シンエヴァンゲリオン 冒頭。 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」冒頭映像を見る方法――公式アプリから視聴可能

「シン・エヴァンゲリオン」7月6日に“冒頭10分40秒”世界同時上映! 初の公式アプリもリリース決定

シンエヴァンゲリオン 冒頭

日比谷で上映された「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭 10 分 40 秒 00 コマ) 0706 版」 6日、が総監督を務める映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2020年公開予定)の冒頭映像「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭 10 分 40 秒 00 コマ) 0706 版」が世界同時上映された。 都内では新宿・シネシティ広場、日比谷・ステップ広場がメイン会場となり、整理券を手にしようと、上映前から大勢のファンが列を成した。 [PR] 1,300人が集結した日比谷会場では、10カウントと庵野総監督が『新劇場版』シリーズを再構成した映像「PLAYBACK」に続いて冒頭を上映。 真希波・マリ・イラストリアスの口ずさむ歌と共に、フランス・パリのエッフェル塔のカットから映像がスタートした。 エッフェル塔が破壊される、まるでクライマックスのような怒涛の映像に、上映後の会場は大きな拍手に包まれた。 昨年7月に公開された特報も、この映像の一部だった模様。 シンジ、式波・アスカ・ラングレー、アヤナミレイ(仮称)は登場していない。 パリの復元の目的が、エヴァ2号機と8号機のパーツ回収にあったことが示唆され、マリの「待ってろよ、ワンコくん」とつぶやくカットで映像は幕を閉じた。 今回の映像はまさに本編前のアヴァン(冒頭)タイトルといったところだろう。 「0706 版」と銘打たれており、本編ではさらにアップデートされた映像となるのか。 [PR] この日の会場では、庵野総監督が、フランス・パリの JAPAN EXPO に寄せたビデオメッセージも公開。 「パリは大好きな街。 空も川の流れの様子も好きで、できればエヴァの舞台にしたいとずっと思っていた。 パリを舞台にエヴァ描けるのは本当に感無量です。 特にエッフェル塔が大好きで。 今回、きちんとしたエッフェル塔を出せてよかった」と喜びを語っていた。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の魅力を、現在のデジタル映像技術を駆使してアップデートする『新劇場版』シリーズ4部作の完結編となる。 (編集部・入倉功一).

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「シン・エヴァンゲリオン劇場版」冒頭10分40秒の先行公開が決定

シンエヴァンゲリオン 冒頭

この記事にはに関する記述があります。 記述内容は映画の公開によって変更されることがあります。 ( 2018年7月) 本来の表記は「 シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」です。 この記事に付けられた題名はまたはにより不正確なものとなっています。 シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 EVANGELION:3. 0 Thrice Upon A Time)は、に公開予定のの。 『』全4部作の第4作目にあたる。 略称は「 シン・エヴァ」。 タイトルの『𝄇』の部分は、()におけると同じ形で、シリーズ共通の「:」を除くと楽譜の終止線の形となるが、現時点ではこれが何を意味するものか明らかにはされておらず、広報などでもこの部分は発音されていない。 概要 [ ] 大災害「」後の世界を舞台に、人型兵器「」のパイロットとなった少年少女たちと、に襲来する謎の敵「」との戦いを描いたテレビアニメ『』(1995年 - 1996年)を、新たな設定とストーリーで「リビルド」(再構築)したものが『』(新エヴァ)シリーズである。 本作は2007年公開の『』、2009年公開の『』、2012年公開の『』に続く第4作目にあたるが、さまざまな事象によって当初の予定から何度も公開時期が延期されており、現時点では約8年ぶりに公開される作品となる予定である(これまでの制作にまつわる事象については、後述する「経緯」を参照)。 これまでのシリーズで製作を担当していたは、2016年2月1日付けでと統合してに組織変更したため、これまでのシリーズを除いて本作のみ関わっていない。 なお、英字ロゴは総監督を務めるの手書きによるものである。 経緯 [ ] 2006年• 9月9日発売の『』2006年10月号にて、『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGELION(仮題)』の制作が発表された。 この時点では後編()および完結編(本作)は2008年初夏の公開、同時上映で各45分とされた。 2007年• 2月17日、後編と完結編が「公開日未定」と改められた。 4月11日、前編・中編・後編とともに完結編のタイトルが『 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:? 』と発表された。 9月1日、第1作『』が公開。 2009年• 6月27日、第2作『』が公開。 後編『Q』と同時上映される予定の完結編『? 』への言及はされなかった。 2012年• 1月1日、完結編『? 』が2013年公開と発表された。 11月17日、『』が公開。 次回予告にてタイトルが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:? 』から『 シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』に変更され、公開時期も未定になった。 2014年• 9月5日、『』にて『Q TV版』 3. 03' が放映。 本編終了後には「 NEXT EVANGELION:3. 0」と表記され、公式ページの英題が「FINAL」から「3. 0」に変更された。 2015年• 4月1日、株式会社公式サイトほかにて、「『シン・エヴァンゲリオン劇場版』及び新作映画(後に題名を『』と発表)に関する庵野秀明のコメント」 と題し、『シン・エヴァ』の制作状況が庵野の記名で簡単に述べられた。 2016年• 7月19日、 『シン・ゴジラ』の完成報告会見に庵野が出席。 『シン・エヴァ』の遅れを謝罪した (この時点でも公開時期は公表されず)。 9月15日、『シン・ゴジラ』の発声可能上映会に庵野が出席。 観客席から質問された『シン・エヴァ』の制作状況について、「頑張ります。 ていうか、もう頑張ってます」と返答した。 2017年• 4月5日、カラー公式Twitterにて打ち合わせが開始されたことが掲載される。 7月29日、エヴァ公式サイトTOPほかにて、「 続、そして終。 非、そして反。 シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 鋭意制作中」との説明とともに が描いたイメージボードイラストが掲載された。 2018年• 7月20日 - 8月31日、映画館の上映前の予告映像として事前告知なしで特報が公開。 庵野の長年の夢であったという との2社に加えて カラーによる3社共同配給で、「2020年公開」と発表された。 7月26日、劇場公開特報をインターネット上にて公開。 また、特報の盗撮映像をインターネット上で公開する行為に対して厳しく対処していく方針を発表した。 7月29日、2018夏のブース内に「特設 エヴァンゲリオンブース」が開設され 、各種展示物と共に特報が上映された。 10月19日、役の公式Twitterにて収録についての事前打ち合わせを行ったことが掲載される。 2019年• 1月31日、公式Twitterにて打ち入り を行ったことが掲載される。 3月20日、アフレコの開始が台本の画像と共に公式Twitterにて公開され、反響を呼んだことが報じられる。 7月1日、過去作では公式が配布していたフリーペーパー「EVA-EXTRA」がスマートフォン向けアプリとしてリリース。 7月6日、「 0706作戦」 と称されたイベントにて、「 シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」( EVANGELION: 3. その後、がモチーフとなった最新のイメージビジュアルが公開された。 7月19日、劇場にて特報2が解禁され、公開時期が2020年6月であることが発表された。 8月9日、特報2. 8月28日、「シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版」の劇伴曲4曲を収録した「『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版』使用劇伴音楽(BGM)集」のハイレゾ音源が配信。 9月12日、「エヴァ愛No. 1選手権〜わたしとエヴァンゲリオン〜」が開始。 ファン歴を記載した履歴書と400字詰原稿用紙2枚以内に直筆でエヴァ愛をつづった作文で応募し、優勝者には公開に先駆けて鑑賞できる権利『シン・エヴァンゲリオン劇場版を一般公開日前に「なる早で鑑賞できる権」』が授与される。 11月22日、『』とのコラボアートやコラボ映像第1弾がにて公開。 12月27日にはコラボ映像第弐弾が同映画の上映劇場にて公開予定。 12月25日、アプリ「EVA-EXTRA」内に「AR機能」が追加され、販売中のメッセージ枠を購入して投稿することにより、跡地の工事現場の仮囲いに描かれたアートを伝言板として見られる「シン・エヴァンゲリオン劇場伝言板 AR出現計画」が開始。 12月27日、公開時期が2020年6月27日であることが発表された。 同日14時からグッズ付きの予約を開始した。 2020年• 2月25日、役の公式Twitterにて本編の収録がほとんど終了したことが掲載される。 4月17日、の影響により公開延期が発表された。 また、同時にスタッフの情報と「 さらば、全てのエヴァンゲリオン。 」とのキャッチコピー が記載された最新のイメージビジュアル が公開され、英語サブタイトルが「 Thrice Upon A Time」 であることが公表された。 未定 - 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』 3. 0 が公開予定。 スタッフ [ ]• 総監督・企画・原作・脚本:• 監督:、• 副監督:、• 総作画監督:• 作画監督:、、、、• デザインワークス:、、、、、• エグゼクティブ・プロデューサー:• コンセプトアートディレクター:• CGIアートディレクター:• CGI監督:• 3Dアニメーションディレクター:• 3Dモデリングディレクター:• 3Dテクニカルディレクター:• 3Dルックデヴディレクター:• 2DCGディレクター:• 動画検査:• 色彩設計:(Wish)• 美術監督:(でほぎゃらりー)• 撮影監督:(T2studio)• 特技監督:• 編集:• 音楽:• 音響効果:• 録音:• 台詞演出:(サウンドチーム・ドンファン)• 総監督助手:• 制作統括プロデューサー:• アニメーションプロデューサー:• 設定制作:• プリヴィズ統括制作:• 制作:• 配給:東宝、東映、• 作中でリツコが「16年ぶりのパリ」と発言しているが、いつから16年後かは不明。 アバンタイトル1(冒頭10分) [ ] 赤く荒廃した市街地に、上空のWILLEの旗艦AAA ヴンダーから「パリカチコミ艦隊」とマリの乗るEVA8号機、そしてリツコとマヤが率いる作業員たちが降下し、「ユーロNERV第1号封印柱」の復元作業を始める。 そこにNERVの航空特化型「EVA 44A」の軍団や、陽電子砲装備陸戦型「EVA 4444C」、そしてそのための電力供給特化型「EVA 44B」の軍団が襲来するが、EVA8号機によってすべて撃破される。 復元作業を終えたパリ市街地は元の美しい姿を取り戻し、WILLEは旧ユーロNERVの設備やEVAの修理パーツを手中に収めることができた。 (以降の本編は2020年公開) 商品・タイアップなど [ ] BD・DVD [ ] サウンドトラック [ ] 前売券 [ ] コラボレーション [ ]• 2019年12月27日から庵野秀明総監督サイン入り「ヴィレの青いバンダナ」付『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ムビチケカード予約が開始された。 CD 「EVANGELION FINALLY」 ムビチケカード付き数量限定・期間限定盤が2020年5月27日発売予定であったが、新型コロナの影響でCD作成の延期、映画公開の延期となった。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 英語版では「After that, and THE END. NOT and ANTI. EVANGELION:3. 0 in production by studio khara」と表記された。 庵野と配給会社の関係は、東宝が『シン・ゴジラ』以来で『エヴァ』の配給は初めてとなり、東映が『』以来23年ぶりの配給となる。 この場合の「打ち入り」は、作品の製作開始を記念して行う催しを意味する。 「『エヴァ』は知っているが、観たことがないという若い世代にも、観てもらいたい」という制作サイドの思いから子供の視聴が意識され、『特報2』の最後では「西暦2020年6月公開」と表示されていたテロップが『特報2. 5』では「来年 6月公開 お楽しみに!」と柔らかい表現になり、ルビが振られている。 英語版では「Bye-bye, all of EVANGELION. 」と表記された。 「市街地を走る単線線路の向こう側の踏切に人が佇む」という構図であるが、線路の分岐や踏切の表示から、庵野の出身地であるのJR構内から上り方面(側)を向いた構図とほぼ一致しているとネット上や宇部市関係者の間で言及されている。 の長編SF小説『 ()』の原題と同名。 出典 [ ]• エヴァンゲリオン公式サイト 2020年4月17日. 2020年4月17日閲覧。 電撃オンライン KADOKAWA Game Linkage. 2020年4月22日. 2020年4月24日閲覧。 新作映画に関する庵野秀明のコメント 株式会社カラー。 なお、『ゴジラ』新作映画の詳細については『』の記事を参照。 シネマトゥデイ 2016年7月19日• シネマトゥデイ 2016年9月16日• ツイート. より 2018年7月21日閲覧。 ねとらぼ 2017年7月29日• ねとらぼ 2018年7月20日• ツイート. より 2018年7月21日閲覧。 ねとらぼ 2018年7月20日• エヴァンゲリオン公式サイト 2018年7月20日• エヴァンゲリオン公式サイト 2018年7月26日• 株式会社カラー公式サイト 2018年7月26日• エヴァインフォ公式サイト 2018年7月29日• ツイート. より 2020年4月17日閲覧。 ツイート. より 2018年11月2日閲覧。 ツイート. より 2019年6月24日閲覧。 ガジェット通信. 2019年3月20日. 2020年4月17日閲覧。 エヴァ・インフォメーション 2019年6月21日. 2019年6月21日閲覧。 コミックナタリー 2019年6月21日. 2019年6月21日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年7月1日. 2019年7月1日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年7月11日. 2020年4月17日閲覧。 エヴァ・インフォメーション 2019年7月1日. 2019年7月6日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年7月6日. 2019年7月6日閲覧。 電撃オンライン KADOKAWA. 2019年7月8日. 2019年7月8日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年7月19日. 2019年7月19日閲覧。 ファミ通. com 2019年7月19日. 2019年7月19日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年8月9日. 2019年8月10日閲覧。 コミックナタリー 2019年8月9日. 2019年8月10日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年8月28日. 2019年9月16日閲覧。 音楽ナタリー 2019年8月28日. 2019年9月16日閲覧。 エヴァ・インフォメーション 2019年9月13日. 2019年9月16日閲覧。 映画ナタリー 2019年9月13日. 2019年9月16日閲覧。 KAI-YOU カイユウ. 2019年11月22日. 2019年12月26日閲覧。 KAI-YOU カイユウ. 2019年12月23日. 2019年12月26日閲覧。 エヴァ・インフォメーション 2019年12月20日. 2019年12月29日閲覧。 エヴァンゲリオン公式サイト 2019年12月25日. 2019年12月29日閲覧。 映画ナタリー 2019年12月25日. 2019年12月29日閲覧。 映画ナタリー ナターシャ. 2019年12月27日. 2020年4月17日閲覧。 エヴァ・インフォメーション 2019年12月27日. 2019年12月29日閲覧。 ITmedia NEWS 2019年12月25日. 2019年12月29日閲覧。 ツイート. より 2020年3月17日閲覧。 2020年5月11日. 2020年5月19日閲覧。 シネマトゥデイ 株式会社シネマトゥデイ. 2020年4月17日. 2020年4月17日閲覧。 コミックナタリー ナターシャ. 2020年4月17日. 2020年4月18日閲覧。 外部リンク [ ]•

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』冒頭映像が公開!パリで怒涛のアクション展開

シンエヴァンゲリオン 冒頭

7月6日、アニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の冒頭10分40秒の映像を上映するイベント。 2020年公開予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2007年の新劇場版『序』の公開から数えて14年目の完結作とうたわれており、現在も鋭意制作中の作品の冒頭部分の公開にファンは沸き立った。 今回の記事ではレビューや評価というよりは、約10分の映像から順を追ってできる限りの情報を拾い、解析していきたい。 固有名詞や設定は公式未発表のものが大多数なので、正式版と異なる可能性も大きいことをお断りしておく。 映像については期間限定で公開されているなどを参照していただければありがたい。 まずは東宝に続いて東映、カラーのロゴ。 今回『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の配給は東宝、東映、カラーの3社となった(『序』と『破』はクロックワークスとカラーの、『Q』はティ・ジョイとカラーの共同配給)。 国内映画配給の大手2社が手を組み、東宝と東映のロゴが並ぶのは、観客には直接関係ない興行上の話題だが、やはりサプライズだ。 『序』の頃は配給・宣伝も小規模だったが、作品を重ねるごとに映画興行としての存在感を示し、東宝や東映と手を組むコンテンツにまでステージを上げてきたことがわかる(「製作」は本作もカラーのみ)。 冒頭はマリの歌から。 『破』では「三百六十五歩のマーチ」、『Q』では「ひとりじゃないの」が同様に冒頭で使われ、昭和歌謡を口ずさむマリからつかみのアクションという流れは3作連続でおなじみとなった。 今回の選曲は水前寺清子の「真実一路のマーチ」と佐良直美の「世界は二人のために」の2曲。 前者は危機にもポジティブに立ち向かうマリの気分を示すものとして、後者は結婚式でも歌われる美しい曲だが、曲名も歌詞も深読みすると途端に不穏さが漂う。 主人公の運命が世界の運命に深く関わる物語を指す「セカイ系」のはしりと言われる『エヴァ』だけに「二人のために世界はあるの」という歌詞は何を暗示するのだろうか? 映像を見ていくと、東京タワーのように赤く染まったエッフェル塔から、赤いパリ市街、赤い凱旋門へと移り、凱旋門のかたわらに巨大な黒い円柱が突き刺さっている。 戦艦の船底に4枚ずつ装備されている盾状のものは『序』のヤシマ作戦で零号機が使用した「ESVシールド」に近い形で、真横から見るとシールド部分が波のように見えるのも面白い。 テレビシリーズや新劇場版、『シン・ゴジラ』でも実在する重機やメカが魅力的な脇役として登場していたが、本作でもそれは踏襲されている。 DSRVから柱の頭頂部に降り立ったのはグリーンのプラグスーツ(と同じものかは不明)に身を包んだリツコ。 ヘルメットも装着しており大気成分も通常とは異なるらしい。 720秒という作戦時間もアナウンスされて、『エヴァ』には欠かせないタイムサスペンスへとなだれ込んでいく リツコが言う「L結界密度」は『Q』にも登場した用語で「L結界」の詳細は不明だが人類(リリン)を拒む赤い大地の特異性を示すもののようだ。 それを無効化するものとして「アンチLシステム」という用語も登場する。 リツコからはこのミッションが「ユーロネルフ第一号封印柱復元オペ」であると語られ、720秒という作戦時間もアナウンスされて、ここから『エヴァ』には欠かせないタイムサスペンスへとなだれ込んでいく。 ヴィレの整備長を務めるマヤと『Q』から登場したオペレーターの北上ミドリ、ほか3人の若手男性オペレーターが堅牢で知られるTOUGHBOOKに似たパソコンを広げ、小気味よくキーを叩いて復元オペを進めていく。 作戦のメインがエヴァパイロットではなくオペレーターたちであり、直接の敵は制限時間という状況は新劇場版には盛り込まれなかったテレビシリーズ第拾参話「使徒、侵入」にもあったシチュエーションだ。 ここでは明確には描写されていないが、さらに高空を飛ぶヴィレの母艦「AAA ヴンダー」(本作版の正式名称は不明)から吊り下げられて、バンジージャンプのロープが伸びた状態、またはマリオネットのように空中展開されていることがうかがえる(『Q』でも同様の描写はあった)。 このあとマリが「長良(ながら)っち、操演よろぴく」と言うように、もともと特撮には、テグスやピアノ線で飛行機のミニチュアなどを吊って飛行しているように見せる技術「操演」があり、完成映像で糸は見えてはいけないものだが、デジタル修正もない時代の特撮映像では時々それが見えてしまう、というのが「特撮あるある」だ。 ここではそれを逆手にとって、飛行シーンで糸をわざわざ描く必要がないアニメに操演的なギミックを追加し、あえて特撮らしいユニークな見せ方をしている。 「長良っち」は映像では姿を見せていないが、上空のヴンダーにいるオペレーター「長良スミレ」だろう。 ヴィレの復元オペを阻止すべく「エヴァ44A(フォーツーエー)航空特化タイプ」の大編隊が単縦陣を組んで飛来。 第4の使徒を背中合わせにしたような頭部からはロンギヌスの槍状のものが突き出し、ボディはクワッドローター(4枚翼ドローン)のような、キメラ的な異形となっている。 『Q』でも「EVANGELION Mark. 04」として「コード4A」「コード4B」「コード4C」という敵が登場したが、4という数字は同系統を示すのかもしれない。 慣らし運転中にマリが言う「ヨー、ロール、ピッチ」は航空機などの回転を3つの軸に分けて示したもので、ヨーは上下方向が軸の左右回転、ロールは前後方向が軸の時計&反時計回転、ピッチは左右方向が軸の前転&後転回転のこと。 フィールドを貫き撃墜していく。 一方で封印柱での復元オペは制限時間が半分を切り、時間が足りないと弱音を吐く若い男性オペレーターたちをマヤが叱咤する。 『Q』にも似たシーンがあり、マヤは2作連続で「若い男」に苛立つ面が強調されている。 最終的にはエヴァ44Aをまとめて蹴り飛ばして一蹴する。 ここでもマリが「使徒もどき」と言い放つように、敵が使徒ではないことがあらためてわかる。 撃退したエヴァ44Aの群れは囮にすぎないことに気づくマリ。 出現した地上部隊はオペレーターのミドリ曰く「ボスキャラ」で、さらにリツコ曰く「エヴァの軍事転用を禁じたバチカン条約違反の代物」。 4機のエヴァ(?)が騎馬戦か神輿のように組み合わさった「陽電子砲装備の陸戦用4444C(フォーフォーシー)」を中心に、そのお付きとして胴体と足のみのエヴァ(?)を並べた「電力供給特化型44B(フォーツービー)」が左右にズラリと出現。 イメージソースは『風の谷のナウシカ』の巨神兵よりは『新造人間キャシャーン』のアンドロ軍団が近いだろうか。 4444Cは4機のエヴァ、44B(と先ほどの44A)は2機のエヴァを組み合わせた形なので「4」の数は構成するエヴァの数を示すようだ。 以前ようなネルフ対使徒の構図ではなく、『Q』からヴィレ対ネルフの戦いが続いている さらに続くリツコの「冬月副司令に試されているわね」というセリフから、以前ようなネルフ対使徒の構図ではなく、『Q』からヴィレ対ネルフの戦いが続いていることがわかる。 冬月と言えば、今回の冒頭は『ふしぎの海のナディア』のクライマックス、パリ上空決戦のセルフオマージュという文脈はよく語られるが、『ナディア』で敵首領ガーゴイルの声を演じていたのは冬月役の清川元夢。 さらに冒頭では登場しなかったが、『Q』と同様ヴンダーに「高雄コウジ」が乗っていれば、声は大塚明夫(『ふしぎの海のナディア』のネモ船長)であり、ビジュアル以外にも様々な部分でパリ上空決戦の再演が行われているのがわかる。 このあと真っ二つに破壊されるエッフェル塔は『ナディア』でも折れこそしなかったが大破したので、やはり作り手にとっては壊しがいのある建造物らしい。 居並ぶ44Bはエネルギーチャージを開始。 4444Cから放たれる陽電子砲に耐えるべく、リツコはシールドを装備した8隻の戦艦を「米」の字のようにして束ねた「地対地防御シフト」を敷き、『序』のヤシマ作戦を敵味方逆転させた攻防戦となる。 ほどなく4444Cの陽電子砲が放たれ、吹き飛ばされた戦艦が直撃して、エッフェル塔は第一展望台と第二展望台の真ん中あたりから真っ二つに。 第1射は防いだものの、予想以上の速さで第2射の充電と発射体制に移行する4444C。 マリの要請を受けたヴンダーの長良は陽動として地上に落下した戦艦の一隻を引き上げ4444Cに向けて投擲。 フィールドを貫いてエッフェル塔の先端を陽電子砲にねじり込むことに成功する。 一連の元ネタはやはり『宇宙戦艦ヤマト』でガミラスが波動砲封じとして使った「ドリルミサイル」だろう。 ここでも敵味方を逆転させるアレンジが効いている。 残り時間の「11. 03」秒は11月3日の公開を指すのではと予測する人もいるが、逆に読めば「3. 凱旋門を中心に半径数キロに渡ってパリ旧市街地区が元の鮮やかな姿を取り戻し、凍結されていたユーロネルフのシステムが再起動することで武装要塞都市が出現していく。 残り時間の「11. 03」秒は11月3日の公開を指すのではと予測する人もいるが、逆に読めば「3. 11」は『Q』の展開にも影響を与えたとされる東日本大震災の日付でもあり、どういう思惑があっての数字なのかは考察しがいのある部分だ。 大気が通常に戻ったことを示すように、ヘルメットのバイザーを上げたリツコが「かちこみ」の完了をミサトに報告。 上空からヴンダーが降下し、ユーロネルフが残したエヴァの予備パーツや武器弾薬の補給に取り掛かる。 テレビシリーズで登場した「ジェットアローン」の2号機的なものが本作で登場するのか、このシーンだけのサービスかはわからないが、想像を刺激してくれるサプライズだ。 「どこにいても必ず迎えに行くから待ってなよ、ワンコ君」というマリのセリフでひとまず幕となる。 『Q』のラストでアスカ、レイともに赤い大地に置き去りになったシンジはどうなるのか、ヴィレとネルフの戦いに決着がつくのか、予告で触れられた「ファイナルインパクト」は描かれるのか、ひとまずは2020年の公開を待つとしたい。 かなりストレートな『Q』の続編だったのは逆に意外かもしれない。 全体を通して見ると、2012年に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で『破』のあと『Q』の冒頭約6分が放送された時と同様、幕開けのアクションシーンがいち早く公開された形だ。 大きなストーリー上の進展はないので、このあとを想像するヒントも少ないが、パリという実在の場所を舞台が描かれた点は興味深い。 とくに新劇場版では第3新東京市の外側の世界がどうなっているかは(北極や月などの例外を除いて)テレビシリーズ以上に注意深く伏せられていただけに、パリ以外の場所も登場するのかは気になる。 また世界の状況や時間も『Q』のラストからさほど変化していないようで、かなりストレートな『Q』の続編だったのは逆に意外かもしれない。 長年待っていたファンと作り手の両方が納得できる幕引きとはどんなものか? 『破』から『Q』にかけて大きく変化したことを踏まえると、シリーズと長年付き合いよく訓練されたファンにとっては『シン・エヴァンゲリオン劇場版』がまったく違う世界観だったり、あるいは突然実写パートから始まってもおかしくない、というぐらい幅のある妄想はしていたわけで、そうした変化球に比べるときっちり物語を畳みにかかっている印象を受ける。 もしそうならすでに世界が崩壊した後の物語をどこまで畳めるのか。 世界は冒頭のパリのように「復元」できるものなのか。 テレビシリーズと旧劇場版では外側の世界は維持されず、シンジの内面の救済という方向に流れたわけだが、今回の新劇場版がもう「サブカルチャー」という呼ばれ方には収まらない、幅広い年齢層や全世界から注目されている状況を考えると、旧劇場版のようにグロテスクかつ露悪的な、ひりつく青臭い展開はやはり難しいのではないか。 そもそも同じ結末を目指すなら、わざわざ新劇場版をやってきた意味もなくなってしまうだろう。 だとすれば長年待っていたファンと作り手の両方が納得できる幕引きとはどんなものか? 個人的に気にかかっているのは「使徒」や「父親」や「他者」といったシンジを取り巻く不安が以前ほど強烈なプレッシャーを放っていないように見えることだ。 周囲の女性たちも冷たい面を見せはするが「死んでも嫌」、「気持ち悪い」という拒絶ではない。 時代の移り変わりや作り手の気持ちの変化もあるかもしれない。 そうした状況で何が「敵」や「危機」となって現れ、少年がそれをどう乗り越えれば終われるのか。 そこが盛り込まれなければ、映像的には派手なアクションになるかもしれないが、流れでなんとなく出てきた障害を排除してとりあえずの結論で時間切れ、となるかもしれないわけで(それはそれで名作になるかもしれないが)、物語がどう畳まれるかへの興味は尽きない。 庵野秀明総監督は『序』のスタートにあたり所信表明文のなかで、 「エヴァ」はくり返しの物語です。 主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。 僅かでも前に進もうとする、意思の話です。 曖昧な孤独に耐え他者に触れるのが怖くても一緒にいたいと思う、覚悟の話です。 とつづった。 テレビシリーズの頃から庵野秀明総監督=シンジという見方がされ、作り手もそれを否定することはなかったが、『Q』のラストから続くシンジと、(前ほど孤独でないように見える)いまの庵野秀明総監督に共通する心情があるとすれば「自分で始めたことにケリをつける」ではないか。 拍子抜けするほどありきたりな結論だが、どんな物語になってもそこは実現してほしいし、それを目指して作られていることを、いち観客としても信じていまは待ちたい。

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