 専門家に相談できる 精神障害者雇用トータルサポーターという精神障害者の就職支援に関する専門家が配置されていて相談もできます 3-8. 面接や履歴書の書き方などもサポートしてくれる 面接の受け方や、履歴書などの書き方を教えてくれます。 3-9. 障害者手帳か医師の意見書が必要 うつ病の人が「専門援助部門」のサービスを受けるには障害者手帳か主治医の意見書が必要になります。 復職や再就職のサポートに制度を活用しよう いかがだったでしょうか? うつ病をはじめとする精神障害の方の復職・就労の支援には本当に色々な制度があります。 ぜひ、ご自身の状況にあったサービスを受けれることをお勧めいたします。 しかし、中には 福祉サービスや障害者手帳や受給者証を発行することに抵抗がある方がいるかもしれません。 もちろん、プラスになるかどうかはご本人しだいですが、食わず嫌いで活用しないよりも、まずはやってみて活用してみて、復職や再就職のサポートになれれば、それに越したことはありません。 病気になりにくい心の使い方である「認知行動療法」や、自分も相手も大事にするコミュニケーションスキルの「アサーション」などは、仕事でもプライベートでも使えるスキルです。 ぜひ活用してみてください。 また、こういったサービスの良い点は 同じ境遇の仲間が出来るということだと思います。 病気というのは、「自分だけなんてこんな思いしないといけないんだ」という思考になってしまいがちです。 しかし、同じ境遇の仲間に出会え、悩みを共有したり共感したりすると「 症状や苦しみを抱えていたのは自分だけじゃなかったんだ」と思えます。 また、同じ境遇の仲間が、悩みながらも、その人の道を前に進もうとしている姿は励みになります。 もし1人で悩んでいるのなら活用してみると、新しい発見があるかもしれません。

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うつ休職からの仕事復帰を成功させるために大切なことは?

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特に頭を回転させる仕事は控えめに。 それまでは体を動かす仕事が達成感もあるし、気分的にも役立ってる感あり。 ・周りからのちょっと色眼鏡で見られてる感は、すぐに慣れる あんまり心配しないでOK。 逆に開き直って、悪しきしがらみを打破できる。 ・睡眠はいつも以上に気を使って少しでも多くの睡眠時間をとろう じゃないと疲れがとれまへんよ。 要するにこれから起こることを真摯に受け止め、自己管理・自己肯定しなきゃ 「また再発するで!」ということです。 もうあんな苦しい思いするのはイヤですよね・・・。 この記事によって復職前と復職後の体調をイメージして、復職者の業務や日常生活で注意すべきことの参考になれば幸いです。 僕の場合、復職の一か月前くらいから体調は良好でした。 休職中は毎朝1カプセルの抗うつ剤服用(サインバルタ)のみで、特に薬の増減は無し。 2週間に一回ほど産業医面談や書類提出などで会社にも行ってましたが、特に気分が悪くなるようなこともありませんでした。 料理や子供とサッカーや野球をする意欲も戻り、体を動かしてもひどい疲れは感じなくなっていて本当にフツーの生活が送れている状態であったと思います。 もちろん 職場に復帰してからしばらくは以前のように仕事はできないだろうとは思っていて、できるところから少しずつ慣らしていこうという自覚はありました。 病気と診断される前より、かなり自分の体調を冷静に見れるようになっていたかなと。 主治医も体調が良くなったことを見て取れたようなので、「そろそろ復職の日を決めていきますか」ということになりました。 僕自身、経済的な不安も少しあったし、体調も良くなったと感じていたことから復職の意思を示しました。 復職にあたって産業医、上司との面談で会話した内容 制限を付けたい場合は、主治医からの「復帰意見書」に 残業や高負荷業務の制限が必要などの記載をしてもらいましょう。 業務負荷については、僕の上司から 「オマエはあれこれ気にして、のめり込み過ぎてしまうタイプだから当面は簡単なこと以外はやらせない」 ということでした。 僕の性格を理解してくれている、マジでありがたい言葉でした。 僕自身、これまでと同様の考え方、仕事のやり方では再発すると思っていることは告げました。 普段から上司とコミュニケーションをとって自分を理解してもらうことは大切だなと改めて感じた瞬間です。 復職にあたっては、復職前の出勤練習(朝会社に来る時間に総務に寄って帰るだけ)を数日と、最後に職場に朝イチだけ顔を出して「復帰しまーす」と言って帰るというものでした。 そこはなんなくこなすことができました。 実際に復職してみて思ったこと、感じたこと まわりの人間の反応 休職したばかりのころは体調が悪かったとはいえ、 仕事を放り出して逃げたという罪悪感がありました。 しかし休職中にいろいろ考え、体験してきた中で下記のように考えるようになりました。 ・あのまま無理して出勤していたらもっとひどい状態になっていただろう ・再起不能になっても会社が何かしてくれるわけではない ・白い眼で見る人もいるだろうが、いつ誰が同じ症状になっても不思議ではない ・この苦しみは当事者でないと理解できないのは当然のこと 開き直るというか、なるようにしかならないと思います。 自分でも意外と人の目が気になりませんでした。 実際に出勤してみてのまわりの反応は、以下のようなタイプに分けられました。 まあ反応はそれぞれですが、気にしても仕方ありません。 人には人の感じ方があり、それを変える必要もないですから。 親や家族ですら実際に「うつ」を経験しないと、その人の気持ちを本当に理解することはできないでしょう。 だから僕は堂々と胸を張って歩き、ネガティブな発言をしないように心がけました。 自分が悪いことをしたわけでもないし、これまで僕なりに一生懸命生きてきたと思うようになったから。 色んな人から「もう大丈夫?」と声をかけられるのも疲れますが、 「ボチボチです。 少しずつギアを上げていくのでよろしく!」 と答えていました。 それでも時間が経つにつれ、疲労感と頭痛が・・・。 復職直前は本を読んだり走り回っても大丈夫だったのに、 たったこれしきのことでこんなに疲れるのか と、ちょっと落胆。 復帰を早まったかなと思わされたと同時に、 自分で考えてた以上に会社にいるだけでもストレスになるんだなということが分かりました・・。 負荷を上げていくには慎重に事を運ばねばいけません。 家に帰るとドッと疲れが出て、それを一週間続けると土日はグッタリしてました。。。 妻にも状況を共有して家での生活も少し配慮してもらいました。 個人的には火曜日と木曜日あたりがしんどい感じですかね。 妻帯者の場合は、家族にも復帰後の状況を伝えておくようにしましょう。 疲れた時は休息、睡眠を十分とることを意識して。 調子が上向いていっても、以前のバリバリやってたころの体調にはもう戻れないのかなと感じています。 今後も体調とうまく付き合わないと。 もともと物事を分析して傾向を掴むことが好きなので没頭してやってましたが、まだ早かったかなと。 こういう ちょっとした体の異常を認識し、自分が現在どこまでやれるかを考えて負荷のコントロールをすることが大切です。 幸い上司がちょいちょい顔色みて面談してくれるので、正直に話して状況を理解してもらいました。 頭痛がひどい時は、 会社内を歩いて気分転換すると頭痛も和らぎますよ! こまめに上司と現在の体調を共有するようにしましょう。 一緒に負荷をコントロールしていくつもりで。 休職前には引継ぎもままならなかった業務も、なんとか回っていました。 ということは、そもそも そんなに重要な業務でもなかったのでしょう。 少し寂しい気もしましたが、オレがいなきゃ会社が回らん!というような会社は逆にヤバイですね。 そんなに気張らんでもいいわと思うのと同時に、 僕の強みを活かして僕にしかできない実のあることをやってみようという気持ちも湧いてきました。 こんな時だからこそ、好きなことに集中できる!というのも考え様です 笑 まとめと今後にむけて 今のところ、順調に調子が上がってきています。 復帰後一か月で思ったこと感じたことをまとめます。 どうしても体調が戻らない場合は再休職や環境を変える(異動や転職)ことも、考えすぎない程度に考えておくことも必要です。 前向きにいくために、睡眠だけは薬に頼ってでもしっかりとりましょう。 睡眠不足は心身に悪影響を与えます。

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うつ病で仕事できない・辞めたいときどうしたら?さらに、うつからの復帰、復職して再発しないために

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【症例】 28歳 男性、システムエンジニア 【症状・職場での状況】 大学卒業後、システムエンジニアとして就職しました。 X年10月に本社から出向して他の会社でシステム構築作業をしていましたが、納期に間に合わせるために時間外労働が増え、睡眠時間を削って仕事をしていました。 何とか12月の納期に間に合いましたが、その後、頭痛や吐き気が出現し、会社に行こうとするとめまいが出現して起き上がれない状態が続いていました。 また週末になると15,6時間も寝っぱなしで食事も取らずそのまま月曜日も寝過ごしてしまい、出勤できないことが続くようになりました。 そのため、上司の勧めもあり精神科を受診し、うつ病と診断され、3か月の休養加療を経て、就労可能との診断書が提出されました。 復職時、産業医が面談しましたが、病初期より憂うつ感、不安感はあまり認められず、不眠より過眠状態となって意欲低下が著明で、朝に起床ができない状態で休みがちになっていたことが判明しました。 面談時には、会社に行けないことに困ってはいましたが、切実感はあまり無く、本人の話では調子が悪くなると「疲労感がとれず、寝ても寝てもまだ眠れるのが不思議である」とのことでした。 また、「寝ている時は両親が無理に起こしても、身体が鉛のように重く起きられず、食事や水分もとらない状態となっていた」ということでした。 主治医からの情報提供によると、「非定型うつ病であり、職場復帰後2か月くらいは軽減勤務が必要」との意見でした。 そのため、職場復帰後1か月間は9時から14時までの時間軽減勤務としました。 復職後、1週間くらいは何とか通勤ができていましたが、2週目の週末になると疲労感が強くなり、自室から出られない状態で過眠状態となり、月曜日に起床ができないという状態に陥り、会社を休みがちとなっていました。 復職後、1か月経っても週初めは休みがちとなり、週末は何とか会社に来れる状態でした。 そのため、本人と主治医とで相談してもらい、再び3か月の休職になりました。 しかし、休んでいるときは症状が安定して復職に至るのですが、復職後は1週間継続して14時まで勤務することができず、疲労感がいつまでもとれないため、14時までの勤務さえも継続が困難な状態が持続しています。 【考察】 本人の性格傾向として、対人関係に対して過敏で、密な対人関係は苦手でした。 しかし今回の精神的不調を来たしたときに、それほど明確な原因が職場から見ると思い当たりませんでした。 最初のエピソードの時も時間外労働も40時間から50時間であり、それほど過重な労働でもありませんでした。 また、主治医からの情報提供書により、復職時の職場での配慮事項として時間軽減勤務を実施していますが、その緩和勤務も継続できない状態です。 就労環境の問題の可能性も考え、本人、上司、主治医にも相談しましたが、その可能性は否定されました。 職場では復職時にできる配慮は十分にしていますが、本人が復職したときに継続的に就労できるだけの疲労感の回復が得られず、なかなか職場復帰ができない状態となっています。 典型的なうつ病の症状である、ゆううつ気分はあまり強くなく、また今回のうつ病の原因が明確でなかったため、職場での配慮内容の方針が立たず、最終的には本人の精神的体力、身体的体力の両方が十分に回復できていない状態と考えられました。

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