万引き家族 家系図。 【万引き家族の結末】ラストで子供はどうなった?解釈や名前に隠された意味は?

『万引き家族』は、なぜカンヌ最高賞を受賞したのか? 誇り高い“内部告発”を見逃してはならない|Real Sound|リアルサウンド 映画部

万引き家族 家系図

東京の片隅で万引きをする父と幼い息子。 彼らは1人の少女を救い出し、家族に迎え入れる。 パルムドールを受賞した是枝裕和監督 この映画が注目を集めたことで、どうやらネット上の一部では「日本の恥を世界に晒している」などという揶揄があがったらしいが、そのような恥さらしな発言に目を向けるのは時間の無駄だ。 工事現場で日雇いで働く父、クリーニング店で働く母、JK見学店でアルバイトをする母の妹、月6万円ほどの年金を受給する祖母。 そしてどこか様々な感覚が麻痺してしまったかのようでありながら、時に無邪気な表情を見せる少年と、本当の両親からネグレクトされた少女。 2004年に同じくカンヌを沸かせた是枝作品『誰も知らない』では母親から育児放棄された幼い兄弟たちが、孤独な少女と出会い、子供たちだけで生きていく様が描かれた。 それを凝縮し、救済を求めた彼らが崩壊していくあまりにも残酷なプロットに、日本中の誰一人として見て見ぬ振りはできなくなってしまうはずだろう。 これまでの是枝作品と照らし合わせてみれば、いかにこの作品が彼の集大成的な作品かがよくわかる。 前述した『誰も知らない』のスタンスを本作で背負うのは2人の子供たち。 そして過去を背負って生きる大人たちには『DISTANCE』などの典型的な是枝作品のエッセンスが合わさり、その他大勢の性の対象から唯一無二の安らぎに出会う松岡茉優には『空気人形』が重なる。 そこに複雑な家庭事情と作品の死生観を担う役割を、これまでの作品同様に樹木希林が担うというわけだ。 さて、改めてこの映画がなぜカンヌの最高賞を受賞することができたのか。 会期中に発表される現地媒体のジャーナリストの星取りからは、何かしら受賞する可能性が高いことは察していたが、まさか最高賞になるとは予想だにしなかった。 前パラグラフで述べたような集大成的なスタイルを繰り出した是枝裕和に監督賞が贈られるか、もしくは『ボルベール <帰郷>』のように女性キャスト全員に女優賞が与えられるのではと思っていた。 第71回カンヌ国際映画祭授賞式の様子 しかも、前述したような各国社会の縮図的要素を備えた作品は、コンペティション部門には数多あった。 『人生タクシー』と『チャドルと生きる』で、すでに三大映画祭の他の2つを勝ち取っているジャファル・パナヒの『3 Faces(英題)』であったり、審査員賞を受賞したナディーン・ラバキーの『Capernaum(英題)』であったり。 その中でもケイト・ブランシェットを筆頭にした審査員団の心を動かすだけの筋書きや演者の魅力、是枝裕和という作家のこれまでの実績、それらの要素が掛け合ったと考えるのが最も自然な考察だろう。 パルムドールを3年前に受賞した『ディーパンの闘い』はスリランカの内戦と、フランスの移民問題を描き出した。 そして、一昨年の『わたしは、ダニエル・ブレイク』ではイギリスの地方都市の貧困。 映画は時に、世界中に向けてそれぞれの国が抱える現実を発信する役割を果たす。 そしてそれが、世界中が注目する映画祭で最高賞を獲ればなおさら、世界にその実情が知れ渡るということだ。

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『万引き家族』は、なぜカンヌ最高賞を受賞したのか? 誇り高い“内部告発”を見逃してはならない|Real Sound|リアルサウンド 映画部

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2018年の6月8日に映画「万引き家族」が公開されましたね! この万引き家族はカンヌ国際映画祭にてパルムドームを受賞した映画です! どんな映画か気になる方もいらっしゃると思いますので、家族構成やシーンの意味、または伏線などを解説していきます。 カンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞した映画だけあってなかなか奥の深いものとなっています。 また「万引き」がタイトルに入っているのでそれだけで批判もあるような賛否両論ある映画にはなっています。 最後には個人的な感想なども交えたいと思います。 読まれる方はご注意ください。 スポンサードリンク 万引き家族》意味や伏線・家族構成の解説! 万引き家族がどんな映画なのか軽く解説いたします。 監督:是枝裕和監督 是枝裕和監督作品:「誰も知らない」「そして父になる」 ジャンル:人間ドラマ あらすじ 治(リリー・フランキー)と息子の祥太は万引きが日常でした。 いつもの万引きを終えて帰宅途中にじゅり(佐々木みゆ)を見つけて家へ連れて帰ります。 知らない子供を連れて帰った夫に戸惑う妻・信代(安藤サクラ)だが、虐待を受けていた痕跡をみて、家で面倒を見ることに。 信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活している。 しかしこの一家はみな犯罪を通じて繋がり合っている。 といった感じです。 「万引き家族」一家の構成 「万引き家族」に出てくる一家ちょっと複雑です。 なのでどういう構成なのかちょっとまとめてみました。 ちょっと分かりづらいかもしれません。 またもしかすると違っているかもしれませんがご了承ください。 治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)は息子の祥太がいます。 そして娘同然に世話をしていくじゅりがいます。 一緒に住んでいる祖父母の初枝(樹木希林)と信代の妹の亜紀(松岡茉優)です。 普通の一家に見えますがこの一家の繋がりはこんな繋がりがあります。 なんとも言えません。 スポンサードリンク 祥太とじゅりは結局犯罪絡みで繋がっています。 そして治と信代は過去に信代の元旦那をあやめ、埋めています。 初枝をものすごく大好きなおばあちゃんと呼んでいつもくっついていた亜紀 映画後半になって元旦那の息子か娘の家族からお金をもらうために仲良くしていた?と亜紀は思うようになります。 複雑に絡み合った一家 しかしどこの家庭とも変わらない愛のあふれる描写がものすごくリアリティあふれる演出で描かれています。 愛があれば血縁関係や繋がりのきっかけは関係ないと主張しているようです。 しかしながら、家の中はどこか暗さを感じる演出もあり、闇を抱えている雰囲気がなんとも言えません。 様々なシーンで出てくる伏線 「万引き家族」を鑑賞して気づいた伏線をいくつかまとめておきます。 物語をちょっと視点を変えて楽しむ程度のレベルです。 「偽物だよ」と言っており、クリーニング屋でくすねていたのはネクタイピンであったとわかる。 ・初枝は年金と慰謝料が収入だ、みたいな事を発言し信代が「慰謝料?」と聞いている。 これを慰謝料と信代は捉えていたのだろう。 ・亜紀が治に「ねえ、いつしてんの?」と問いかけ、治は「俺らは心で繋がってるんだ。 万引き家族》結末のネタバレや感想まで この映画の結末です。 犯罪で繋がっていた一家が祥太の万引きがバレることによって次々にバラバラになっていきます。 そして知ることのなかった事実をみんなが知っていきます。 愛で繋がっていた部分も離れていきます。 感想ですが・・・・ 映画の雰囲気的にはキャストの素晴らしさをとてつもなく感じることができました。 樹木希林さん、リリー・フランキーさん、松岡茉優さん、安藤サクラさんの演技は最強です。 リアリティがすごく、まるで本当に存在する世界観でした。 個人的には松岡茉優さんの水着や制服姿にやられましたがww 人間の奥底に潜む恐怖や愛情を表した映画であると感じました。 さいごに 今回は 「万引き家族」の一家の構図や解説、伏線や感想についてでした。 賛否両論ある映画はとても考えさせられるので良い経験になります。 今までとは違う新たな視点を持てるようになり、今後の人生に行かせていけるような気がします。 また目黒で起きた少女虐殺事件が映画公開とほぼ同時に起きて繋がっているということも・・・.

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【ネタバレあり】『万引き家族』解説:登場人物の名前に隠された意味とは?

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一体こどもたちの結末はどうなってしまったのでしょうか? 【柴田亜紀(松岡茉優)】の場合 亜紀は、樹木希林扮するおばあちゃんこと柴田初枝が 自分を孫として可愛がってくれていたのは 両親からお金をせびるためだったと警察から聞かされます。 その後亜紀の出演するラストのシーンで みんなで住んでいたぼろ家に1人戻り、 彼女の出演シーンは扉を明けるシーンで幕を閉じます。 警察から、信じていた初枝のやっていたことを聞かされ、 動揺していた亜紀。 しかし、 亜紀は初枝と自分は心の奥底で本当の絆で 結ばれていることをわかっていたと思います。 その心の整理がついた時に、もう1度、あの家に 恋しく思い戻ってきたのではないでしょうか。 実の家では、食べ物や寒さに苦労することもないでしょうが、 自分の家出を黙認して妹だけを可愛がっていた実の家族の元に戻っても 亜紀の心は満たされないままだったと思います。 万引き家族の家に戻ってきた亜紀の表情はどこか、 悲壮感もなく、何かを越えたように見えました。 亜紀はこれから人生を自由に選択する権利を得たように感じます。 【柴田祥太(城桧吏)】の場合 治(リリーフランキー)との最後のシーンを迎える祥太。 治の裏切りをわかりながらも、 やはり亜紀同様、 万引き家族との間にあった絆が本物だったと わかっていたように思います。 彼もまた、バスの中で治と決別し これから自分の人生を切り開いていく覚悟を 決めたように思います。 安藤サクラこと柴田信代が、面会に来た祥太に彼を 【拾った】とされるパチンコ屋の場所と車のナンバープレートの 住所を告げますが、 祥太はいつか本当の両親を探しにいくのでしょうか。 個人的な予想ですが、祥太は パチンコをしている両親に 車内に置き去りにされていた子供だったのではないでしょうか? 是枝監督の提議する 日本の抱える問題をそこかしこに感じます。 【ゆり(佐々木みゆ)】の場合 映画を見ている方の中で1番気になったのはこの ゆり(りん)の 結末ではないでしょうか? ゆりは、 虐待をしていた両親の元に返されます。 警察もすぐに捜索願いを出さなかった ゆりの両親をいぶかしみながらも、 そのように処置したのではないでしょうか。 ゆりと母親とのやりとりは また虐待が続きそうな不穏な空気、そして ゆりが万引き家族とともに過ごした際に教えてもらった 数え歌を歌いながら閉塞された団地から外を見つめるシーンで 物語は幕を閉じます。 これは一体何を意味するのでしょうか? りんはどうなるのでしょうか? 個人的な解釈ですが、 亜紀や、祥太はまだ自身の意思を伝えることが出来る年齢ですが、 りんは、幼すぎてはまだ自分がどんな処遇にあっているかもわかっていない。 故に、悲しいながらも その運命から未だ1人だけ抜ける事の出来ないことを 予兆しているのではないでしょうか。 本当に悲しいことですが、これは政府や、大人の都合により 幼い子供たちが1番犠牲になっていることを揶揄する是枝監督の メッセージと思います。 それは、遠い貧しい国の話ではなく、この発展した国に 実際に今起こっていることだということ。 しかし、幼いゆりの記憶には万引き家族とともに過ごした日々が 刻まれていることと思います。 【万引き家族】名前に隠された意味とは? 治(リリーフランキー)の本名は 榎勝太(えのきしょうた)という名前です。 彼がなぜ「治」という偽名は実は、 樹木希林演じる初枝の息子の名前なんです。 つまり彼が「治」という偽名を名乗って 初枝と一緒に暮らしているというのは、 初枝の息子の代わりであるという意思表示、または 擬似家族としてやっていくための設定だったと感じられます。 安藤サクラ演じる「母親」である「信代」ですが、 彼女の本名は 田辺由布子という名前だそうです。 彼女がこの名前を名乗っているのは、「治」と同じ理由です。 というのも「信代」という名前は元々初枝の 息子の奥さんの名前だったそうです。 城桧吏が演じる「息子」である「祥太」ですが、 治であ「父親」の本名である榎勝太(えのきしょうた)の 漢字違いだそうです。 治は 責任転嫁しがちで、なんとも言えないダメ人間ですが、 飄々としていてどこか憎めないキャラクターである… そんな彼はいつも 家族に憧れていたんですね。 拾ってきた少年の祥太と名付けたのも、 いつか暖かい本当の 家族になりたいという思いがあったのでしょう。 そして亜紀。 亜紀は風俗店で働く際に 「さやか」という源氏名を使います。 彼女がなぜこの名前を用いるのかということに関してですが、 この「さやか」というのは 彼女の血を分けた妹の名前なんだそうです。 これは、妹は実の家族に溺愛されているというコンプレックスから 妹「さやか」への冒涜の行為にも見えます。 しかし、劇中りんに 「自分にはもうひとつさやかという名前がある」と打ち明けた時の 彼女の表情は、どこか複雑で、どこか妹を懐かしんでいるようにも 見えました。 このシーンの演技、松岡茉優さんは本当に 凄いなと感じてしまいました。

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