弓 熟語。 彊

かっこいい二字熟語・単語一覧|美しい漢字2文字/二文字の綺麗な言葉

弓 熟語

世界の弓 [ ] 弓 、、、などの古代諸国は射手隊を編成、特に騎馬戦や海戦に弓を用いた。 当時人やは弓に長けていたといわれる [ ]。 は逆に弓を重視せずそれ程有能な射手もおらず、射手はもっぱら体力のない小柄な者がなった。 も早くから弓を狩猟に用いていたが、などの騎馬遊牧民と接触してからこれに対抗するための武器として広く採用したものとみられる。 の時代にも弓は海戦で盛んに使用された。 中央アメリカでは長い間弓は知られておらず、早くても10世紀頃までは飛び道具としてが用いられ続けた。 の始祖は射手隊を巧妙に使ってに勝利したと言われる [ ]が、このころの弓は胸元で引く短弓やなどの機械弓であった。 しかしその後、の弓は長弓となり(このあたりの描写はなどに見ることができる)、弓が勝敗を決したので弓隊の長は名誉の職とされた。 中世英国の自営農民も自衛のためになどで作った長弓を用い、その名手は300mも先の的を射たという。 (「 」の項も参照のこと)しかし、他国ではは狩猟のほか弓を用いず、弓は主として身分の低いの武器とされた。 その為、身分の低い兵士はたとえ弓を装備していなくても弓兵(アーチャー、アルシェ)と呼ばれた。 機械弓 の出現は古代の東アジア・東南アジアで、はじめは足をかけて手で弦を引っ張る簡単な仕掛けで石や矢を射た。 では古代に弩を大きくしたが用いられ、頃に弩に構造がよく似たが軍に配備されるようになり、頃から弦を引っ張るのに、などを利用するようになり、巻取機のついた大掛かりな弩から弾丸を放つようになった。 (コンポジットボウ) アジアでは弓は主に遊牧民の武器であった。 彼らの使用した複合弓はコンパクトでありながら威力と連射を両立しており、イギリスや日本で使用された長弓よりも遥かに優秀であった。 また、農耕民の国家が優秀な射手の確保に苦心した一方、遊牧民は狩猟を一般的に行う為に弓の扱いに習熟した者が多く、比較的容易に優秀な射手を確保することができた。 モンゴルを初めとする遊牧民の軍隊の主力はこうした複合弓を装備した軽騎兵で、騎馬の威力もあって中世におけるユーラシア大陸最強の軍事力を形成した。 遊牧民の脅威を継続的に受け続けた中国でも遊牧民と同じ複合弓を使用したものの、農耕民である彼らは優秀な射手の確保が難しく、取り扱いが簡単で長期間の鍛錬を必要としない弩をもって遊牧民の騎兵に対抗する場合が多かった。 弓の変遷と銃の出現 実際、戦争でクロスボウとロングボウが戦ってロングボウが勝利したり、騎士の重装騎兵と弓兵との戦いで弓兵が勝つ事も度々あった。 初期の銃は威力が低く、命中率と火薬の装填時間でも弓に劣っていたので弓も併用して使用されたが、改良された銃や火器が出現すると、一部の機械弓を除き、弓はもっぱら弓術などのやアーチェリーとして行われることとなる。 例外的に発展途上国で自然と一体となって暮らしている少数の人々は日々の糧を弓で得ている。 日本の弓 [ ] 和弓 [ ] の弓はの も記しているようにで7尺前後、弓幹の中央より下を握りの位置とするのが特徴である。 既にに漆を塗った複合弓と丸木弓とが併用され、鏃には主にを使っていた。 竹と木を接着するには「」という質のものを用いた。 木弓でも破損を防ぐ為やの皮を巻いたが、複合弓は木弓よりも裂けやすく、湿度や温度の影響を受けやすいので、麻糸で千段巻に巻き込めて漆塗りにした塗弓が普通であった。 この黒い漆塗りの上にさらに装飾をかねて白い細割のトウを細かな間隔で巻いた物が有名な「 重籐の弓」(しげどうのゆみ)である。 その種類は多彩で、握りより上を荒く巻いた「本重籐」、逆に下を荒く巻いた「裏重籐」、2箇所、または3箇所ずつトウを寄せて巻いた「二所重籐」「三所重籐」などがある。 「塗籠籐」はこのトウの上にさらに漆を塗ったもので朱漆をかけたものを「笛籐」という。 弦は古くは、中世からは麻糸をよったものを用い、漆やクスネ(松脂と油を煮込んで練り合わせたもの)を塗った。 弓具には矢を携行する容器、指を包むユガケ、弦を入れて携行する弦巻(弦袋)などがある。 矢の容器は古くはにみられる「靫」、奈良時代には「コロク」、平安時代末には「空穂」ができた。 これは雨露を防ぐ為矢を収める筒を毛皮で覆ったものである。 はコロクから変化した「」を愛用したが、末には「矢籠」という簡便な容器が使われ、その後の戦闘に用いられた。 なお、日本の「弓」の初見はにある。 スサノオがアマテラスと別れる時の「弓腹振り立てて…」との一文がそれである。 なお、神社の儀式で用いる弓は、梓を朱塗りし、金物を附け、弦は糸巻とする事を本義としている。 小弓 [ ]• 梓弓(梓巫女) - 特にと呼ばれる祈祷師が、葛に入れて持ち歩いた鳴弦を行うための梓の木でできた小弓をさし、そのほかにもあればもあり、すべて祭礼や神事に使われる。 楊弓 - 楊柳の木でできた小弓で、平安時代から公家の間で嗜まれた遊び(お座敷遊び)に用いられ、には祭り文化とあいまって吉日やなどで、(まとや)が楊弓場や矢場で提供した「懸け物」のに用いられた弓をさす。 真弓 - 檀(まゆみ)の木で出来た小弓をさし、楊弓も檀で作られるものも一般的であった。 雀小弓 - 平安時代に公家の子供に与えられたもっとも小さな和弓であり、「ほどの小動物しか射抜けない」ことや「小ささを雀に例えて」このような名称になっていると諸説ある。 祭礼・祈祷 [ ] は武器の他儀礼や呪術の道具としても用いられた。 朝廷では誕生の際、魔よけとしてを行う。 民間で男児の初にという弓矢の模型を贈り、また建築ののとき、矢を番えた弓を屋上に上げるのも魔よけの意味である。 さらに新年に弓を射る神事を行って、その年の吉凶を占い、穢れを祓い魔除けとする風習もある。 桑の弓 - 桑弓(そうきゅう)ともいい、男の子が生まれた時に前途の厄を払うため、家の四方に向かって桑の弓で蓬の矢を射た。 桑の弓は桑の木で作った弓、蓬の矢は蓬の葉で羽を矧いだ(はいだ)。 桃の弓 - 大晦日に朝廷で行われた追儺(ついな)の式で、鬼を祓う為に使われた弓で桃の木で出来ていた。 葦の茎で作られた葦の矢と用いられた。 威儀弓 - 神社の祭礼・儀式等で用いる弓は「威儀弓」と言われる。 竹製籐巻弓や梓製朱塗弓などが使用される。 なお、神社の祭礼や祈祷で用いる弓は弦を外して「弓袋」に納める。 弓袋には「片口袋」と「両口袋」がある。 日本における弩・クロスボウ [ ] 日本においては、は既にには中国から伝わっていたが、中国やと異なり、弩・の発達する機会が無く、実際に発達しなかったし、人気も無かった。 古代のから前期にかけて使われていたが、の登場する中世には廃れて消滅した。 中国での弩の普及は、高性能の複合短弓に熟練した大陸の遊牧騎馬民と常に対峙した事、平原での戦闘が多く大規模戦闘が頻発したという事情によるが、日本ではその事情が全くあてはまらなかった。 弩・クロスボウの大きい威力と長い射程と高い命中率は、弓の技量の低い農民などを大量に動員して戦力化し、数で戦う集団戦闘において役立つものだが、中世日本では武士同士が戦う小数戦闘であり、全員が弓矢の鍛錬を行っており、弩・クロスボウの必要性が無かった。 また武士にとって、弩・クロスボウにはができないという欠点があった。 日本では弓の長さを長大にして、素材に複合素材を用いる事で威力を増す方向に進化したため、が普及する後期まで弓は廃れなかった。 また戦国時代には西洋よりクロスボウも伝来したが、鉄砲伝来と同時期であり、威力では鉄砲に、速射性では弓に劣るクロスボウは、中途半端であるとして普及しなかった。 同様の理由で弩が復活することもなかった。 また、日本では、弓は兵士だけの武器ではなく、主要な武器として一貫して扱われ、名のあるにとって鍛錬する必要の武芸の側面もあった。 これは優れた武将を「何々の弓取り」と呼ぶことにも現れている。 戦国時代に鉄砲が主力兵器に躍り出た後も弓による射芸は生き延び、へと結実した。 しかし弓道は心身鍛錬の手段として心構えだけが残り、実戦的な武芸から離れてしまった(ただし現在のような運動機器が無い時代においては、的な効果もあった)。 その他 [ ] 民族をはじめとした北方少数民族では、弓だけでなく、に類似した弓も狩猟に用いられた。 アイヌ語ではと呼ぶ。 弓に纏わる言葉 [ ] 弓張り月・下弦の月• 弓を引く - 謀反を起こすこと。 反旗を翻すこと。 弓は袋に太刀は鞘 - 弓もも使う必要のないのこと。 同義語)弓は袋を出(い)ださず。 弓を弓袋にす。 弓と弦 - 曲がったものと真直ぐなものとが相並んでいることの喩え。 弓を外す - 戦いを終える。 もしくは武装解除すること。 弓の弦を切る - 降伏すること。 弓張り月 - 上弦の月・下弦の月のことをさす。 弓張月 - 伝説上の強弓。 弓手 - ゆんで。 ゆみのて。 弓を持つ方の手、すなわち左手のこと。 弓馬の家 - 武家・のこと。 弓術と馬術が武家の必須技能であったことから。 弓馬の道 - 武家の道、、のこと。 記録 [ ] 最長記録は弓職人 ()が持つ、足で弓を保持し両手で弦を引くフットボウというスタイルで 1. 873 km を達成した。 最も遠くの的に命中させた記録は、ではの283. 47 mである。 参考文献 [ ].

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弓 熟語

弓【ゆみ】 [英語]bow ボウ• 「矢 ヤ [英語]arrow 」とともに「飛道具 トビドウグ 」の一つ。 しげとう 重籐、滋籐 、ゆぶくろ 弓袋、韜。 強弓:しちにんばり 七人張り、七人張 「アーチェリー [英語]archery 」は「洋弓術」または「弓矢類」の意味であるが、日本では「洋弓 ヨウキュウ 」も指す。 [楽]擦弦 サツゲン 楽器を演奏するための器具。 細長い棒に馬の尾の毛などを張り、その毛で楽器の弦 ゲン をこすり、振動させて音を出すもの。 良く振動するようにマツヤニ 松脂 を塗ることもある。 「ボーゲン [ドイツ語]Bogen 」とも呼ぶ。 熟語 弓【ゆみ】 [英語]bow ボウ 「矢 ヤ [英語]arrow 」とともに「飛道具 トビドウグ 」の一つ。 しげとう 重籐、滋籐 、ゆぶくろ 弓袋、韜。 強弓:しちにんばり 七人張り、七人張 「アーチェリー [英語]archery 」は「洋弓術」または「弓矢類」の意味であるが、日本では「洋弓 ヨウキュウ 」も指す。 弓錐【ゆみぎり】 [英語]bowdrill/fire-drillbow [歴]古代の点火用具。 弓の糸 弦 を細い木 錐 に一回巻き付け、板の穴または切り込みに木の先を当て、反対側を手に持った木切れで押え、一方の手で弓を左右に何回も動かして木を回転させるもの。 木の先端が摩擦熱 マサツネツ で発火し、枯れ草などの火口 ホクチ に着火する。 弩弓【どきゅう】 [英語]crossbow [歴]いしゆみ 石弓、弩。 天弓【てんきゅう】 [中国語]Tiangong [軍]台湾国産の地対空ミサイル。 天弓1型:射程100キロメートル。 天弓2型:射程200キロメートル以上。 天弓【てんきゅう】 [気]虹 ニジ の別称。 にじ にじ、虹、霓。 検字番号 検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。 「弓」の検字番号一覧 書籍 出版社 検字番号 角川大字源 角川書店 2593 新大字典 講談社 4519 新潮日本語漢字辞典 新潮社 3238 大漢和辞典 大修館書店 9692 大漢語林 大修館書店 辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。 国語施策.

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弓 (武器)

弓 熟語

世界の弓 [ ] 弓 、、、などの古代諸国は射手隊を編成、特に騎馬戦や海戦に弓を用いた。 当時人やは弓に長けていたといわれる [ ]。 は逆に弓を重視せずそれ程有能な射手もおらず、射手はもっぱら体力のない小柄な者がなった。 も早くから弓を狩猟に用いていたが、などの騎馬遊牧民と接触してからこれに対抗するための武器として広く採用したものとみられる。 の時代にも弓は海戦で盛んに使用された。 中央アメリカでは長い間弓は知られておらず、早くても10世紀頃までは飛び道具としてが用いられ続けた。 の始祖は射手隊を巧妙に使ってに勝利したと言われる [ ]が、このころの弓は胸元で引く短弓やなどの機械弓であった。 しかしその後、の弓は長弓となり(このあたりの描写はなどに見ることができる)、弓が勝敗を決したので弓隊の長は名誉の職とされた。 中世英国の自営農民も自衛のためになどで作った長弓を用い、その名手は300mも先の的を射たという。 (「 」の項も参照のこと)しかし、他国ではは狩猟のほか弓を用いず、弓は主として身分の低いの武器とされた。 その為、身分の低い兵士はたとえ弓を装備していなくても弓兵(アーチャー、アルシェ)と呼ばれた。 機械弓 の出現は古代の東アジア・東南アジアで、はじめは足をかけて手で弦を引っ張る簡単な仕掛けで石や矢を射た。 では古代に弩を大きくしたが用いられ、頃に弩に構造がよく似たが軍に配備されるようになり、頃から弦を引っ張るのに、などを利用するようになり、巻取機のついた大掛かりな弩から弾丸を放つようになった。 (コンポジットボウ) アジアでは弓は主に遊牧民の武器であった。 彼らの使用した複合弓はコンパクトでありながら威力と連射を両立しており、イギリスや日本で使用された長弓よりも遥かに優秀であった。 また、農耕民の国家が優秀な射手の確保に苦心した一方、遊牧民は狩猟を一般的に行う為に弓の扱いに習熟した者が多く、比較的容易に優秀な射手を確保することができた。 モンゴルを初めとする遊牧民の軍隊の主力はこうした複合弓を装備した軽騎兵で、騎馬の威力もあって中世におけるユーラシア大陸最強の軍事力を形成した。 遊牧民の脅威を継続的に受け続けた中国でも遊牧民と同じ複合弓を使用したものの、農耕民である彼らは優秀な射手の確保が難しく、取り扱いが簡単で長期間の鍛錬を必要としない弩をもって遊牧民の騎兵に対抗する場合が多かった。 弓の変遷と銃の出現 実際、戦争でクロスボウとロングボウが戦ってロングボウが勝利したり、騎士の重装騎兵と弓兵との戦いで弓兵が勝つ事も度々あった。 初期の銃は威力が低く、命中率と火薬の装填時間でも弓に劣っていたので弓も併用して使用されたが、改良された銃や火器が出現すると、一部の機械弓を除き、弓はもっぱら弓術などのやアーチェリーとして行われることとなる。 例外的に発展途上国で自然と一体となって暮らしている少数の人々は日々の糧を弓で得ている。 日本の弓 [ ] 和弓 [ ] の弓はの も記しているようにで7尺前後、弓幹の中央より下を握りの位置とするのが特徴である。 既にに漆を塗った複合弓と丸木弓とが併用され、鏃には主にを使っていた。 竹と木を接着するには「」という質のものを用いた。 木弓でも破損を防ぐ為やの皮を巻いたが、複合弓は木弓よりも裂けやすく、湿度や温度の影響を受けやすいので、麻糸で千段巻に巻き込めて漆塗りにした塗弓が普通であった。 この黒い漆塗りの上にさらに装飾をかねて白い細割のトウを細かな間隔で巻いた物が有名な「 重籐の弓」(しげどうのゆみ)である。 その種類は多彩で、握りより上を荒く巻いた「本重籐」、逆に下を荒く巻いた「裏重籐」、2箇所、または3箇所ずつトウを寄せて巻いた「二所重籐」「三所重籐」などがある。 「塗籠籐」はこのトウの上にさらに漆を塗ったもので朱漆をかけたものを「笛籐」という。 弦は古くは、中世からは麻糸をよったものを用い、漆やクスネ(松脂と油を煮込んで練り合わせたもの)を塗った。 弓具には矢を携行する容器、指を包むユガケ、弦を入れて携行する弦巻(弦袋)などがある。 矢の容器は古くはにみられる「靫」、奈良時代には「コロク」、平安時代末には「空穂」ができた。 これは雨露を防ぐ為矢を収める筒を毛皮で覆ったものである。 はコロクから変化した「」を愛用したが、末には「矢籠」という簡便な容器が使われ、その後の戦闘に用いられた。 なお、日本の「弓」の初見はにある。 スサノオがアマテラスと別れる時の「弓腹振り立てて…」との一文がそれである。 なお、神社の儀式で用いる弓は、梓を朱塗りし、金物を附け、弦は糸巻とする事を本義としている。 小弓 [ ]• 梓弓(梓巫女) - 特にと呼ばれる祈祷師が、葛に入れて持ち歩いた鳴弦を行うための梓の木でできた小弓をさし、そのほかにもあればもあり、すべて祭礼や神事に使われる。 楊弓 - 楊柳の木でできた小弓で、平安時代から公家の間で嗜まれた遊び(お座敷遊び)に用いられ、には祭り文化とあいまって吉日やなどで、(まとや)が楊弓場や矢場で提供した「懸け物」のに用いられた弓をさす。 真弓 - 檀(まゆみ)の木で出来た小弓をさし、楊弓も檀で作られるものも一般的であった。 雀小弓 - 平安時代に公家の子供に与えられたもっとも小さな和弓であり、「ほどの小動物しか射抜けない」ことや「小ささを雀に例えて」このような名称になっていると諸説ある。 祭礼・祈祷 [ ] は武器の他儀礼や呪術の道具としても用いられた。 朝廷では誕生の際、魔よけとしてを行う。 民間で男児の初にという弓矢の模型を贈り、また建築ののとき、矢を番えた弓を屋上に上げるのも魔よけの意味である。 さらに新年に弓を射る神事を行って、その年の吉凶を占い、穢れを祓い魔除けとする風習もある。 桑の弓 - 桑弓(そうきゅう)ともいい、男の子が生まれた時に前途の厄を払うため、家の四方に向かって桑の弓で蓬の矢を射た。 桑の弓は桑の木で作った弓、蓬の矢は蓬の葉で羽を矧いだ(はいだ)。 桃の弓 - 大晦日に朝廷で行われた追儺(ついな)の式で、鬼を祓う為に使われた弓で桃の木で出来ていた。 葦の茎で作られた葦の矢と用いられた。 威儀弓 - 神社の祭礼・儀式等で用いる弓は「威儀弓」と言われる。 竹製籐巻弓や梓製朱塗弓などが使用される。 なお、神社の祭礼や祈祷で用いる弓は弦を外して「弓袋」に納める。 弓袋には「片口袋」と「両口袋」がある。 日本における弩・クロスボウ [ ] 日本においては、は既にには中国から伝わっていたが、中国やと異なり、弩・の発達する機会が無く、実際に発達しなかったし、人気も無かった。 古代のから前期にかけて使われていたが、の登場する中世には廃れて消滅した。 中国での弩の普及は、高性能の複合短弓に熟練した大陸の遊牧騎馬民と常に対峙した事、平原での戦闘が多く大規模戦闘が頻発したという事情によるが、日本ではその事情が全くあてはまらなかった。 弩・クロスボウの大きい威力と長い射程と高い命中率は、弓の技量の低い農民などを大量に動員して戦力化し、数で戦う集団戦闘において役立つものだが、中世日本では武士同士が戦う小数戦闘であり、全員が弓矢の鍛錬を行っており、弩・クロスボウの必要性が無かった。 また武士にとって、弩・クロスボウにはができないという欠点があった。 日本では弓の長さを長大にして、素材に複合素材を用いる事で威力を増す方向に進化したため、が普及する後期まで弓は廃れなかった。 また戦国時代には西洋よりクロスボウも伝来したが、鉄砲伝来と同時期であり、威力では鉄砲に、速射性では弓に劣るクロスボウは、中途半端であるとして普及しなかった。 同様の理由で弩が復活することもなかった。 また、日本では、弓は兵士だけの武器ではなく、主要な武器として一貫して扱われ、名のあるにとって鍛錬する必要の武芸の側面もあった。 これは優れた武将を「何々の弓取り」と呼ぶことにも現れている。 戦国時代に鉄砲が主力兵器に躍り出た後も弓による射芸は生き延び、へと結実した。 しかし弓道は心身鍛錬の手段として心構えだけが残り、実戦的な武芸から離れてしまった(ただし現在のような運動機器が無い時代においては、的な効果もあった)。 その他 [ ] 民族をはじめとした北方少数民族では、弓だけでなく、に類似した弓も狩猟に用いられた。 アイヌ語ではと呼ぶ。 弓に纏わる言葉 [ ] 弓張り月・下弦の月• 弓を引く - 謀反を起こすこと。 反旗を翻すこと。 弓は袋に太刀は鞘 - 弓もも使う必要のないのこと。 同義語)弓は袋を出(い)ださず。 弓を弓袋にす。 弓と弦 - 曲がったものと真直ぐなものとが相並んでいることの喩え。 弓を外す - 戦いを終える。 もしくは武装解除すること。 弓の弦を切る - 降伏すること。 弓張り月 - 上弦の月・下弦の月のことをさす。 弓張月 - 伝説上の強弓。 弓手 - ゆんで。 ゆみのて。 弓を持つ方の手、すなわち左手のこと。 弓馬の家 - 武家・のこと。 弓術と馬術が武家の必須技能であったことから。 弓馬の道 - 武家の道、、のこと。 記録 [ ] 最長記録は弓職人 ()が持つ、足で弓を保持し両手で弦を引くフットボウというスタイルで 1. 873 km を達成した。 最も遠くの的に命中させた記録は、ではの283. 47 mである。 参考文献 [ ].

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