リュウグウノツカイ 地震 迷信。 リュウグウノツカイが日本沿岸で発見!地震は本当にくるのか?場所と理由を調査!

「深海魚が出現すると地震の前兆」は迷信!なぜ広まった?

リュウグウノツカイ 地震 迷信

Regalecus glense() : : : : : : : : リュウグウノツカイ属 Regalecus : リュウグウノツカイ R. glesne Regalecus glesne , Regalecus russelii , 他多数 リュウグウノツカイ(竜宮の遣い) 英名 Giant oarfish Oarfish, King of Herrings Pacific oarfish ribbonfish streamer fish リュウグウノツカイ(の使い、: Regalecus glesne)はに属するの一種。 リュウグウノツカイ属における唯一の。 特徴的な外見の大型。 発見されることがほとんどなく、目撃されるだけで話題になる場合が多い。 たてがみのような背びれの鰭条、オール状で細長い腹びれなど際立った外観を持つ リュウグウノツカイは全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線条がの上下に互い違いに並ぶ。 ・胸びれ・腹びれの鰭条は鮮やかな紅色を呈し、神秘的な姿をしていることから「竜宮の使い」というで呼ばれる。 全長は3 mほどであることが多いが、最大では11 m、体重272 kgに達したが報告されており 、現生するの中では現在のところ世界最長の種である。 体は左右から押しつぶされたように平たく側扁し、のように薄く細長い。 体高が最も高いのは頭部で、尾端に向かって先細りとなる。 下顎がやや前方に突出し、口は斜め上に向かって開く。 ・・を持たない。 鰓耙は40 - 58本と多く、近縁の Agrostichthys 属(8 - 10本)との鑑別点となっている。 は143 - 170個。 の基底は長く、の後端から始まり尾端まで連続する。 全て軟条であり、鰭条数は260 - 412本と多く、先頭の6-10軟条はのように細長く伸びる。 腹びれの鰭条は左右1本ずつしかなく、糸のように長く発達する。 腹びれの先端は状に膨らみ、本種の英名の一つである「Oarfish」の由来となっている。 この膨らんだ部分には多数のが存在することが分かっており、餌生物の存在を探知する機能を持つと考えられている。 尾びれは非常に小さく、臀びれは持たない。 分布・生態 [ ] 1996年にに漂着した個体。 本種は古くから知られてきた深海魚の一種で、その大きさと特異な形態から人々に強い印象を残してきた リュウグウノツカイは、、など、世界中の海の外洋に幅広く分布する。 海底から離れた中層を漂い、を作らずに単独で生活するである。 本来の生息域は外洋の深海であり、人前に姿を現すことは滅多にないが、特徴的な姿はなどでよく知られている。 実際に生きて泳いでいる姿を撮影した映像記録は非常に乏しく、生態についてはほとんどわかっていない。 通常は全身をほとんど直立させた状態で静止しており 、移動するときには体を前傾させ、長い背びれを波打たせるようにして泳ぐと考えられている。 は胃内容物の調査により食性と推測され、などのを主に捕食している。 本種は5 mを超えることもある大型の魚類であり、外洋性の類を除き、成長した個体が捕食されることは稀と見られる。 は浮性卵で、海中を浮遊しながらし、後のは外洋の海面近くでプランクトンを餌として成長する。 は成長に従って水深200 - 1000 mほどの、深海の中層へ移動すると見られる。 (30年)12月、の沖合で雌雄の個体が網に掛かった。 2匹からとを取り出してが、させたところ20匹がした。 このリュウグウノツカイの人工授精と人工孵化は世界初の事例となった。 分類 [ ] に展示されている Regalecus glesneの リュウグウノツカイ科は2属2種からなり、Nelsonによる魚類分類体系において、本種はリュウグウノツカイ属を構成する唯一の種となっている。 リュウグウノツカイ属の分類には様々な見解があり、日本近海からも報告のある Regalecus russelii を Regalecus glesne とは別種とみなし、こちらに「リュウグウノツカイ」のを与える場合もある。 本稿では両者を R. glesne にまとめ、 R. russelii をとして扱うNelsonの体系に基づいて記述しているが、本属の分類については再検討の必要性も指摘されている。 以下に示すのはFisheBase に記載されるリュウグウノツカイ科の分類で、リュウグウノツカイ属には3種が記載されている。 Regalecidae -• Regalecus - リュウグウノツカイ属• Regalecus glesne Ascanius, 1772 - Nelsonの体系において有効とされる種。 Regalecus russelii Cuvier, 1816 - インド洋・太平洋に分布するとされ、和名の「リュウグウノツカイ」はこの種を指すこともある。 Agrostichthys 属• Agrostichthys parkeri 人間との関わり [ ] 1860年に描かれた漂着個体のスケッチ リュウグウノツカイはそのインパクトの強い外見から、西洋諸国における(海の大蛇)など、世界各地の巨大生物伝説のもとになったと考えられている。 その存在は古くから知られており、では「ニシンの王 King of Herrings 」と呼ばれ、漁の成否を占う前兆と位置付けられていた。 属名の Regalecus もこの伝承に由来し、の「regalis(王家の)」と「alex()」を合わせたものとなっている。 とでは「鶏冠刀魚」や「皇帯魚」と呼ばれる。 日本 [ ] 伝説は世界各地に存在し、その正体はなどとされるが、日本における人魚伝説の多くはリュウグウノツカイに基づくと考えられている。 『』や『』『』などの文献に登場する人魚は、共通して白い肌と赤い髪を備えると描写されているが、これは銀白色の体と赤く長いを持つ本種の特徴と一致するのである。 また『』にある人魚図は本種によく似ている。 日本海沿岸に人魚伝説が多いことも、本種の目撃例が太平洋側よりも日本海側で多いことと整合する。 日本近海では普通ではないものの、極端に稀というわけでもなく、相当数の目撃記録がある。 漂着したり漁獲されたりするとその大きさと外見から人目を惹き、報道されることが多い。 など他の深海魚の浅海での目撃や海岸漂着を含めて、天変地異、特にの前兆()の一つとされることもあるが、の本間義治によれば憶測に過ぎず 、の研究でも否定されている。 こうした日本の伝承・俗説は、でも知られている。 1月にに漂着した個体では、市内のの学習施設の職員らが解剖調査を行った後に調理して試食しており、身に臭みや癖がないことや、食感がのようであること、内臓の部位によっては味が濃厚であることなどを報告している。 生きたリュウグウノツカイを漁師がで突き、極めて新鮮なうちに食べた記録が、の『』519号(2010年1月29日付)にある。 全長約5メートル、40 - 50キログラムの個体で「刺身で食べたら質がプリプリして、甘みがいっぱい。 まるでの」という。 また、で食べても、「身が甘くてツルッとした口触りで柔らかく、鍋一杯がアッという間になくなるほど好評だった」という。 では冬になると本種がしばしばにかかり、から「」と呼ばれている。 またのでは「シラタキ」と呼ばれる。 展示施設 [ ] 神戸市立須磨海浜水族園の液侵標本。 現在は展示されていない。 リュウグウノツカイはその特異な大きさと形態から一般によく知られた深海魚の一つとなっており、捕獲あるいは漂着した個体が展示されることがしばしばある。 以下には主に日本の・における展示・保存例を示す。 (茨城県) - 暗黒の海ゾーンに標本が展示されている。 (東京都) - 年間パスポート売り場に標本(全長4. 8 m)が展示されている。 (富山県) - 2009年12月15日に黒部市荒俣海岸に打ち上げられた個体の標本が、翌年1月14日から5月31日まで公開された。 (静岡県) - 5. 18 m・4. 85 mの雌雄と、30 cmの若魚の液浸標本が展示されている。 (大阪府) - 第3展示室「生命の進化」にに紛れ込んだ個体の標本(全長3. 25 m)が展示されている。 (福岡県) - 水族館1階パノラマ大水槽の先に、標本(全長272 cm)が展示されている。 (長崎県) - (全長4 m)展示のほか、2010年1月9日には水槽で泳ぐ姿が一般公開された(公開34分後に死亡)。 (石川県) - (約3 m)2015年12月22日朝、石川県沖で生きたまま捕獲され、同日中に水槽で泳ぐ姿が公開展示された。 およそ三時間半にわたって展示されたが、その日の午後に死亡し、翌23日から標本となって展示されている。 (新潟県)- 2016年2月8日に黒姫の定置網で捕獲された個体の剥製が、水族館エントランスエリアに展示されている。 (宮崎県) - 1991年2月6日に、下阿蘇海岸付近の岩場で地元の漁師によって捕獲。 現在は剥製にされ、道の駅「北浦」の観光案内所内に展示されている。 (体長3. 3 m)• 富山県 - 2019年2月17日から、の沖で定置網にかかった個体がに加工されて展示されている。 期限を定めずに展示を続けていく予定という。 福井市 - 2019年5月1日から5月3日、 福井市 で の沖で定置網にかかった個体 5 m 13 cm の骨格標本が展示されている。 今後は福井市自然史博物館において常設展示を検討しているという。 出典・脚注 [ ]• 230. LiVE. 2019年2月5日. 2019年2月24日閲覧。 2014年12月2日時点の [ ]よりアーカイブ。 2014年1月29日閲覧。 FishBase. 2020年2月16日閲覧。 114-117. 127. 2019年2月19日. の2019年2月25日時点におけるアーカイブ。 2019年2月24日閲覧。 2019年2月21日. 2019年2月24日閲覧。 , p. 120. FishBase. 2010年3月22日閲覧。 九頭見和夫「」『人間発達文化学類論集』第10号、2009年、 81-96頁、 、 、 : 、。 中西弘樹『海流の贈り物-漂着物の生態学』・自然叢書15 1990年 125-130頁• 浅見和生. の2010年2月22日時点におけるアーカイブ。 2013年5月10日閲覧。 : p. 総合・社会面. 2019年7月2日 朝刊. 2019年7月4日閲覧。 要購読契約• 朝日新聞: p. 国際面. 2019年12月11日 朝刊. 2019年12月13日閲覧。 要購読契約• 2014年1月30日. の2015年12月10日時点におけるアーカイブ。 2014年2月25日閲覧。 魚津水族館. 2010年5月29日時点の [ ]よりアーカイブ。 2010年3月22日閲覧。 東海大学海洋科学博物館. 2020年2月16日閲覧。 , p. 2010年1月11日. の2016年9月10日時点におけるアーカイブ。 2015年11月5日閲覧。 2015年12月29日時点の [ ]よりアーカイブ。 2015年12月27日閲覧。 2017年2月13日閲覧。 2019年2月18日. の2019年2月18日時点におけるアーカイブ。 2019年2月24日閲覧。 2019年2月21日. の2019年2月24日時点におけるアーカイブ。 2019年2月24日閲覧。 参考文献 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 Joseph S. Nelson 2006 英語. Fishes of the World Fourth Edition. Andrew Campbell『海の動物百科3 魚類II』John Dawes編, 松浦啓一監訳、、2007年。 尼岡邦夫『深海魚 暗黒街のモンスターたち』、2009年。 岡村収『日本の海水魚』尼岡邦夫監修、、1997年。 北村雄一『深海生物ファイル』、2005年。 関連図書 [ ]• 、『生物千一夜物語 - 奇想天外な生き残り戦略』澄川精吾・池田比佐子訳 (地球物語双書 5)1993年 p. 379• 『日本怪魚伝』(角川地球人books)2007年 p. 259 関連項目 [ ]• - に現われたとされる。 全長6 mの体に人の顔を持ち、自らを龍神の使者と名乗る。 外部リンク [ ]• (英語)• - デジタルコレクション• Bourton, Jody 2010年2月8日. BBC News. 2013年5月7日閲覧。 ニュース、で実際に泳ぐ姿を撮影した動画あり.

次の

やはり地震の前兆!? 深海魚「リュウグウノツカイ」不気味な出現 専門家「地震の後に珍しい生物の発見があるのは事実」 (1/2ページ)

リュウグウノツカイ 地震 迷信

こんな言い伝えは「迷信」で根拠がないと、東海大海洋研究所と静岡県立大のグループが26日発表した。 各地で捕獲されたり海岸に漂着したりした事例と、その後に近くが震源となった地震の発生状況を調べ、相関関係は確認されなかったという。 深海魚のリュウグウノツカイやサケガシラが漁の網にかかったり、浜辺に打ち上げられたりすると地震が起こる、という言い伝えは各地にある。 地震直前に海底から出てくるガスや電磁波のようなものを嫌がり、海面近くに逃れてくるという説もあった。 グループは、リュウグウノツカイなど地震の前兆とされる8魚種について、文献や地方紙の記事などで1928年11月~2011年3月に確認された336件を調査。 それから30日後までに、発見場所から半径100キロ以内が震源となったマグニチュード6以上の地震を調べたところ、07年7月の新潟中越沖地震以外は起きていなかった。 同研究所の織原義明特任准教授は「言い伝えが事実であれば防災に有益だと考えたが、そうではなかった。 信じられている地方もあるが、地震の予知に役立つとは言えない」と話した。 調査をまとめた論文は、18日付の米地震学会誌に掲載された()。 (桑原紀彦).

次の

「深海魚の出現は地震の前兆」は“迷信”と断定…そのウラには地道な情報収集があった

リュウグウノツカイ 地震 迷信

そもそもリュウグウノツカイって何? リュウグウノツカイは魚の名前です。 姿は銀色の鱗に覆われていて、タチウオによく似ています。 体長は3m程度のものが多いようですが、中には10m超えをするものもいます。 日本においては古くから「色白で髪が赤い人魚」の目撃例がありますが、これはリュウグウノツカイのことではないかという説もあります。 リュウグウノツカイは深海魚なので、私達が普段目にすることがありません。 だから、「リュウグウノツカイが打ち上げられたから地震が起きるのでは?」 と不安になる人がいるようです。 リュウグウノツカイと地震について そんなことはいいから、「実際にリュウグウノツカイが打ち上げられた後に地震は起きていたのか?」が大切だと思います。 今回はそれを検証してみましょう。 場所 日付 地震の有無 富山県黒部市 2009年12月5日 発生なし 佐賀県唐津市 2010年1月25日 発生なし 静岡県牧之原市 2011年12月21 発生なし 沖縄県糸満市 2016年10月25日 発生なし 新潟県柏崎市 2017年2月14日 発生なし 福岡県福津市 2018年6月3日 発生なし 福岡県福岡市 2018年7月20日 2018年7月25日(熊本県) 震度4 福井県水晶浜 2018年7月20日 発生なし 青森県平内町 2018年12月2日 発生なし 京都府舞鶴市 2019年1月14日(捕獲) 結果、 リュウグウノツカイの打ち上げられた日から1ヶ月以内に震度4以上の地震が起きたのは1件だけでした。 リュウグウノツカイと地震の発生はほぼ関係ないといっていいでしょう。 まとめ 今回、リュウグウノツカイが浜に打ち上げられてから地震が起きたのかを検証してみましたが、1ヶ月以内に大きな地震が発生している1件(震度4)だけでした。 このことからも、リュウグウノツカイが打ち上げられたり、見られたりしたからと言って地震が起きるとまでは言えないかと思います。 生物と地震の関係については、まだまだ未知な部分があるので確かなことは言えませんが、極度に不安になることはないと思います。 一方で、日本は地震大国であることは間違いありません。 震度5という強い地震でさえ、平均すると2ヶ月に1回くらいは起きているのが日本です。 明日、大震災が来るかもしれないのです。 いつくるかわからない大地震に怯えるよりも、いつ大地震がきても大丈夫なように、日頃の蓄えや避難場所の確認などをしておきましょう。 地震が来る前に知っておきたい・用意しておきたいこと.

次の