プレッピー ルック。 プレッピースタイルとは?アイビールックの違いとファッションコーデ13選

プレッピースタイルとは。意味とコーデを解説【大人のファッション用語】|「マイナビウーマン」

プレッピー ルック

1960年代、「アイビールック」は日本で一大ファッション・ムーブメントを起こしました。 その火付け役となったのが、日本発ブランドVAN創業者の石津謙介です。 石津はブレザーとボタンダウンシャツをベースとした学生のファッションスタイルを「アイビールック」として紹介し、日本の若者のファッション文化に改革をもたらしました。 また、男性向けファッション雑誌「メンズクラブ」の前身となる「男の服飾読本」を創刊しました。 「カジュアル」「Tシャツ」「トレーナー」「TPO」など、今でこそ当たり前なファッション用語を定着させたのも彼です。 最期までファッションにこだわり、寝たきりになってもパジャマを着ることを拒絶した石津。 三宅一生デザインのシャツを着たまま息を引き取ったという話は、ファッションを愛する人々の間では伝説となっています。 戦後、石津謙介は旧レナウン営業部勤務を経て、1951年に独立し、大阪市南区に石津商店を設立します。 日本文化を一から作り上げる過程で、1954年に「有限会社VANヂャケット」に改組し、「VAN」という日本初のトータルファッションブランドを立ち上げました。 それまでは、シャツ屋はシャツだけを取り扱う、ズボン屋さんはズボンだけという売り方でした。 そこに新しい風を吹かせたのが、「VAN」です。 ひとつのコンセプトを持った、トータルコーディネートがかなう日本初のメンズブランドとしてスタートしました。 当時のアイビールック愛好者の間では、神様的扱いのブランドでした。 VANは街の洋品店をメンズショップに変え、百貨店の紳士服売り場を"VANコーナー"や"VAN SHOP"に衣替えさせていきました。 また数々の和製ファッション用語を定着させ、「キャンペーン」(組織的な宣伝活動)や、「プレミアム」(賞品)といった業界用語も、VANの企業戦略から生まれたものとされています。 1978年に倒産してしまいましたが、社員OB達の尽力により1980年に再建し、今もなおそのアイビースピリッツやアイビールックは受け継がれています。 1958年、ブランド「ジュン」が誕生し、先駆者「VAN」と共に時代をリードしていきました。 そしてブランド創業以来、服にとどまらず、食、音楽、アート、スポーツといった多岐にわたるカルチャーを提案してきました。 ブランド設立後、しばらくの間は石津謙介のヴァンヂャケット VAN によるアイビールックに対し、JUNは配色および柄に独自性を持たせたトラッドスタイルでした。 着る人の職業を選ばないという融通性のあるブランドコンセプトで、VANとの差別化を図りましたが、その後、コンチネンタルルックに転向していきました。 JUNはリチャードアヴェドンによる、商品とは無関係のCMが話題になり、ヨーロピアンスタイルのブランドとして知名度を上げました。 またJUNやDOMONのロゴ入りTシャツの流行は、ブランド名による広告宣伝効果を高めたため、国内のブランド志向の契機となりました。

次の

【メンズファッションジャンルの種類と特徴】第3弾・プレッピースタイル

プレッピー ルック

アメリカントラッドとは何か? 【最終章】アイビーとプレッピーは同じ!? こんにちは。 いつも「洋服屋の一生モノブログ」をご覧いただきありがとうございます。 僕は服飾業界に身を置く33歳です。 この業界でのキャリアは、今年で節目の10年に到達しました。 「アメリカントラディショナルとは何か?」と題して4回にわたり話を進めてきましたが、今回がいよいよ最終章です。 簡単におさらいしておくと、まずアメリカントラディショナルとは、 20世紀のアメリカで誕生した4つのスタイルの総称でしたね。 その4つのスタイルはこうでした。 【1】トラディショナル・アメリカンスタイル(19世紀末〜20世紀初頭) 【2】アイビー・ルック(戦後1954年頃〜1960年代半ば) 【3】ブリティッシュ・アメリカンスタイル(1960年代後半〜1970年代) 【4】プレッピー・ルック(1980年代) 一連の時代の流れとしては、 19世紀末のカスタム・テーラーの時代を経て、20世紀初頭にBrooks BrothersのNo. 1サックモデルが誕生し、それが量産時代の到来で発生した「アイビールック」という流行に乗って世界中に波及。 そして、 その中からアメリカと英国をミックスした新たな解釈が生まれ、1970年代にラルフローレンが「ブリティッシュ・アメリカン」を生み出し、新たなアメリカンスタイルが完成した。 という感じでした。 そして最後に登場するのが「プレッピールック」です。 今回はその「プレッピールック」とは何か?について説明します。 どうぞ最後までお付き合いください。 アイビーとは何か? 【1】アイビーとプレッピーは同じ!? 1980年代に起こった「プレッピールック」とは、言ってしまえばこれまた人為的な流行でした。 一時的な現象に過ぎないという点では、1950年代半ば〜60年代にかけての「アイビールック」と全く同じです。 それどころか、 はやった時代が違うことと、ネーミングが違うことをのぞけば、「アイビーとプレッピー」は内容もほぼ同じです。 プレップ・スクールは、アイビーリーグ進学を目指す生徒たちが通う全寮制の私立名門進学校のことです。 【プレッピールック】 でも、はっきり言って、こんなものはただの言葉遊びでしかありません。 だって、プレップスクールの生徒(プレッピールックの生徒)がそのままアイビーリーグに進学したら、アイビールックの生徒になるわけですからね。 (笑) つまり、 プレップスクール時代のファッションや生活スタイル(プレッピールック)をアイビーリーグ進学後もそのまま持ち込んだものが「アイビールック」だということです。 なんか馬鹿らしいですよね。 (笑) なので、 言ってしまえば、 「アイビールックはプレッピールック」で、「プレッピールックはアイビールック」なんです。 (笑) こうしたファッション業界の「言葉遊び」に惑わされないようにしてくださいね。 【2】強いて違いを挙げるなら… アイビールックをプレッピールックの違いを強いて挙げるなら、それは「着ているアイテムの違い」と「色使いの違い」です。 アイビールックの時代(1950年代後半〜1960年代半ば)は、大学のロゴが入ったレタードカーディガンやセーター、ネクタイを着用した正統派のジャケットスタイルなどが目立ちますし、色使いも地味な印象です。 【アイビールック】 一方、 プレッピールックの時代(1980年代以降)は、ラガーシャツをやカラフルなチノパンやスウェット、ノーネクタイのブレザースタイルといったラフな出で立ちが目立ちます。 【プレッピールック】 こういった違いから一般的には、「プレッピーはアイビーを着崩したものである」と定義されがちです。 さらに、日本のアイビールック信者の中には、「アイビースタイルを間違えて解釈していて、腹立たしい」「一緒にして欲しくない」「偽アイビールック」などと嫌悪感を示す人もいるようです。 しかし、そのいずれも間違いです。 そもそもアイビーを着崩す着崩さないとか、解釈がどうのこうのという話ではなくて、「アイビールック」も「プレッピールック」もその時代に合ったアイテムを ただ着ていただけなのです。 1960年代の「アイビールック」の時に着られていたロゴ入りのセーターやカーディガンが、1980年代の「プレッピールック」の時になくなったのは、ただ単に時代遅れでダサかったからに過ぎません。 1960年代当時の型にはまったようにどこでもネクタイを着用するスタイルも、1980年代においては時代にマッチしていなかったのでしょう。 プレッピールックの色使いが全体的にカラフルなのは、1960年代にはなかった発色の良い服が普及していたからに過ぎません。 1950年代や60年代は、アイビーリーグというエリート名門校に通っているという誇りがまだまだみなぎっていた時代ですし、世間も注目していたでしょうから、スクールロゴの入ったセーターを日常的に来たり、ネクタイを締めて型通りに決めるジャケットスタイルにも、それなりに意味があったのでしょう。 しかし、 1980年代になると、当時のような誇りはすでに薄れていて、どちらかというと「エリート家系のおぼっちゃま」と見られることに少し恥ずかしさを感じていたようです。 ですから、わざと不良っぽくネクタイを緩めてみたり、首元が擦り切れたボタンダウンシャツを着たり、ボロボロのローファーを履いてみたりしていたのです。 そう考えると、スクールロゴの入ったセーターやレタードカーディガンなどは、どうしようもなくダサいものに成り下がっていた可能性の方が高いのです。 でもファッション業界は「プレッピーのその反骨心が〝逆に〟格好良いよね!」として担ぎ上げたわけですね。 「流行」とはいつの時代もそんなものです。 【参考文献】.

次の

「アイビールック」とは?特徴や着こなし方まとめ【メンズファッション】

プレッピー ルック

大人のファッションを体現する。 アイビールック 出典: 30代に近づくと、普段の着こなしに悩むことが多くなってきませんか? まだまだお洒落にファッションを楽しみたいけど、カジュアル過ぎると子供っぽくなり、きっちりきれい目になり過ぎると少し背伸びしたような印象を持たれてしまいます。 そんな悩みを抱える方におすすめのファッションが「アイビールック」です。 アイビールックは、きれい目過ぎずカジュアル過ぎない着こなしで、小馴れたファッションを楽しめます。 この記事では、大人の着こなしを体現するアイビールックをご紹介していきます。 そもそもアイビールックって? 出典: アイビールックは、アメリカントラッドスタイルの一つのスタイルです。 1954年のアメリカにおいて、ハーバード大学・コーネル大学・ペンシルベニア大学・コロンビア大学・ブラウン大学・プリンストン大学・ダートマス大学・イェール大学の8つの大学で構成されるフットボール連盟を設立し、「アイビーリーグ」と呼ばれました。 このアイビーリーグに所属する学生たちが好んで着用していたファッションを国際衣服デザイン協会が「アイビールック」と名付けたことが始まりと言われています。 その語源は大学の校舎壁に茂っている「蔦(アイビー)」が由来と言われ、大学のシンボルとその学生たちのアイデンティティーがアメリカナイズなファッションとして昇華された一つの文化です。 アイビールックとプレッピー 出典: アメリカントラッドを語る上で、アイビーと並んで「プレッピー」というスタイルが挙げられます。 基本的にそのスタイル、着こなしに明確な違いはありませんが、その出自に違いあるのです。 プレッピーはアイビーリーグに所属する8大学に入るための予備校に所属する予備校生たちのスタイル。 この予備校は全寮制で、その予備校に入るような人は非常に裕福な家庭の学生のみであり、そんな彼らを揶揄して「プレップ(お坊ちゃん)」と呼ばれ、それがファッションスタイルとして定着していきました。 また、プレッピーな彼らの持つ反骨精神は、王道な着こなしのアイビールックに対し、それをよりカラフルに、カジュアルに着崩したファッションとなり、アイビールックとは少しまた違ったファッションと言えるでしょう。 アイビールックの基本スタイル 出典: アイビールックは上品なアメリカントラディショナルスタイルです。 時代と共にそのスタイルは変遷していき、そのスタイルの解釈は人によって異なりますが、アイビールックを象徴するアイテムは不変の定義となっています。 3つボタンの紺ブレ(紺色のブレザー)、オックスボタンダウンシャツ、ポロシャツ・ラガーシャツ、コットンポプリンパンツ、バミューダパンツ、ネクタイにコインローファーなどが挙げられ、遊び心がありながらも紳士的な着こなしが特徴です。 当時のアイビールックはそれにスリムジーンズなども取り入れられていきますが、日本においては上記のスタイルが定着し、この点はあまり大きな影響は受けていないようです。 アイビールックの着こなしのコツ:ジャケットスタイルを軽やかな足元で 出典: アイビールックのスタイリングのコツは、基本ベースとしてネイビーソリッドのジャケットが定番。 細身でドロップショルダー気味のものを選ぶとタウンユースもしやすいです。 パンツは細身で足先に向けて細身が掛かるテーパードシルエットでくるぶし丈がポイントになります。 足元はローファーが定番ですが、Uチップやメダリオンなど軽くカジュアルに寄せたドレスシューズと合わせたり、ニューバランスなどのスニーカーも小馴れた印象です。 全体的にかっちりとした雰囲気が出過ぎないよう、肩の力を抜いたスタイリングを意識しましょう。 アイビールックに外せない!代表的ブランド アイビールックには、そのスタイルを体現したブランドが存在します。 それらのブランドはそれぞれ歴史的な背景を持つ老舗のブランドです。 アイビールックのルーツをスタイリングを知る上で避けては通れないブランドですので、しっかりチェックしておきましょう。 ジャケットやオックスのボタンダウンもそうですが、定番のラガーシャツは年間通して使えるアイビールックの定番アイテムです。 アイビールックの象徴的アイテム「ボタンダウンシャツ」は、ブルックスブラザーズが生み出した「ポロカラー」であり、これを始めとする現在ではスタンダードなアイテムを多く作り出しています。 110年以上の歴史を持つ、アイビールックのパイオニア的なブランドです。 最後に:ファッションを嗜みに昇華させるアイビールック 出典: アイビールックは一つのファッションスタイルという域を超えた大人の嗜みでもあります。 スタイリングの中に大人らしさを醸し出し、その中に自分らしい遊び心を加えることによって、ファッションがよりお洒落に、生活がより豊かになるのです。 ファッションに悩んだら、アイビールックの歴史を紐解き、あなたのワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。

次の