トンボ の いる 風景 絵。 トンボ図鑑

5月のトンボ

トンボ の いる 風景 絵

の飛翔の40倍 実時間1. 2秒 成虫の頭部は丸く、が大きい。 胸部は箱形で、よく発達した長い2対のを持つ。 これをそれぞれ交互にはばたかせて飛行する。 空中で静止(ホバリング)することもできる。 宙返りが観察された種もある。 留まるときには、翅を上に背中合わせに立てるか、平らに左右に広げ、一般的な昆虫のように後ろに曲げて背中に並べることが出来ない。 これは原始的特徴と見られる。 には、横方向から見て折れ曲がった構造をしていて凹凸が有り、飛行中に気流の渦ができる。 その発見以前のの理論では、そのような状態はのように、性能が劣ると考えられていた。 翅は1枚だけが消失しても飛ぶことが出来る。 腹部は細長く、後方へのびる。 脚は捕獲するために使用されるが、歩行するのには適していない。 トンボは枝先に留まるのに脚を使う他は、少しの移動でも翅を使って飛ぶことが多い。 ギンヤンマ類のヤゴ ほとんどの種類のオスはをもち、生息に良い場所を独占する。 他のオスが縄張りに侵入すると、激しく攻撃する。 ヤンマ類では、より広い行動圏を巡回するように飛び回る行動が知られる。 オスは部の前部に、先端に尾部付属器をもち、メスを見つけると首を確保して固定する。 メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。 トンボの交尾はクモと並んで特殊なものである。 生殖孔は雌雄ともに腹部後端にあるが、オスの腹部後端はメスを確保するのに用いられ、交尾時にはふさがっている。 そこで、オスの腹部前端近くに貯精嚢があり、オスはあらかじめ自分の腹部後端をここに接してを蓄える。 首をオスの腹部後端に固定されたメスは、自分の腹部後端をオスの腹部前端に接して精子を受け取るのである。 このとき、全体として一つの輪を作る。 交尾が終わったメスは産卵を行うが、産卵の形態は種類によってさまざまである。 など - 雌雄が数匹連結したまま、などに産卵。 イトトンボの中にはして産卵するものもいる。 など - 雌雄が連結したまま、水面を腹部で何度も叩くように産卵。 など - メスが水草などに産卵するのを、オスがホバリングしながら上空で見守る。 など - メスが単独で水草の組織内に産卵。 などは潜水して産卵する。 - 雌雄が連結したまま、水辺の低空から卵をばらまく。 - メスが単独で、飛びながら水底のに産卵。 した幼虫は翅がなくてが長く、腹部の太くて短いものもあればイトトンボのように細長いものもある。 腹の内部に鰓(気管鰓)をもち、腹部の先端から水を吸ってを行う。 素早く移動するときは腹部の先端から水を噴出し、噴射の要領で移動することもできる。 なおイトトンボの仲間の幼虫には、腹部の先端に3枚の外鰓がある。 幼虫はと呼ばれ、水中で生物を捕食して成長する。 幼虫の下はののように変形しており、曲げ伸ばしができる。 先端がかぎ状で左右に開き、獲物を捕える時は下顎へ瞬間的に体液を送り込むことによってこれを伸ばしてはさみ取る。 小さい頃の獲物はやだが、大きくなると小魚やなどになり、えさが少ないと もして、強いものが生き残る。 幼虫の期間は、のように1か月足らずのものもいれば、など数年に及ぶものもいる。 終齢幼虫は水辺の植物などに登ってし、翅と長い腹部を持った成虫になる。 羽化はと同じようにたいてい夜間におこなわれる。 羽化の様子もセミのそれと似ている。 ただし、トンボの成虫は寿命が数か月ほどと長く、成熟に時間がかかるものが多い。 羽化後、かなりの距離を移動するものも知られている。 アキアカネなどの類は、夏に山地に移動し、秋に低地に戻ってくるものがある。 その後、交尾・産卵を行って死ぬ。 さらにのように海を越えて移動するものも知られる。 この種の場合、熱帯域に生活域の中心があるが、夏に次第に温帯域に進出し、それぞれの地域で繁殖しつつ移動して行き、最終的にはそれらがすべて死滅する、いわゆるを行う。 寒冷地ではふつう幼虫でするが、の仲間は成虫で越冬する。 人間との関係 [ ] の影響で [ ]、精力剤となるというふれこみでとして服用された。 幼生期には水中の害虫、成虫期には空中の害虫を捕食するためとして扱われる [ ]。 特にに対してはボウフラと成虫の両方を捕食するため大きな天敵となっている。 また卵で越冬し、幼生期を水中で過ごし、成虫期を陸上(空中)で過ごすところからの環境と合致し、に対する害虫をよく捕食する。 他方、害虫となる例はほとんど無いが、がの、がやなどの若枝に産卵するのが栽培農家に害を与える例が知られる。 特に後者は一部の枝に産卵が集中するために枝を枯らす場合があり、農家にとってそれなりに重要である。 かつての書物にはその駆除法が記されたものもあった。 文化の中のトンボ [ ] 日本語名称 [ ] 日本では古くトンボを 秋津(アキツ、アキヅ)と呼び、親しんできた。 古くは日本の国土を指して(あきつしま)とする異名があり 、『』によれば、山頂から国見をしたが感嘆をもって「あきつの臀呫(となめ)の如し」(トンボの交尾のよう(な形)だ)と述べたといい、そこから「秋津洲」の名を得たとしている。 また『』には、の腕にたかったアブを食い殺したトンボのエピソードがあり、やはり「倭の国を蜻蛉島(あきつしま)と」呼んだとしている。 み吉野の に 猪鹿(しし)伏すと 誰ぞ 大前に奏(まを)す やすみしし 我が大君の 猪鹿(しし)待つと 呉座にいまし 白栲(しろたへ)の 衣手着そなふ 手腓(たこむら)に 虻かきつき その虻を 蜻蛉早咋ひ かくの如 名に負はむと そらみつ 倭の国を 蜻蛉島とふ 方言においては、「あきつ」「あきず」「あけず」「あけす」「あけーじょ」「はけーじゃ」「とんぷ」「どんぼ」 、などの語形が東北から南西諸島に至る各地で見られる。 トンボの語源については諸説あり、たとえば以下のようなものがある。 「飛羽」>トビハ>トンバウ>トンボ• 「飛ぶ穂」>トブホ>トンボ• 「飛ぶ棒」>トンボウ>トンボ• 湿地や沼を意味するダンブリ、ドンブ、タンブ>トンボ• 秋津島が東方にある地であることからトウホウ>トンボ• 高いところから落下して宙返りのツブリ、トブリ>トンボ なお、漢字では「蜻蛉」と書くが、この字はを指すものでもあって、とくに近代以前の旧い文献では「トンボはカゲロウの俗称」であるとして、両者を同一視している。 例えばによる物名語源事典『』(二十・蟲豸)には、「蜻蛉 カゲロウ。 古にはアキツといひ後にはカゲロウといふ。 即今俗にトンボウといひて東国の方言には今もヱンバといひ、また赤卒()をばイナゲンザともいふ也」とあり、カゲロウをトンボの異称としている風である。 日本語ではトンボが身近な生物であったため、さまざまな事物に「トンボ」の名がつけられている。 これについてはを参照のこと。 トンボの民俗 [ ] 日本 [ ] トンボは素早く飛び回りを捕食し、 また前にしか進まず退かないところから「不退転(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」とも呼ばれ [ ]、一種の縁起物として特にに喜ばれた。 戦国時代にはや、(えびら)刀の(つば)などの武具、やの装飾に用いられた。 の一人は蜻蛉切(とんぼぎり)とよばれる長さ2丈(約6m)におよぶという長槍を愛用した。 その名の由来は蜻蛉が穂先に止まった途端に真っ二つに切れてしまったという逸話にちなんでいる。 目的地まで来て、すぐに引き返す意味で「蜻蛉返り」という言葉も用いられる。 トンボ取りは子供の遊びである。 目玉の大きいトンボの目の前で、指を回して目を回させようとするのは、実際の効果は高くない。 戦前は竹竿の先にトリモチをつけてとるのが一般的だったようだ。 また、小さな石を糸の両端に結びつけ、これを投げ上げる方法も伝えられている。 トンボが小昆虫と間違えて接近すると糸が絡まって落ちてくる、というものである。 竹を削った玩具でも古くから子供の間で親しまれている。 いずれにしても日本ほどトンボに対するイメージが豊富かつ良好な所はないといわれる。 [ ]形がカタカナの「キ」に似ていることから、キザ(気障)のことを「トンボにサの字」と言ったりする(の『』弐編上に用例あり)。 に「とんぱち」という言葉がある。 これは「トンボに鉢巻き」の略で、トンボに鉢巻きをすると何も見えなくなるというイメージから転じて「目先がきかない者」「何をしでかすか分からない者」を指す。 西洋 [ ] 西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。 英名を dragonfly というが、はその文化において不吉なものということを考えると得心がいく。 [ ] 一方で、イトトンボ類には damselfly (ダムゼルフライ、 damsel は乙女の意)といった優雅な呼称もある。 ヨーロッパでは「の針」などとも呼ばれたり、その翅はになっていて触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまう、あるいは耳を縫いつけるという迷信もあった。 魔女の針という名称はこの「縫いつける」という迷信と関連づけられた事によってつけられたらしい。 また、トンボが刺すという誤解も広く流布しているようである。 また、「ヘビの先生」との名もあり、これは危険が近づいていることをトンボがヘビに教える、という伝承による。 創作におけるトンボ [ ] の伝統をもつ、またとりわけの影響のもと、近代に入って西洋美術でも虫や草花を主題とした作品が多数作られるようになったが、「蜻蛉」を主題とした作品を多数生み出した作家としては、の旗手であった工芸作家・がとりわけよく知られている。 下に図示したような木工作品のほか、ガレは蜻蛉をモチーフとしたガラス器類を多数制作した。 ある作品には「うちふるえる蜻蛉を愛する者これを作る」との銘を刻み込みさえしたという。 また、当時のジャポニズム愛好家たちの間では、蜻蛉を日本の象徴とする気運さえ生まれつつあったという。 のランプシェード。 トンボを題材とする楽曲 [ ]• (、作詞:、作曲:)• (童謡、作詞:、作曲:)• ポルカ・マズルカ『』 ()• (作詞・作曲・歌:)• () トンボの名を持つ他の生き物 [ ]• 、、(の俗称)などがいるが、いずれもトンボとは縁の遠いの昆虫である。 ツレサギソウ属・、ミズトンボ属・など、の植物。 自然保護との関係 [ ] トンボは、特に日本では古くから子どもの遊び相手であり、身近な水環境を生息域として多くの種が見られた。 しかし、近年 [ ]の水回りの激しい環境変化によって、その多くが身の回りから姿を消した。 湿地性の種では、絶滅危惧種に指定されているものもある。 80年代以降にらの都市の身近な環境を、多くの生物が住めるように整えるというの考えの元、様々な試みが各地でなされてきた。 と並びトンボを看板に用いる運動が多かった。 日本ではそれだけこれらの昆虫が親しまれている証拠であろう。 しかし、成虫が餌を採らないホタルの場合は比較的大きな空間を必要とせず、水条件と水周辺の木陰程度があれば生息可能なので、放流を前提とすれば案外簡単に繁殖させられる。 それに対して、トンボの成虫は寿命も長く、飛翔力が強いから、水場だけではなく、その周辺に十分な面積の緑地環境が必要である。 しかし、一方で飛翔に十分な空間の開けた場所なら半坪ほどのビオトープでも水草があればどこからか飛来して産卵することが期待できる。 一度発生すると水草類の繁茂しすぎなどの環境悪化を見守れば毎年発生するので個体の回帰性もあると思われる。 雄は縄張りを強く守り、他の雄や敵に執拗に追われた個体や雌が繁殖の水辺を求めて、能力に合わせて、イトトンボでも数百メートル飛翔移動すると考えられる。 トンボの人工飼育は容易ではないから、トンボ池には原則として放流はしない、それだけにトンボの保護は難易度が高いが、環境保護活動としては意義も大きいと言える。 また、都会に於いては、一つの池ではトンボの生活が維持できない場合もあるが、ある程度の距離を置いて、そのような施設を多数設置すれば、飛翔力の強い彼らのこと、それらを移動しつつ生活を維持できるのではないかとの考えも出ている。 日本におけるトンボの名所 [ ] トンボは日本全国でなじみ深い昆虫であり、特にトンボの紹介などに力を入れた施設も知られている。 - - に70種が生息し、単一の沼としては日本一種類が多い。 - 分類 [ ] トンボ目は、とともに原始的な翅の構造を残した分類群であり、この2目はに分類される。 からが知られ、中でもは翅を広げると70cmにも達する最大級の昆虫として知られる。 ただし、これはトンボ目に属する種ではないと考える説もある。 アキアカネ 均翅亜目(イトトンボ亜目) Zygoptera [ ] 前後の翅がほぼ同じ形で、腹部が細長い。 ほとんどの種類が翅を閉じて止まる。 Agrionidae - 、、、など• Platycnemididae - 、など• Lestidae - 、など• Megapodagrionidae -• Chlorocyphidae -• Calopterygidae - 、、、、など• Euphaeidae - 均翅不均翅亜目(ムカシトンボ亜目) Anisozygoptera [ ] 胴体は不均翅亜目のサナエトンボ類のものに似るが、翅は均翅亜目のものに似ており、翅を閉じて止まる特徴がある。 現生種は1科1属2種のみである。 Epiophlebiidae - 、 不均翅亜目(トンボ亜目) Anisoptera [ ] 後翅が前翅より広く、休む時は翅を開いたまま止まる。 Aeshnidae - 、、、など• Austropetaliidae• Chlorogomphidae• Cordulegastridae -• Corduliidae - 、など• Gomphidae - 、、など• Libellulidae - 、、、、、、、、、、など• Neopetaliidae• Petaluridae - ほかにもたくさんの科が認められている。 参考文献 [ ]• ・ 『トンボのすべて』 、1999年、。 『水辺の昆虫』 〈ヤマケイポケットガイド〉、2000年、。 『トンボ入門』 、2004年、。 エヴァンズ,日高敏隆訳,『虫の惑星』, 1968 ,早川書房 脚注 [ ]• 新井 2004 p. 112• (中略)今俗呼止無保宇、是名見袖中抄、童蒙抄」。 (中略)今は俗に「とんぼう」と呼ぶ。 この名は『』(平安末期〜鎌倉初期)や『』(平安後期)にも見える。 神武紀より。 原文「皇輿巡幸因、登腋上嗛間丘、而廻望国状曰、妍哉乎国之獲矣、雖内木綿之真咋国、猶如蜻蛉之臀呫焉、由是始有秋津洲之号也」。 佐久市志編纂委員会編纂『佐久市志 民俗編 下』佐久市志刊行会、1990年、1384 - 1385ページ。 新井 2004 p. 103• エヴァンズ 1972 p. 72-73• サントリー・チャンネル、2013年• ただし、旧翅下綱が系統的にまとまりのある分類群であるか否かには異論もある。 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 (積極的に研究している。 ) 外部リンク [ ]•

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トンボの種類25種まとめ!日本に生息する最大・最小・綺麗なトンボ

トンボ の いる 風景 絵

の飛翔の40倍 実時間1. 2秒 成虫の頭部は丸く、が大きい。 胸部は箱形で、よく発達した長い2対のを持つ。 これをそれぞれ交互にはばたかせて飛行する。 空中で静止(ホバリング)することもできる。 宙返りが観察された種もある。 留まるときには、翅を上に背中合わせに立てるか、平らに左右に広げ、一般的な昆虫のように後ろに曲げて背中に並べることが出来ない。 これは原始的特徴と見られる。 には、横方向から見て折れ曲がった構造をしていて凹凸が有り、飛行中に気流の渦ができる。 その発見以前のの理論では、そのような状態はのように、性能が劣ると考えられていた。 翅は1枚だけが消失しても飛ぶことが出来る。 腹部は細長く、後方へのびる。 脚は捕獲するために使用されるが、歩行するのには適していない。 トンボは枝先に留まるのに脚を使う他は、少しの移動でも翅を使って飛ぶことが多い。 ギンヤンマ類のヤゴ ほとんどの種類のオスはをもち、生息に良い場所を独占する。 他のオスが縄張りに侵入すると、激しく攻撃する。 ヤンマ類では、より広い行動圏を巡回するように飛び回る行動が知られる。 オスは部の前部に、先端に尾部付属器をもち、メスを見つけると首を確保して固定する。 メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。 トンボの交尾はクモと並んで特殊なものである。 生殖孔は雌雄ともに腹部後端にあるが、オスの腹部後端はメスを確保するのに用いられ、交尾時にはふさがっている。 そこで、オスの腹部前端近くに貯精嚢があり、オスはあらかじめ自分の腹部後端をここに接してを蓄える。 首をオスの腹部後端に固定されたメスは、自分の腹部後端をオスの腹部前端に接して精子を受け取るのである。 このとき、全体として一つの輪を作る。 交尾が終わったメスは産卵を行うが、産卵の形態は種類によってさまざまである。 など - 雌雄が数匹連結したまま、などに産卵。 イトトンボの中にはして産卵するものもいる。 など - 雌雄が連結したまま、水面を腹部で何度も叩くように産卵。 など - メスが水草などに産卵するのを、オスがホバリングしながら上空で見守る。 など - メスが単独で水草の組織内に産卵。 などは潜水して産卵する。 - 雌雄が連結したまま、水辺の低空から卵をばらまく。 - メスが単独で、飛びながら水底のに産卵。 した幼虫は翅がなくてが長く、腹部の太くて短いものもあればイトトンボのように細長いものもある。 腹の内部に鰓(気管鰓)をもち、腹部の先端から水を吸ってを行う。 素早く移動するときは腹部の先端から水を噴出し、噴射の要領で移動することもできる。 なおイトトンボの仲間の幼虫には、腹部の先端に3枚の外鰓がある。 幼虫はと呼ばれ、水中で生物を捕食して成長する。 幼虫の下はののように変形しており、曲げ伸ばしができる。 先端がかぎ状で左右に開き、獲物を捕える時は下顎へ瞬間的に体液を送り込むことによってこれを伸ばしてはさみ取る。 小さい頃の獲物はやだが、大きくなると小魚やなどになり、えさが少ないと もして、強いものが生き残る。 幼虫の期間は、のように1か月足らずのものもいれば、など数年に及ぶものもいる。 終齢幼虫は水辺の植物などに登ってし、翅と長い腹部を持った成虫になる。 羽化はと同じようにたいてい夜間におこなわれる。 羽化の様子もセミのそれと似ている。 ただし、トンボの成虫は寿命が数か月ほどと長く、成熟に時間がかかるものが多い。 羽化後、かなりの距離を移動するものも知られている。 アキアカネなどの類は、夏に山地に移動し、秋に低地に戻ってくるものがある。 その後、交尾・産卵を行って死ぬ。 さらにのように海を越えて移動するものも知られる。 この種の場合、熱帯域に生活域の中心があるが、夏に次第に温帯域に進出し、それぞれの地域で繁殖しつつ移動して行き、最終的にはそれらがすべて死滅する、いわゆるを行う。 寒冷地ではふつう幼虫でするが、の仲間は成虫で越冬する。 人間との関係 [ ] の影響で [ ]、精力剤となるというふれこみでとして服用された。 幼生期には水中の害虫、成虫期には空中の害虫を捕食するためとして扱われる [ ]。 特にに対してはボウフラと成虫の両方を捕食するため大きな天敵となっている。 また卵で越冬し、幼生期を水中で過ごし、成虫期を陸上(空中)で過ごすところからの環境と合致し、に対する害虫をよく捕食する。 他方、害虫となる例はほとんど無いが、がの、がやなどの若枝に産卵するのが栽培農家に害を与える例が知られる。 特に後者は一部の枝に産卵が集中するために枝を枯らす場合があり、農家にとってそれなりに重要である。 かつての書物にはその駆除法が記されたものもあった。 文化の中のトンボ [ ] 日本語名称 [ ] 日本では古くトンボを 秋津(アキツ、アキヅ)と呼び、親しんできた。 古くは日本の国土を指して(あきつしま)とする異名があり 、『』によれば、山頂から国見をしたが感嘆をもって「あきつの臀呫(となめ)の如し」(トンボの交尾のよう(な形)だ)と述べたといい、そこから「秋津洲」の名を得たとしている。 また『』には、の腕にたかったアブを食い殺したトンボのエピソードがあり、やはり「倭の国を蜻蛉島(あきつしま)と」呼んだとしている。 み吉野の に 猪鹿(しし)伏すと 誰ぞ 大前に奏(まを)す やすみしし 我が大君の 猪鹿(しし)待つと 呉座にいまし 白栲(しろたへ)の 衣手着そなふ 手腓(たこむら)に 虻かきつき その虻を 蜻蛉早咋ひ かくの如 名に負はむと そらみつ 倭の国を 蜻蛉島とふ 方言においては、「あきつ」「あきず」「あけず」「あけす」「あけーじょ」「はけーじゃ」「とんぷ」「どんぼ」 、などの語形が東北から南西諸島に至る各地で見られる。 トンボの語源については諸説あり、たとえば以下のようなものがある。 「飛羽」>トビハ>トンバウ>トンボ• 「飛ぶ穂」>トブホ>トンボ• 「飛ぶ棒」>トンボウ>トンボ• 湿地や沼を意味するダンブリ、ドンブ、タンブ>トンボ• 秋津島が東方にある地であることからトウホウ>トンボ• 高いところから落下して宙返りのツブリ、トブリ>トンボ なお、漢字では「蜻蛉」と書くが、この字はを指すものでもあって、とくに近代以前の旧い文献では「トンボはカゲロウの俗称」であるとして、両者を同一視している。 例えばによる物名語源事典『』(二十・蟲豸)には、「蜻蛉 カゲロウ。 古にはアキツといひ後にはカゲロウといふ。 即今俗にトンボウといひて東国の方言には今もヱンバといひ、また赤卒()をばイナゲンザともいふ也」とあり、カゲロウをトンボの異称としている風である。 日本語ではトンボが身近な生物であったため、さまざまな事物に「トンボ」の名がつけられている。 これについてはを参照のこと。 トンボの民俗 [ ] 日本 [ ] トンボは素早く飛び回りを捕食し、 また前にしか進まず退かないところから「不退転(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」とも呼ばれ [ ]、一種の縁起物として特にに喜ばれた。 戦国時代にはや、(えびら)刀の(つば)などの武具、やの装飾に用いられた。 の一人は蜻蛉切(とんぼぎり)とよばれる長さ2丈(約6m)におよぶという長槍を愛用した。 その名の由来は蜻蛉が穂先に止まった途端に真っ二つに切れてしまったという逸話にちなんでいる。 目的地まで来て、すぐに引き返す意味で「蜻蛉返り」という言葉も用いられる。 トンボ取りは子供の遊びである。 目玉の大きいトンボの目の前で、指を回して目を回させようとするのは、実際の効果は高くない。 戦前は竹竿の先にトリモチをつけてとるのが一般的だったようだ。 また、小さな石を糸の両端に結びつけ、これを投げ上げる方法も伝えられている。 トンボが小昆虫と間違えて接近すると糸が絡まって落ちてくる、というものである。 竹を削った玩具でも古くから子供の間で親しまれている。 いずれにしても日本ほどトンボに対するイメージが豊富かつ良好な所はないといわれる。 [ ]形がカタカナの「キ」に似ていることから、キザ(気障)のことを「トンボにサの字」と言ったりする(の『』弐編上に用例あり)。 に「とんぱち」という言葉がある。 これは「トンボに鉢巻き」の略で、トンボに鉢巻きをすると何も見えなくなるというイメージから転じて「目先がきかない者」「何をしでかすか分からない者」を指す。 西洋 [ ] 西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。 英名を dragonfly というが、はその文化において不吉なものということを考えると得心がいく。 [ ] 一方で、イトトンボ類には damselfly (ダムゼルフライ、 damsel は乙女の意)といった優雅な呼称もある。 ヨーロッパでは「の針」などとも呼ばれたり、その翅はになっていて触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまう、あるいは耳を縫いつけるという迷信もあった。 魔女の針という名称はこの「縫いつける」という迷信と関連づけられた事によってつけられたらしい。 また、トンボが刺すという誤解も広く流布しているようである。 また、「ヘビの先生」との名もあり、これは危険が近づいていることをトンボがヘビに教える、という伝承による。 創作におけるトンボ [ ] の伝統をもつ、またとりわけの影響のもと、近代に入って西洋美術でも虫や草花を主題とした作品が多数作られるようになったが、「蜻蛉」を主題とした作品を多数生み出した作家としては、の旗手であった工芸作家・がとりわけよく知られている。 下に図示したような木工作品のほか、ガレは蜻蛉をモチーフとしたガラス器類を多数制作した。 ある作品には「うちふるえる蜻蛉を愛する者これを作る」との銘を刻み込みさえしたという。 また、当時のジャポニズム愛好家たちの間では、蜻蛉を日本の象徴とする気運さえ生まれつつあったという。 のランプシェード。 トンボを題材とする楽曲 [ ]• (、作詞:、作曲:)• (童謡、作詞:、作曲:)• ポルカ・マズルカ『』 ()• (作詞・作曲・歌:)• () トンボの名を持つ他の生き物 [ ]• 、、(の俗称)などがいるが、いずれもトンボとは縁の遠いの昆虫である。 ツレサギソウ属・、ミズトンボ属・など、の植物。 自然保護との関係 [ ] トンボは、特に日本では古くから子どもの遊び相手であり、身近な水環境を生息域として多くの種が見られた。 しかし、近年 [ ]の水回りの激しい環境変化によって、その多くが身の回りから姿を消した。 湿地性の種では、絶滅危惧種に指定されているものもある。 80年代以降にらの都市の身近な環境を、多くの生物が住めるように整えるというの考えの元、様々な試みが各地でなされてきた。 と並びトンボを看板に用いる運動が多かった。 日本ではそれだけこれらの昆虫が親しまれている証拠であろう。 しかし、成虫が餌を採らないホタルの場合は比較的大きな空間を必要とせず、水条件と水周辺の木陰程度があれば生息可能なので、放流を前提とすれば案外簡単に繁殖させられる。 それに対して、トンボの成虫は寿命も長く、飛翔力が強いから、水場だけではなく、その周辺に十分な面積の緑地環境が必要である。 しかし、一方で飛翔に十分な空間の開けた場所なら半坪ほどのビオトープでも水草があればどこからか飛来して産卵することが期待できる。 一度発生すると水草類の繁茂しすぎなどの環境悪化を見守れば毎年発生するので個体の回帰性もあると思われる。 雄は縄張りを強く守り、他の雄や敵に執拗に追われた個体や雌が繁殖の水辺を求めて、能力に合わせて、イトトンボでも数百メートル飛翔移動すると考えられる。 トンボの人工飼育は容易ではないから、トンボ池には原則として放流はしない、それだけにトンボの保護は難易度が高いが、環境保護活動としては意義も大きいと言える。 また、都会に於いては、一つの池ではトンボの生活が維持できない場合もあるが、ある程度の距離を置いて、そのような施設を多数設置すれば、飛翔力の強い彼らのこと、それらを移動しつつ生活を維持できるのではないかとの考えも出ている。 日本におけるトンボの名所 [ ] トンボは日本全国でなじみ深い昆虫であり、特にトンボの紹介などに力を入れた施設も知られている。 - - に70種が生息し、単一の沼としては日本一種類が多い。 - 分類 [ ] トンボ目は、とともに原始的な翅の構造を残した分類群であり、この2目はに分類される。 からが知られ、中でもは翅を広げると70cmにも達する最大級の昆虫として知られる。 ただし、これはトンボ目に属する種ではないと考える説もある。 アキアカネ 均翅亜目(イトトンボ亜目) Zygoptera [ ] 前後の翅がほぼ同じ形で、腹部が細長い。 ほとんどの種類が翅を閉じて止まる。 Agrionidae - 、、、など• Platycnemididae - 、など• Lestidae - 、など• Megapodagrionidae -• Chlorocyphidae -• Calopterygidae - 、、、、など• Euphaeidae - 均翅不均翅亜目(ムカシトンボ亜目) Anisozygoptera [ ] 胴体は不均翅亜目のサナエトンボ類のものに似るが、翅は均翅亜目のものに似ており、翅を閉じて止まる特徴がある。 現生種は1科1属2種のみである。 Epiophlebiidae - 、 不均翅亜目(トンボ亜目) Anisoptera [ ] 後翅が前翅より広く、休む時は翅を開いたまま止まる。 Aeshnidae - 、、、など• Austropetaliidae• Chlorogomphidae• Cordulegastridae -• Corduliidae - 、など• Gomphidae - 、、など• Libellulidae - 、、、、、、、、、、など• Neopetaliidae• Petaluridae - ほかにもたくさんの科が認められている。 参考文献 [ ]• ・ 『トンボのすべて』 、1999年、。 『水辺の昆虫』 〈ヤマケイポケットガイド〉、2000年、。 『トンボ入門』 、2004年、。 エヴァンズ,日高敏隆訳,『虫の惑星』, 1968 ,早川書房 脚注 [ ]• 新井 2004 p. 112• (中略)今俗呼止無保宇、是名見袖中抄、童蒙抄」。 (中略)今は俗に「とんぼう」と呼ぶ。 この名は『』(平安末期〜鎌倉初期)や『』(平安後期)にも見える。 神武紀より。 原文「皇輿巡幸因、登腋上嗛間丘、而廻望国状曰、妍哉乎国之獲矣、雖内木綿之真咋国、猶如蜻蛉之臀呫焉、由是始有秋津洲之号也」。 佐久市志編纂委員会編纂『佐久市志 民俗編 下』佐久市志刊行会、1990年、1384 - 1385ページ。 新井 2004 p. 103• エヴァンズ 1972 p. 72-73• サントリー・チャンネル、2013年• ただし、旧翅下綱が系統的にまとまりのある分類群であるか否かには異論もある。 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 (積極的に研究している。 ) 外部リンク [ ]•

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5月のトンボ

トンボ の いる 風景 絵

5月のトンボ 羽化を始めたシオヤトンボ 2016年5月9日 青森市・牛館川そばの湿地 住宅街の一角にあるビオトープでクロスジギンヤンマが羽化を始めた。 2007年5月16日 青森市・しらかばビオトープ Sony DSC-F828 羽化中のクロスジギンヤンマ 矢印の3頭 2016年5月18日 秋田県大館市・市民の森にあるトンボ公園 フキの葉に止まって休む羽化間もないヒメクロサナエ。 2004年5月19日 青森市・合子沢川上流の水田のそば Sony DSC-F828 ヨツボシトンボ3頭の羽化風景。 時折強い風が吹くので、3頭とも風上を向いています。 2005年5月20日9時33分 青森市・沖館遊水地 Sony DSC-F828 ヒメクロサナエの羽化 翅が伸びきった頃 2003年5月24日 11時39分青森市・合子沢川上流 Minolta DiMARGE 7i 枯れ草の先に止まったヨツボシトンボ。 背景の青空が印象的。 2002年5月24日 つがる市・冷水沼 Olympus E-10 大きなシダの葉にサラサヤンマの羽化殻2個を見つけた。 2019年5月24日 中泊町・上高根ため池そばの林道 森の広場から池までの開かれた道の両脇にフキがたくさん茂っていて、その葉にコサナエがたくさん日向ぼっこしていました。 この写真は特別大きい蕗の葉に4頭のコサナエが休んでいるところです。 2002年5月25日 青森市・森の広場から池に向かう道にて Sony MVC-FD95 シャクの白い花に埋まるように休んでいたコサナエ 2003年5月26日 青森市浅虫・森林公園入口の池 Canon PowerShot Pro90 IS 岸辺から這いあがり、農道のそばで羽化したオオトラフトンボ。 背景の山は岩木山です。 2013年5月26日 つがる市・冷水沼 昨日羽化したサラサヤンマがまだ飛び立たないでいた。 気温が低いのかな・・・。 飛び立つ直前の風景です。 2011年5月27日 平川市・温川の沢 Panasonic LX5 オオウバユリの大きな葉に羽化したばかりのニホンカワトンボが休んでいた。 8頭いますよ。 2009年5月28日 平川市・津刈川そば Olympus E-30+標準レンズ 羽化して飛び立ち、タニウツギの花で一休みするヒメクロサナエ。 2012年5月28日 青森市・合子沢川上流の里山 5月.

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