瓔珞 エイラク 紫禁城 に 燃 ゆる 逆襲 の 王妃。 瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~

【瓔珞(エイラク)】あらすじ全話。キャストも総まとめ!

瓔珞 エイラク 紫禁城 に 燃 ゆる 逆襲 の 王妃

【瓔珞 エイラク 】あらすじ全話 1話・2話ネタバレ感想 主人公の 瓔珞 えいらくは、宮中で殺された姉の復讐をするために新人女官として入宮しました。 姉の遺品の中から 富察傅恒 ふちゃ ふこうの持ち物を見つけた瓔珞は、彼を姉の仇だと思い込んで近づくことに。 やがて、瓔珞は富察皇后に気に入られて皇后の侍女になりました。 また、 乾隆帝 けんりゅうていから目をつけられてしまった瓔珞の行く末はいかに!? 3話・4話ネタバレ感想 ・瓔珞は、霊柏(木)を傷つけて咎められるも言い逃れる ・瓔珞は、姉の元恋人に遭遇する ・方女官が姉の形見を落とす ・皇后の弟である 富察傅恒 ふちゃふこうを姉の仇だと勘違いした瓔珞は、彼に近づき……!? 5話・6話ネタバレ感想 「男と密通している」とデマを流された瓔珞は、逆にそのデマを利用して首謀者を返り討ちにすることにします。 瓔珞の狙いどおりワナにかかった首謀者の錦繍&方女官は、他人を陥れようとした罪で追放されました。 7話・8話ネタバレ感想 こちらでは、清時代の妃の階級を図表にして載せています。 9話・10話ネタバレ感想 瓔珞は、皇后の宮で仕えることになりました。 殺されかけている愉貴人を目にした瓔珞は、彼女を救って助けを求めます。 直後に現れた高貴妃に、愉貴人を襲った犯人に仕立て上げられてしまった瓔珞。 果たしてどのようにしてピンチを切り抜けるのか!? 11話・12話ネタバレ感想 嘉嬪と高貴妃は、犬を使って愉貴人のお腹の子を害そうとします。 居合わせた瓔珞は犬を追い払い、後日2人に報復することにするのです。 一方の乾隆帝は、超貴重なライチの植木を皇后に贈りました。 瓔珞はライチの管理を任されますが、何者かにライチの植木を荒らされてしまい……!? 13話・14話ネタバレ感想 瓔珞にやりこめられた嘉嬪は、瓔珞をハメるための新たな策を思いつきました。 高貴妃の後ろ盾を欲している怡親王を利用して、瓔珞を陥れようと考えたのです。 一方で嫻妃は、父親がワイロを渡した罪で牢獄されたことを知り……!? 15話・16話ネタバレ感想 傅恒は、瓔珞の姉を殺したのは自分ではないと潔白を訴え、疑うのなら殺せと短剣を渡しました。 そう言われた瓔珞は、つい軽く刺してしまったものの、すぐに逃亡。 その後、皇后から頼まれた瓔珞は、傅恒に薬をもっていき謝罪します。 すると、謝罪よりも行動で示してほしいと看病を要求され……!? 17話・18話ネタバレ感想 皇后の不在中に愉貴人が出産を終えますが、生まれた皇子はなんと金瞳でした。 それを見た高貴妃は、不吉な存在だから しきたりに従って処分すると言い出します。 19話・20話ネタバレ感想 疥癬 かいせんという感染症にかかった乾隆帝。 感染を防ぐために妃たちの面会は禁じられ、養心殿で陛下に使える者たちも皆ほかの場所にうつされました。 そんな中、皇后は感染をおそれず看病を申し出て、瓔珞も付き添うことになり……!? 21話・22話ネタバレ感想 乾隆帝の誕生日を祝う宴の最中。 皇太后に贈るための仏舎利(石)が舒貴人に盗まれてしまいました。 宴が終わるまでに取り戻したいと考えた瓔珞は、斬新な方法で取り戻すことに成功するのです! 23話・24話ネタバレ感想 瓔珞の姉・阿満を襲った犯人は、乾隆帝の弟(弘昼)でした。 弘昼は乾隆帝から寵愛されているため、よほどのことがない限り罰を受けることはありません。 犯人を知り復讐に燃える瓔珞。 そんな彼女を見て、傅恒は心配でたまらず……!? 25話・26話ネタバレ感想 傅恒は、皇后に「瓔珞を娶りたい」と申し出ました。 それを聞いていた爾晴は、2人の邪魔をしようと画策!? 一方で、傅恒の想い人が瓔珞だと知った乾隆帝は激怒するのです。 27話・28話ネタバレ感想 弘昼の母親である裕太妃を亡き者にした瓔珞は、辛者庫で労役することになりました。 そこにいたのは、袁春望と錦繍でした。 袁春望・・・太監たちからイジめられていた男性。 錦繍・・・繍坊で瓔珞をハメようとしていた女性。 29話・30話ネタバレ感想 瓔珞が辛者庫で労役して半月がたちました。 乾隆帝は「仕事を増やして瓔珞を泣かせろ」と太監に指示。 一方の瓔珞は、袁春望を助けたことがキッカケで彼と仲良くなり……!? 31話・32話ネタバレ感想 こちらの記事では、高貴妃役のタン・ジュオのプロフィール情報もまとめています! 33話・34話ネタバレ感想 こちらの記事では、袁春望役のキャスト情報もまとめています! 35話・36話ネタバレ感想 失恋で傷心した純妃は、将来の地位を盤石にするために陛下に取り入ることにします。 一方で、富察傅恒と爾晴の婚礼の日が近づいてきて……!? 37話・38話ネタバレ感想 こちらの記事では、青蓮 せいれん 役のキャスト情報もまとめています! 39話・40話ネタバレ感想 こちらの記事では、富察皇后を演じるチン・ランのキャスト情報もまとめています! 41話・42話ネタバレ感想 袁春望と瓔珞は、ここ数年の間 円明園で気ままに暮らしていました。 そんなある時、乾隆帝や妃嬪、そして皇太后が万寿節のために円明園にやってきます。 名玉と再会した瓔珞は、名玉が純貴妃に虐待されていることを知り……!? 43話・44話ネタバレ感想 乾隆帝の妃嬪になった瓔珞は、恋の駆け引きを弄して乾隆帝のこころを奪っていきます。 一方の乾隆帝も、駆け引きだと見抜きながらも瓔珞を寵愛するのです。 そんな中、金川の反乱鎮圧に成功した傅恒が帰京し……!? 45話・46話ネタバレ感想 傅恒が帰京したことで、宮中では 傅恒と瓔珞の不義の噂が広まります。 瓔珞に寵愛を独占されて面白くない純貴妃と嘉嬪は、2人の不義を陛下の前で匂わせ……!? 47話・48話ネタバレ感想 傅恒との密通容疑は晴れたものの、いまだに瓔珞は冷遇されたままでした。 それを知った傅恒は、命がけの訴えを陛下にするのです。 「陛下が瓔珞を冷遇するのは嫉妬で己を見失っているからでは?」と……。 49話・50話ネタバレ感想 反乱鎮圧に人を向かわせたい乾隆帝でしたが、名乗り出たのが傅恒だけだったことにイラだちます。 それと同時に乾隆帝は、いつもいつも命知らずな傅恒が心配でたまらない様子。 そんな乾隆帝に、瓔珞は「傅恒殿にとって戦で死ぬことは、国に身を捧げること同じなはず」と助言するのです。 51話・52話ネタバレ感想 皇后の父・那爾布は、無実の罪を着せられたまま死亡しました。 皇太后が殺した犯人だと見抜いた皇后は、それを乾隆帝に訴えるものの相手にされませんでした。 一方で純貴妃と愉妃は、瓔珞を罠にはめようとしており……!? そんなある時、瓔珞が避妊薬を服用していたことが判明してしまい……!? 該当記事が完成し次第、追記します。 瓔珞とは1番仲が良い。 玲瓏 陈偌汐 瓔珞と同期。 錦繍 きんしゅう 高雨儿 瓔珞と同期。 瓔珞に反感を抱いている。 方女官 殷旭 瓔珞の姉と関りあり!? 登場人物 キャスト名 役柄 海蘭察 ハイランチャ 王冠逸 (ローレンス・ウォン) 傅恒の友人。 袁春望 えんしゅんぼう 王茂蕾 辛者庫の太監 葉天士 易勇 町医者.

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瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~

瓔珞 エイラク 紫禁城 に 燃 ゆる 逆襲 の 王妃

乾隆帝が最も愛したという皇后のサクセス・ストーリーを描き、2018年の中国No. 1ヒットを記録したドラマ。 プロデューサーのユー・ジョン先生から「君と瓔珞が似ているから」と言われた一言が、私に大きな自信をつけてくれました。 その時点ではまだ脚本を読んでおらず、どんな物語なのかも知らなかったのですが、その自信をもとに役を演じようと思いましたし、丁寧にこの役を作り上げていこうというモチベーションにもなりました。 良くできたドラマなので、きっと視聴者のみなさんにも好きになってもらえるとは思っていましたが、まさかこれほどの大ヒットになるとは思ってもみませんでした。 このことをとてもありがたく思いますし、役者として大きな自信にもなっています。 このドラマの大ヒットのおかげでファンもすごく増えました。 また、新しいドラマのオファーもどんどん来るようになって、選択の幅が広がりました。 このキャラクターはすごいですね。 聡明で、まっすぐで、粘り強く、気性が激しいところもあります。 彼女のように粘り強いところは自分にもあると思います。 例えば、瓔珞が令妃に封じられるまで刺繍工房の宮女、皇后の侍女として忍ぶ日々を送っていたことは、このドラマに出るまでいろんな作品で下積みを続けてきた自分に通じるものがあります。 それから、自分がやろうと思ったことは必ずやり遂げるという点も似ています。 実際の令妃と乾隆帝の関係、二人のラブストーリーについて知りたかったからです。 でも、これはドラマで、みなさんが観るのはドラマの物語とキャラクターですから、脚本に基づいて役作りをした部分の方が大きかったです。 このセリフで多くの人が彼女のかっこよさを認識したと思います。 彼女が非常に粘り強く、自分を譲らない人だということがわかるシーンです。 撮影前に練習はされたのですか? それほど多くを学んだわけではないですが、撮影前に練習はしました。 刺繍法は撮影現場に招かれた先生から教わりました。 また、衣装スタッフが用意してくださったたくさんの衣装からも、それぞれのキャラクターの地位や当時の習慣を感じ取ることができました。 衣装やメイクのことまで話題になったのはいいことだと思います。 このドラマではどれもかなり史実に忠実に再現されているからです。 みなさんが衣装やメイクまで注目してくださったということは、このドラマを熱心に観てくださったということですし、ドラマを通して中国の伝統文化を知っていただけると思います。 大切な思い出がたくさんあります。 共演者のみなさんはどの方も良くしてくださいました。 ニエ・ユエン先生は撮影前に役について一緒にディスカッションしてくださいましたし、チン・ラン先輩はセリフも多く重要な役で特にプレッシャーが大きかった私を、さりげなく気遣ってくださいました。 こういったことがたくさんあって、みなさんが私のことを気にかけてくださいました。 そんな役作りの過程に大きなプレッシャーを感じましたが。 それもまた楽しい経験となりました。 視聴者のみなさんには自由に観ていただければと思っています。 時代劇で女侠客を演じてみたいですし、威風堂々しているのに内面は落差が激しいというような役もやってみたいです。 これからも良い作品に出続ける役者でいることが私の目標です。 このドラマはとても面白い作品で、素晴らしいキャラクターもたくさん登場します。 応援してくださるファンのみなさん、ありがとうございます。 みなさんに「瓔珞~」を楽しんでいただければ幸いです。 , Ltd. All Rights Reserved <関連記事>.

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cclab.collaborativeconsumption.com: 瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~ (字幕版): ウー・ジンイェン, チン・ラン, ニエ・ユエン, カーメイン・シェー, シュー・カイ, タン・ジュオ, フイ・カイドン, ウン・ダーグァン, ジョウ・モー, ユー・ジョン: generic

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第1話 運命の紫禁城 清の紫禁城、秀女選びが行われる日です。 重臣の娘たちが秀女に選ばれる期待を持ちながら話し合っているところに、新米の女官たちが列を作って歩いて行きます。 その中の吉祥という娘が、誤って烏雅(うや)家の令嬢の衣に、水をかけてしまいます。 令嬢は怒って、吉祥の指を靴で踏みつけて罰を与えます。 そこに同じく女官として入って来ていた魏瓔珞(ぎ・えいらく)が吉祥をかばいたてます。 「最終選抜に参加される日に血を見ては、 気も滅入り、運が逃げましょう」 烏雅の履いていた靴の底には蓮の花が刻んでありました。 それに目を付けた瓔珞は、持っていた小麦粉と、匂い袋の中の花びらの粉を混ぜます。 その粉を烏雅の靴のそこにこすりつけ、歩いてみてください、と烏雅に指示します。 烏雅が石畳の上を歩くと、そこにはくっきりと蓮の花の足跡が残るのです。 「蓮の花が咲いたようです」と秀女仲間がはやし立てます。 瓔珞が言います。 今のは即興ですが、入念に香粉を仕込めば、 お望みどおり高みに昇れましょう」 と頭を下げるのです。 溜飲が下がったのか、烏雅は満足げに「いいわ」と喜びます。 「けなげさに免じて許してあげる」と歩き去って行きます。 瓔珞は怪我をした吉祥の指に手巾を巻いてやります。 女官見習いたちはまた揃って歩き出します。 吉祥は、なぜ性悪な烏雅氏に知恵を授けたのか、と訊ねます。 「皇宮では、福と災いは隣りあわせ。 吉と出るか凶と出るかは分からないわ」 今は乾隆帝の御代、皇后は富察(フチャ)氏でした。 ところが近頃は高貴妃が乾隆帝の寵愛を受ける日々が続いています。 高貴妃は、今日の秀女は眉目秀麗な者が多い、と評価します。 富察氏は、顔立ちよりも家柄が優先される、と側室選びにも政治的な要素が強いことを諭します。 乾隆帝が入って来て、富察氏が挨拶してしゃがんでいるところを、手を添えて立たせてやります。 高貴妃には、扇子で合図するのみです。 秀女候補の娘たちが入って来ます。 「大理寺卿 ソコロ道晋(どうふ)の娘 ソコロ玉梨 齢15」 太監が一人一人の名を読み上げます。 乾隆帝がこっそりと富察氏につぶやきます。 「風が強い日は、立つのも一苦労だな」 「陛下」と富察氏がたしなめます。 高貴妃も皇后に、痩せすぎで吹き飛んでしまいそうです、などと酷評を伝えます。 太監が評価を下します。 「札落ちにつき、花を賜る」 と、玉梨には花を与えるのです。 続いて甘如玉という娘、こちらは少し太りすぎと評価されたようです。 次に茹紅(じょこう)、こちらも16歳ということですが、あまりに色黒でそばかすだらけだと言われます。 続いて入って来たのが烏雅青黛(せいたい)、さっきの娘です。 誇らしげに歩いて、床のじゅうたんに花模様を残します。 説明せよ、と言われて、青黛は答えます。 太監が靴を乾隆帝に見せに来ます。 「履物の底に蓮の花を刻んでいたのか」 高貴妃も憎々し気に言います。 「しかも粉まで仕込むとは、随分と用意周到だこと」 「つまみ出せ」と乾隆帝は命じます。 青黛は慌てます。 富察氏は青黛をかばおうと、首位を目指すのは悪いことではありません、と進言します。 皇宮から追い出されたとなれば、今後人前に出ることもかなわないのです。 「秀女選抜にてつまみ出されれば、 一族の恥となり、身の置き場を失います」 乾隆帝は諭すように言います。 「漢軍旗の女子には 早々に纏足(てんそく)を禁じておる。 今日だけでも、纏足の者が何人かいたが、 まさか烏雅氏まで、そんな堕落した風潮に染まるとはな。 しかも潘玉奴は、たぶらかす妃。 䔥宝巻(しょうほうかん)は暗君であった。 その潘玉奴に学ぶとは。 朝廷を乱す気か?」と怒るのです。 後宮に入れては災いの種となる、と皇帝は判断したのです。 「娘の追放だけでなく、父親も法にのっとり罪に問う。 戒めにな」 追い出せ、と侍衛たちが青黛を連れ出そうとすると、青黛は皇帝に訴えます。 「あの奴婢が私を陥れたのです。 陛下、誠です。 あの奴婢が私を・・・ どうかお許しください」 そう叫びながら、引きずりだされてしまいます。 女官候補たちも、刺繍の手際を見極める試験を受けています。 吉祥は指の怪我で、刺繍が思うように刺せません。 挙句の果てに、指の怪我から血が噴き出て、刺繍の生地を汚してしまいます。 吉祥は同郷の玲瓏に助けを求めますが、余裕がないから、と断られてしまいます。 瓔珞は立ち上がり、自分の刺繍と吉祥のものを取り替えてやります。 牡丹の残りは吉祥に任せ、瓔珞は吉祥の刺繍を仕上げるつもりです。 やがて線香が燃え尽き、時間となりました。 採点するのは呉総監でした。 女官たちの仕上がりを確かめながら、吉祥の刺繍も品があって見事だ、と褒めてやります。 瓔珞の刺繍を見ると、血で汚れたところは鳳凰の刺繍できれいにごまかされてあります。 「構想もよく、技も見事です」と張女官も評価します。 こたびの女官は粒ぞろいですね、と張女官が喜ぶと、娘の一人が声を上げます。 「魏瓔珞は不正を」 「何ですって?」張女官が訊き返します。 秀女選びはまだ続いています。 淳雪(じゅんせつ)という娘の耳には飾りが3つもぶら下がっています。 「その耳は?」と皇帝が訊ねます。 「3つの耳飾りをつけるのは祖先からのしきたりと父に教わりました。 漢族の女子のごとく、ひとつでは祖先を忘れることに」 皇帝は、うん、とうなずきます。 「そのとおり。 入関して満州族のしきたりは少しずつ忘れられた。 確かに漢文や儒教を学べと命じたが、 自らの根源を忘れてはならぬ」 皇帝は大きくうなずきます。 太監は「札を残せ」と声を張り上げます。 皇帝は秀女選びにも疲れてしまい、奏状を読むから、と席を立ってしまいます。 残りは数人でしたが、あとは皇后に任せるというのです。 高貴妃も皇帝に続いて、見るも値しない、と出ていってしまうのです。 刺繍のことで、娘が主張しています。 「吉祥が布地を血で汚したため、魏瓔珞が代わりに縫いました。 不正をした双方は追い出される決まりです」 「誠か?」呉総監がにらみます。 「私です」と吉祥がひざまずきます。 「張さん、悪いのはこの私です」 すると瓔珞が「誰が不正だと?」と言います。 「ご覧ください」と2枚の刺繍を持ち出します。 「どうです」 と2枚の刺繍を並べて見せます。 「もともと一つの図案でしたが、 効率を考え、別々に刺繍しました」 「でも」と苦情を言い出した娘が不満そうにすると、瓔珞が言います。 「では聞くけど、 私が吉祥に渡した時、牡丹は完成していた? 同じく、吉祥の雉も、まだ途中だったはず。 違う?」 そして呉総監に訴えるのです。 「どちらも未完成なのに不正と言えますか?」 張女官は、今までになかったことだ、と呉総監に考えを聞いてみます。 呉総監は高らかに笑います。 「よかろう、いい考えだ」 そして娘たちに言うのです。 「覚えておけ。 宮仕えでは、口よりも手を動かすことが肝心だ。 主は、よからぬ騒ぎを最も嫌う」 そして侍衛に命じて、不満を口にした娘を、 「つまみ出して除名せよ」と追い出すことにするのです。 刺繍の技が優れた者は繍坊に置くとよい、と呉総監は命じます。 後宮では権力争いが熾烈を極めています。 皇后の侍女・明玉が高貴妃の高慢な態度に腹を立てますが、富察氏は鷹揚に構えています。 「一歩引けば空も晴れ渡る。 一時忍べば波も収まるわ。 後宮で逐一目くじらを立てて、命が持つと思う?」 それでも名玉のいら立ちは収まりません。 そこに皇帝から扁額と宮訓図が贈られてきます。 明玉は宮訓図の「太似(たいじ)子を諭す」の意味が分かりませんでした。 「太似は周の文王の正妃で武王の生母よ。 聡明かつ仁徳のあるお方で、 文王と民に深く愛された」 太似のような賢后になれという期待では、と名玉は思います。 「馬鹿ね。 第二皇子がご逝去され、 この3年、皇后さまは意気消沈されたまま。 あの絵は、一国の母の責務を忘れるなという訓告よ」 違います、と名玉は頑固です。 「何があっても皇后さまが後宮の主だと伝えているのですよ。 陛下が長春宮を最も気遣われているのも、 皇后様が子の件で落胆しているからです」 高貴妃には『西陵 蚕を育てる』の絵が贈られたようです。 それに高貴妃は苛立ちます。 「これは陛下の忠告よ。 勤勉な妃になれとね。 入内してから、あの女は清の皇后として君臨してきた。 1年の俸禄1000両に対して、 私は400両も少ないのよ。 長春宮は金の器を使い、 儲秀宮は銀の器を使っている。 儀仗隊も皇后の場合は儀駕と呼ぶ。 年越しや節句の祝いの品も差をつけられているわ。 でも私は絶えたのに、陛下はどう? 私が目の前にいても、視線さえ向けないわ。 あの女しか見ていない。 耐えられると思って? そのうえ、こんな絵を贈る。 私が分をわきまえず、 愛する皇后を虐げたと言っている」 なぜそこまで勘繰るのです、と金嘉嬪が言います。 「誤解ですよ。 陛下は六宮すべてに扁額を贈っています。 古代の賢良な后妃の物語を、 12枚の宮訓図にして絵師に描かせました。 鐘粋(しょうすい)宮には『許皇后 膳を捧げる」、 啓祥宮は『姜皇后 轡を外す』。 まさか陛下が、妃嬪を皇后に見立てるとも思えません。 恐らく陛下は突然、思いつきになられて、 賢良な后妃に学ばせようとしたのでは?」 お怒りになることでもないのでは、と嘉嬪が言うのです。 口が達者な事だ、と高貴妃は少し気持ちをやわらげ、で、こたびの陛下の思惑は、と嘉嬪に問います。 金嘉嬪はなぞ解きをします。 「私が思いますに、 12枚の絵を合わせた后妃が、 陛下の抱く理想像でしょう。 例えば『徐妃の直言』、 これは徐恵が唐の太宗に勇敢に直言したことに倣えということ」 「では『曹皇后 農を重くす』は、 我らに畑を耕せと?」と高貴妃は混ぜ返します。 「違いますよ。 宋 仁宗の曹皇后のように、 質素で倹約に努めるよう望んでいるのですよ。 『婕妤(しょうよ)が熊を阻む』は、 漢 元帝の慿(ひょう)婕妤のように、 陛下が危険な時に命懸けでお守りすること。 許皇后の絵は言うまでもなく、 皇太后様を敬えということです」 「つまり陛下は、 私たちに賢良でつつましくあるだけでなく、 美貌も群を抜き、節約して家を切り盛りさせ、 前に進む勇気を持てと?」 「さすが貴妃様」と金嘉嬪はおだてます。 「完璧な神でも求めているのかしら」 「陛下が宝親王だった頃、 お前と富察氏、高氏は同時に嫁いできた。 富察氏は代々の高官で、先帝の信頼も厚いゆえ、 とてもかなわない。 でも高氏は平凡な家柄なのに、 側福晋となり、お前と肩を並べていた。 母は、父がもっと出世できるように陛下に嘆願しなさい、とまで言うのです 政には干渉できないし、陛下を困らせるわ、と嫻妃は母の要望に応える気はないことを言って、母を帰らせてしまいます。 侍女の珍児は、なだめなくてもよかったのですか、と心配します。 嫻妃は先祖の位牌に線香を挙げて祈ります。 「ひとつ、夫は千歳なれ。 ふたつ、我が身は健やかに。 みっつ、梁に止まる雀のごとく、どの年も見(まみ)えたい」 と丁寧に頭を下げるのです。 乾隆帝は奏状を読みながら、太監の李玉の質問を聞いています。 李玉は、あの12枚の絵は后妃たちへの希望なのか、と直截に訊ねるのです。 后妃たちは宦官の自分から見ても十分美しく、またそれぞれに秀でたものももっており、類まれな美女ばかりです、すべての美徳を備えた者など、どこを探せばよいというのですか、と訊きます。 「皆、暇すぎるのだ」という乾隆帝の答えは李玉を驚かせます。 「暇ゆえ、事が生じる。 宮訓図を与えたのは考えさせるためだ」 「考えさせる? 効果がありますか?」李玉には分かりません。 「女子供は皆、お前のように愚かだ」 「賢良でつつましくあれという忠告だと思っておる。 だから朕の歓心を買うべく賢良な妃嬪を演じ、 しばらくは自重する。 朕も静かに過ごせるわけだ」 「つまり、手の込んだ方法で弄んだ、と」 乾隆帝は李玉を横目でにらむと、片眼をつむります。 皇宮に夜がくると、城門は一斉に閉ざされます。 妃嬪は籠に乗り皇宮内を移動するのですが、その列に出会うと、宮女たちはひざまずいて、下を向いたまますれ違うのを見送ります。 どちらへ行かれるのですか、と吉祥が訊ねますが、そんなことは知らずともよい、と張女官は相手にしません。 そこは后妃たちの集まりでした。 ですが純妃が来ていません。 体が弱いのか、一年の半分以上は伏せっているようです。 柏怡嬪(いひん)の取り巻きともいえる愉貴人も来ていません。 体調が悪いそうです、と柏氏が言うと、高貴妃はあきれたように言います。 「この紫禁城には邪気でも漂っているのか。 皆、病に倒れている」 ただの咳だけですから大事ないと、と柏氏はあわてて弁解します。 高貴妃は気を取り直して妃嬪たちに注意をうながします。 「秀女選びも終わった。 新たな妃嬪たちが後宮に入るわ。 病に伏せている者は早く治して、 皆も気を引き締めるのね。 新入りに見劣りするようでは駄目よ」 妃嬪たちが「はい」と声を揃えます。 そこに太監の李玉が入って来ます。 「散会せよ」とだけ宣言します。 それは今夜の、皇帝の夜伽の相手は必要ないということだったのです。

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