おじや うどん 大阪。 きつねうどん発祥店で味わう「おじやうどん」は麺なの?米なの?

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おじや うどん 大阪

さじを入れると、大ぶりのかしわが飛び出してきました。 茶わん蒸しの部分だけをひと口食べると、 上品な魚介の香りとうまみがじんわりと広がっていきます! そもそも茶わん蒸しとは、具材とともに溶き卵とだし汁を合わせたものを器に入れて蒸した料理。 うさみ亭マツバヤでは、 うどんのだし汁を使っています。 宇佐美さん「だし汁は 本枯れ節(かつお節に独特のカビを生やして加工したもの)と 宗田節、 さば節の3種をブレンドしてとっています。 昆布は利尻系ですね」 さわらやあなごなど淡泊な白身系の魚は、3種の節の風味豊かなだし汁とよくマッチして上品な味わい。 かしわやかまぼこは大ぶりで食べごたえがあり、関西圏以外で見かける機会の少ないゆりねはじゃがいものように甘くてほくほくです! 小田巻き蒸しのうどんは、見た目は煮込みうどんのようです。 箸を入れると、底のほうからうどんが顔をのぞかせました。 蒸し器で蒸されているうどんは、つるつるシコシコというより やわらかな食感。 だし汁がよく染み込んでおり、噛むとじんわりうまみがにじみ出ます! 町のうどん屋さんでちょっとぜいたくな気分にひたりながら、どんぶり1杯まるっと完食です。 宇佐美さん「歯ごたえのある讃岐と違って、 大阪のうどんはもちもちとした感じ。 手で練って空気を入れ、やわらかいけどコシがある麺に仕上げます」 店内ののれんには「手もみ大阪うどん」という文字が並んでいます。 こうして作られる 麺と、 節の風味を生かしただし、そして 具材の 3つがうまく調和した1杯が、大阪のうどんであると言われています。 特にきつねうどんは、たこ焼きなどの粉ものに次ぐ大阪名物のひとつとして認知され、広く親しまれています。 では、同じ大阪発祥の小田巻き蒸しはどうでしょう? 戦前はよく見かけたそうですが……。 宇佐美さん「 近頃はほとんど見かけません。 昔はハレの日に食べる豪華な料理は、今ほど種類がなかったからね。 おせち料理にしても本格的なものは料理屋やデパートで売るようなものだったと思いますから、小田巻き蒸しが出されていたのかもしれません」 今や地元大阪ですら、その存在自体を知る人が少なくなったと宇佐美さんは語ります。 三代目店主の宇佐美芳宏さん。 宇佐美さん「少なくとも私が店で働き始めた 戦後20年くらいの頃には、小田巻き蒸しを食べる習慣はなかったかな。 (高度経済成長で)悠長に食べている時代でもなかったし」 一説には、小田巻き蒸しは普通のうどんに比べて作るのに手間がかかるため、時代とともに廃れていったと言われています。 同じ大阪発祥でありながらきつねうどんだけが全国規模で有名になったのも、調理にかかる時間が要因なのかもしれません。 それでも老舗のなかには、その味を確実に受け継いでいる店もあるのです。 宇佐美さん「昔は、こういううどんがあって、ハレの日に食べていただいたということです。 蒸したうどんはやわらかくなりますから普通のうどんとは違います。 小田巻き蒸しという1つの料理として味わってみてください」 たとえマイナーでも伝統を守る職人がいる限り、小田巻き蒸しが消えてしまうことは、きっとないのでしょう。 うさみ亭マツバヤには小田巻き蒸しやきつねうどん以外にも、戦時中に考案された四角い南部鉄器の鉄鍋でご飯とうどんを一度に煮込む「おじやうどん」など変わったメニューが多く、いろいろな味が楽しめます。 定番の観光スポット・道頓堀の徒歩圏内にあるので、大阪を訪れた際は立ち寄ってみてはいかが?•

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うさみ亭マツバヤ (中央区) の口コミ29件

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創業明治26年きつねうどん発祥のお店『うさみ亭マツバヤ』で、うどんとごはんのコラボ「おじやうどん」 インバウンドで賑わうミナミ心斎橋商店街から少し外れた、地下鉄心斎橋駅から徒歩数分、大阪市中央区南船場は丼池(どぶいけ)筋にある『うさみ亭マツバヤ』さんは創業1893年(明治26年)の大阪うどんの老舗。 大阪と言えばお好み焼きやたこ焼きなどのコナモン文化で知られ、お好み焼きなどのコナモンをおかずにご飯を食べるといった食文化があります。 いわゆる「炭水化物」プラス「炭水化物」のコラボ、大阪独特?の食文化ですね。 うどんもコナモン、もちろん大阪人はうどんをおかずにごはんを食べます。 そしてコナモン文化とならび、大阪はダシを大切にする「ダシ文化」の地でもありますので、大阪にはダシが旨い大阪うどんのお店が沢山あります。 その中で、『うさみ亭マツバヤ』さんは「きつねうどん」発祥のうどん店としても知られています。 その昔、うどんの付け合わせとして稲荷寿司用の甘辛く煮た油揚げを別皿にして出していたところ、油揚げをそのままうどんの入れて食べるお客さんが多かったので、いっその事最初からうどんに油揚げをのせて一緒に出す事にしたそうです。 これが「きつねうどん」の元祖とされる所以だそうです。 「おじやうどん」 780円 四角い鉄器にうどん半玉とごはん半膳が入った熱々のうどん。 うどんをおかずにごはんを食べるどころか、うどんとごはんを一緒にしちゃった「おじやうどん」です。 大阪では珍しく少し濃い色をしたお出汁は、上質の昆布と鰹節などのダシが良くきいた風味良く旨味たっぷりのお出汁です。 「おじやうどん」に入っているのは、うどん半玉、ごはん半膳、穴子、カシワ(鶏肉)、焼通しかまぼこ、肉厚で味が付いた椎茸、刻み揚げ、ネギ、生卵、紅生姜。 紅生姜がまた大阪らしい具材ですね~ 先ずはうどんを一啜り。 表面滑らか、ふんわりとした食感の中にコシを感じる実に旨い大阪うどんです。 次にレンゲでごはんをすくっていただきますと、絶品お出汁に浸ったごはんがめちゃめちゃ美味しい! うどんとごはんを交互に、合間に具、時々口直しに紅生姜をいただくというループ。 いろいろな具のなかでやはり生卵はラストでしょ? 絶品お出汁に浸ったごはんと、トロ~リ生卵が三位一体となって、あぁ~口福! こんな旨いお出汁を残すなんてもったいない! もちろん完食、全汁です!! そして、昆布と鰹の旨味たっぷりの熱々お出汁に、ほんのり甘辛い絶妙味付けのお揚げさん、ふんわり柔らかの中にほのかにコシを感じるうどんの、元祖「きつねうどん」もめちゃめちゃ美味しいですよ~.

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特大の茶わん蒸しにうどんがイン! 大阪府の郷土料理「小田巻き蒸し」

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出典: カップラーメンの麺を食べきったあと、スープにライスを投入! ついでに生卵も入れて食べる。 そんな食べ方をしている人、少なくないと思います。 ちょっとジャンクすぎる食べ方に思われるかもしれませんが、美味しければそれが正義。 どう食べようと自由なのです! 今回は、そんなミックス製法!? によって美味しくなった料理をご紹介したいと思います。 しかもこれ、大阪名物として愛されている歴史ある料理なんですよ! 究極の料理!? おじやうどん その料理とは、知る人ぞ知る大阪名物の「おじやうどん」です。 この料理、うどんとご飯が同じ鍋に入っていて、同時に2種類の炭水化物を楽しめます! それだけでも大満足な鍋なのですが、かまぼこ、生姜、長ネギ、お揚げ、生卵がガツンと入ってるんです。 さらにさらに、穴子もガツンと大きめサイズで入ってます。 カンタンに言えば、贅沢な鍋焼きうどんといったところでしょうか。

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