ベートーヴェン 交響曲 第 5 番。 ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を解説!

ベートーヴェン『交響曲第5番(運命)』解説と名盤

ベートーヴェン 交響曲 第 5 番

非常に力感のある演奏で、力強い。 続いて穏やかな第二主題が出されるが、ここも非常に力強い。 ホルンはかなり強奏します。 暗の部分を激しく表現しました。 二楽章、一楽章とは打って変わって穏やかな冒頭です。 音楽の振幅は大きく、トランペットも輝かしい。 とても微妙な表情付けが各所に施されていて、それが徹底されています。 トゥッティの思いっきりの良さはなかなか豪快です。 三楽章、この楽章でも音楽の振幅が幅広くダイナミックです。 混沌とした静寂からのクレッシェンドも凄い。 四楽章、ゆっくりと勝利のファンファーレが鳴らされます。 音楽に動きがあって、生き生きしています。 強奏部分はかなり激しいですが、キチッと整っています。 突き抜けてくるトランペットが気持ちよく鳴り渡ります。 最後の追い込みも良く、見事に勝利を歌い上げました。 いつもながらですが、この自信に満ちた安定感には感服させられます。 テンポを煽らずに音楽を高揚させていくところも、朝比奈の堂に入ったところで、さすがです。 カラヤンの演奏よりも編成が小さいので、音に透明感があるし、朝比奈のほうが遥かにスケールが大きい。 二楽章、トランペットが突き抜けてきます。 新日本poとの演奏では豊かなホールトーンにブレンドされて、とがった部分はかなりマイルドになっていましたが、この演奏ではもっと起伏の激しい音楽になっています。 激しくffをぶつけてくる部分と、おだやかで、癒されるような部分の対比が見事です。 三楽章、全く仕掛けのない自然体です。 四楽章、オケは決して世界最高水準だとは言えないけれど、それをカバーして余りあるほど、演奏に対する集中力が高く、朝比奈をサポートするような献身的な演奏で感動します。 これがとても印象的だし効果的です。 足取りも、堅実に一歩一歩進むような老獪さがあります。 テンポ設定も速すぎず私にはちょうど良い感じがします。 二楽章、力むことなく、どっしり構えた良い演奏です。 木管や弦の奏でる旋律は柔らかく。 しっかりした骨格の上に柔軟な旋律が乗っかっている安定感はすばらしい。 三楽章、こんとんとした中から躍動感や生命力湧き上がる。 四楽章、テンポ感もとても良かった。 とても力強く旋律を歌い上げた、生命の躍動を見事に訴えかける名演奏でした。 この全集は録音のバラツキによって曲によって、かなりイメージが違うものになっているのが少し残念でしたが、この「運命」はすばらしい演奏でした。 まあ、とにかくこの全集は楽しませてくれます。 しかも、完成度が高い。 ジンマン独自の時代考証などと言うどうにでも解釈を正当化できる注釈付きの怪しい楽譜を使っての演奏ですが、聞く側にしてみれば、演奏のバリエーションが増えて選択肢が増えることは良いことはあっても、悪いことはないので、このようなハチャメチャな演奏がCDになることは大歓迎! オーボエのソロ カデンッア? は、また聴いたことのない旋律でした。 二楽章、この全集で聴いた曲はどれもそうなのですが、音をスタッカートぎみに演奏することと、アクセントを強調するのが全曲を通しての特徴です。 このような奏法で演奏されるので、音楽はとても軽快です。 このように演奏されると当時の大衆にもベートーヴェンの音楽が受け入れられたのが分かるような気がします。 ベートーヴェンが記したテンポ指定ももしかしたら正しかったのではないかと思いたくなるような演奏です。 三楽章、常に演奏は軽快で、重くなることはありません。 テンポが速いので、弦楽のコンチェルトでも聴いているような楽しさです。 この全集は値段も安かったし買って大正解だなあと思っています。 もちろんこの全集は、これまで評価されてきた名演奏の全集をもっている人にしかお勧めすることはできませんが、いくつか全集を持っていらっしゃる方には絶対にお勧めです。 四楽章、小編成の機動性を生かした機敏な反応の演奏も気持ちが良い。 ガリガリと音のエッジが立っていて、全体にリズムが弾む感じで、従来の名演で聴く重厚な演奏とは完全に隔絶しています。 聴き進むにつれて、この演奏が本来のベートーヴェンの姿だったのではないかとさえ思えてきます。 これまでの名演の数々もすばらしいもので、決して色あせることはないのですが、初演当時はこんな演奏を本当にしていたのではないかと思えてきます。 良い演奏でした。 ゆったりとしたテンポで強弱の反応の良い演奏です。 第二主題はとても穏やかな表情で安らぎを感じます。 確かめるようにゆっくりと進みます。 バーンスタインはこのころすでにかなり遅いテンポをとって粘っこい表現をしていたのですね。 二楽章、弾んで良く歌う第一主題。 テンポも動きます。 奥まったところからいぶし銀のような響きのトランペットによる第二主題。 とても良く歌いますが、上品です。 三楽章、注意深く濃厚な表現です。 トリオも生き生きとしています。 四楽章、とても力強い第一主題。 強弱の変化がしっかりと付けられていて、生命力を感じさせる演奏です。 深みのある響き。 濃厚に塗り込められる音楽。 ダイナミックの幅も非常に広く最大限の表現をしようとしています。 見事な頂点を築いて曲を閉じました。 遅いテンポと濃厚な表現。 生き生きとした生命感。 すばらしい表現でした。 分厚い響きでどっしりと奥行き感のある響きです。 速めのテンポですがたっぷりと歌う第二主題。 音が次から次から湧き出してくるようでとても豊かな演奏です。 二楽章、第一主題の木管が登場するあたりからテンポを落としてたっぷりと歌います。 明るく伸び伸びとしたトランペットの第二主題。 グサグサと心に染み入るような深い演奏です。 三楽章、ウィーンpoもティーレマンに共感して積極的に音楽を作り出しているようです。 トリオに入ってグッとテンポを落としたり間を空けたりしました。 四楽章、凄く遅く始まった第一主題ですが、次第に加速してかなり速いテンポになりました。 第一主題が戻ると冒頭と同じように遅いテンポから加速します。 弱音部分はかなり抑えていて、ダイナミックの幅は広いです。 コーダは凄い加速でした。 ウィーンpoの凄い集中力を見せつけられました。 畳み掛けるように終わるかと思ったら最後はゆっくりと一音一音に魂を込めるように終わりました。 ティーレマンの自由奔放な音楽にウィーンpoも共感して素晴らしい演奏を展開しました。 個性の強い演奏には好みが分かれるかも知れませんが、これだけしっかりと主張されると納得します。 速めのテンポで強弱の変化もーにも俊敏に反応しています。 気持ちよく鳴り響くホルン。 独特の歌い回しの第二主題。 展開部は幾分テンポを落としています。 ブリブリと響くナチュラルトランペット。 強弱の反応が良いので、とても締った演奏に聞こえます。 二楽章、テンポは速く、この第一主題も独特の歌い回しです。 第二主題も二つ目の八分音符を長めに演奏しています。 全体に音が短めで、はつらつとした表現です。 三楽章、すごく弱い音で演奏された冒頭。 張りのあるホルンの主題。 とても緻密に音楽が作られているようです。 トリオでも独特の表現があります。 活発に動く音楽。 四楽章、力強い第一主題。 余分な音が無くスリムに引き締まった演奏です。 次第に熱気に包まれて激しさを増して行きます。 オケが一体になったエネルギー感は凄いです。 ピッコロのオブリガートの部分の表現も音量を落として独特でした。 コーダのトランペットも力強いものでした。 いたるところの表現に工夫を凝らした強い主張の演奏でした。 ヤルヴィの演奏独特の締りのある俊敏な演奏でなかなか良かったです。 とても良く鳴るホルン。 伸びやかに歌う第二主題。 トゥッティでのエネルギーの発散は大きく。 とても起伏の激しい音楽ですし、内面へ刻み込むような演奏でもあります。 二楽章、深みがあって柔らかく美しい第一主題。 木管がとても良く歌います。 ティンパニも金管も積極的に音楽を奏でています。 三楽章、冒頭も主題も大きな表現がありました。 トリオで唸りを上げる低弦。 四楽章、開放されたような第一主題ではありませんでしたが、オケに一体感があり生き生きとした表現の演奏です。 コーダの加速も凄い気迫が感じられました。 凄いエネルギーがぶつかってくるような演奏でした。 オケが一体になって音楽を作り上げようとする強い意志の力を感じさせる素晴らしい演奏でした。 第二主題もテンポを落とさずに入りました。 ホルンの激しい咆哮。 ティンパニの強打。 テンポを落とすところはゆっくりとたっぷりと歌います。 テンポの速い部分では前へ前へと進もうとします。 二楽章、生き物のうに動きのある第一主題。 スケール大きく高らかに歌う第二主題。 変奏でも豊かな響きです。 テンポも良く動きます。 三楽章、咆哮するホルンの主題。 トリオでも感情を込めて演奏する弦。 四楽章、非常にゆっくりと演奏される第一主題が次第に加速します。 感情とともにテンポが動き、次々に湧き出すような音楽がとても豊かです。 感動的な第一主題の再現。 非常に激しく感情をぶつけてくる演奏でした。 テンポの動きや音楽の起伏も激しく感動的な演奏でした。 続く部分は音が次々に湧き出すようです。 しっかりと踏みしめるように進みます。 抑えられたホルン。 ゆったりとした第二主題。 二楽章、奥ゆかしく歌う第一主題。 少し奥まったところから響くトランペットの第二主題。 注意深く演奏される弱音。 とても良く歌う第一変奏。 テンポの僅かな動きもあります。 三楽章、深みがあり心のこもった冒頭部分。 アンサンブルの乱れは若干ありますが、気迫がそれに勝っているようです。 遅く確かめるようなトリオの低弦。 広大な空間を感じさせるスケールの大きなコーダ。 四楽章、高らかに演奏される第一主題。 生き生きとした生命感と推進力。 金管も全開になり熱気が込み上げて来ます。 素晴らしい盛り上がりです。 スケールが大きく気迫のこもった演奏でした。 四楽章のコーダは圧巻でした。 速いテンポでキビキビ進みます。 第二主題もほとんど歌わず確実に前進します。 展開部の前は凄い推進力でした。 高い集中力で一点へ向かって突き進むような演奏です。 再現部からも畳み掛けるような激しい演奏が続きます。 二楽章、この楽章でもあまり歌わない第一主題。 速いテンポであっさりと進む第二主題。 第一変奏は少し歌いますが深く感情を込めるような演奏ではありません。 コーダも疾走感があります。 三楽章、ホルンの主題のバックでザクザクと刻む弦。 トリオの低弦もガリガリと激しく刻みます。 四楽章、力強く鳴り渡る第一主題。 ホルンも激しい。 オケが一体になった凄い集中力です。 コーダの凄い加速から壮絶なトゥッティで終えるすさまじい演奏でした。 録音は古く、感情移入するような演奏ではありませんでしたが、高い集中力で、一点へ向けて突き進むようなすさまじい演奏でした。 余分な力が抜けて自然で美しい演奏です。 すがすがしい第二主題。 押しつけがましいところは一切なく、作品のあるがままの演奏です。 二楽章、静かに美しくゆったりと演奏される第一主題がとても安堵感があります。 切れ味鋭くしかも美しいトランペットの第二主題。 第一変奏も自然な歌で深みがあります。 展開部の第二主題はさらにゆったりと伸びやかに歌います。 テンポもとても自然に動いています。 弱音の弦がとても優しく美しいです。 三楽章、この楽章も自然に湧き出すような美しい音楽です。 テンポは確実な足取りです。 トリオもがなり立てることは無く、それでも過不足ない演奏です。 動きがくっきりとしています。 一つ一つの音の動きが生き生きとしています。 四楽章、オケが一体となった柔らかい響きの第一主題。 シターツカペレ・ドレスデンの伝統に根差した美しい響きが随所に聞かれます。 この全くけがれのない響きは現代の宝ですね。 コーダも見事でした。 力みの無い自然体の演奏にシターツカペレ・ドレスデンの美しい響きが花を添えた素晴らしい演奏でした。 叩き付けるような力強さです。 ホルンも明快に鳴らされます。 あまり歌わない第二主題。 深く重く刻み込まれる弦。 オーボエのソロへ向けて大きくテンポを落としました。 ソロが終わり再現部へ向けては再びテンポを速めています。 テンポは頻繁に変わっています。 非常に重く突き刺さって来るような表現でした。 二楽章、第一主題の深い歌。 高らかに吹き鳴らされるトランペットの第二主題。 コントラストも明快です。 自然なテンポの動きと息遣い。 三楽章、テンポも大きく動いて、たっぷりと歌う冒頭。 克明に刻み付けるようなホルンの主題。 トリオの低弦はサラッとしていて軽いですが、ヴァイオリンはかなり強いです。 コーダの最後はかなり伸ばされました。 四楽章、高らかに歌うトランペットの第一主題。 ホルンがはいる手前でも少しテンポが遅くなりました。 また、煽るようにテンポが速くなったり、トロンボーンが出る前でも遅くなりました。 テンポは頻繁に動いています。 突き抜けるように激しく吹き鳴らされるトランペット。 テンポの動きと共に強弱の変化も独特でとても効果的です。 凄い勢いのコーダでしたが、最後はテンポを落として終わりました。 凄く重く濃厚な演奏でした。 テンポの大きな動きや強弱の変化。 そして刻み込むような強い音。 コントラストもはっきりとした良い演奏でした。 凄い推進力です。 速いテンポに合わせるようにすっきりと歌う第二主題。 めまぐるしく音楽が変化して行きます。 弱音からクレッシェンドすると音楽がぐっと迫って来ます。 オケも水を得た魚のように生き生きと動いています。 二楽章、静寂の中に響く第一主題は速いテンポでさらりと演奏されます。 伸びやかに鳴り響くトランペットの第二主題。 とても音がすっきりとすがすがしい響きですが力も十分にあります。 変奏の動きが克明で表現意欲を感じます。 三楽章、激しく鳴るホルンの主題。 この楽章のテンポも速いですが、違和感はありません。 トリオの弦はガリガリと激しく演奏している訳ではありませんが、十分に存在感とスピード感を印象付ける演奏です。 四楽章、突き抜けるように高らかに演奏される第一主題。 この楽章も速いテンポでスピード感があります。 オケにとってもこの当時このテンポには新鮮味があったのか、とても集中力があって良い演奏をしています。 金管も思い切りが良くとても良く鳴ります。 コーダのアッチェレランドの緊張感と、それが終わったところのフッと空気が変わるような変化も見事でした。 最後は力強く勝利を歌い上げて終わりました。 ベートーベンのメトロノームの指定に合わせた最初の演奏と言う事で有名ですが、奇異な演奏では無く、とても誠実に正面から挑んだ演奏でした。 緊張感やスピード感ね何よりも力強い生命感がとても心を打つ演奏だったと思います。 一歩一歩踏みしめるような安定感があって、小細工など全く似合わない実に立派な演奏です。 テヌートを多用されていて、雄大さがさらに強められているように感じます。 これだけテンポが遅くても音楽が緩慢にならないところもすばらしい。 二楽章、テンポが遅いので、一音一音丁寧に演奏されています。 日本のクラシック音楽界の重鎮として、朝比奈は尊敬されていたんだなあと感じるに十分な音楽です。 ヘタをすると音楽が散漫になりかねないテンポ設定でも、緊張感が維持されているのは、朝比奈の力量と言うようりも、人柄というか楽員との強い信頼関係が出来ていたのではないかと想像します。 三楽章、どこかのパートが突出して上手いとか感じることはないのですが、ブレンドされた響きが美しい演奏です。 四楽章、かなり余裕をのこしたファンファーレでした。 私が抱いていたベートーベン像を良い意味でこの演奏は、覆してくれました。 ベートーベンと言うのは、もっとゴツゴツした男っぽいものだと思い込んでいました。 こんなに優しいベートーベンには初めて接したし、それがものすごく説得力がある。 最後まで力みの無い自然体。 人間臭さから神に近づくと、こんな演奏ができるようになるのでしょうか。 全集としても出来不出来の差もあまりなく、ライブでありながら、すばらしい完成度です。 鮮血飛び散るような殺気立った演奏です。 畳み掛けるようなテンポにオケが必死に喰らい付いていくようです。 テンシュテットの演奏はいつもそうですが、大変起伏が激しい。 輪郭がクッキリした音楽。 ティンパニとともに雪崩を起こすように襲い掛かってきます。 ミスもありますが、ミスなんかどうでも良いような気迫です。 二楽章、ティンパニはたびたび間違えています。 オケは決して上手くはありませんが、必死さは十分伝わってきます。 三楽章、朝比奈のように楽譜に書かれていることに忠実に演奏する、自然体とは対照的な演奏です。 テンシュテットの天性の音楽性なのか、意図した仕掛けなのかは判断がつきませんが、聴く者を引き込む力を持っているすごい演奏であることは間違いありません。 四楽章、咆哮するトランペットのファンファーレ!アンサンブルはかなり乱れますが、テンシュテットにとっては些細なことなのでしょう。 自分の心の中の音楽を再現できれば、小さなミスはどうでも良い。 トロンボーンとホルンもティンパニも全力。 まさに狂気です。 鮮血ほとばしるような、非常にホットな演奏です。 すごい集中力。 表情もすごく豊かです。 二楽章、一楽章から一転して、ゆったりしたテンポです。 緊張感が静寂感とともに伝わってきます。 すばらしい! 三楽章、湧き上がる感情をストレートにぶつけてくるクライバーの演奏には凄みを感じます。 また、リズムの躍動もこの演奏の特徴です。 四楽章、強弱の振幅もすごく広い、テンポの動きも湧き上がる感情を抑えることなくストレートです。 オケもクライバーの好演に必死に応えているようです。 ウィーンpoからこれだけ本気の演奏を引き出した指揮者も少ないのではないかと思います。 剛速球を投げ込まれたような演奏でした。 瑞々しく艶やかな響きです。 ゆったりとしたテンポで歌う第二主題。 音楽に活気があって推進力があります。 テンポも大きく動く部分があります。 二楽章、豊かに歌う第一主題。 明るく突き抜ける気持ちの良いトランペットの第二主題。 色彩感が豊かで美しい響きは聴いていてとても心地良いものです。 自然な流れの中で豊かに歌う音楽もとても良いです。 三楽章、注意深いですが、それでも歌う冒頭。 気持ちよく鳴るホルンの主題。 四楽章、明るく鳴り響く第一主題。 湧き出すようなエネルギーを感じさせる演奏です。 コーダから終わりへ向けて少しアッチェレランドしました。 瑞々しく艶やかな響きで、豊かに歌い推進力のある演奏はなかなか良かったです。 艶やかで美しい響きです。 木管が美しく歌う第二主題。 テンポは変化なくすっきりと進みます。 二楽章、ゆったりとたっぷりと歌う第一主題。 一楽章のすっきりとした演奏とは対照的にねっとりとした表現です。 きりっと立った木管が美しいです。 三楽章、テンポも動いて歌う冒頭。 張りがあり元気なホルンの主題。 トリオの低弦の動きもゴリゴリと活発です。 コーダの最後は猛烈なクレッシェンドでした。 四楽章、ゆっくりと刻み付けるような第一主題。 さすがに豊麗な響きです。 適度にスピード感もあり、集中力も感じる演奏です。 楽譜に無い、一旦音量を落としてクレッシェンドする部分もありました。 フィラデルフィアoの豊麗な響きを存分に引き出した演奏で、艶やかで美しい演奏でした。 ゆったりとねっとりと歌う楽章やスピード感のある楽章など変化のある演奏でなかなか良かったです。 この全集を通して一貫しているのは、節度がある格調高い演奏です。 品のある大人のベートーベン 二楽章、とても美しくてガラス細工のような繊細さ。 細部の細部にいたるまで研ぎ澄まされた、ハッタリとは無縁の演奏です。 少し古めかしいトランペットの音にも伝統を感じます。 旋律を大げさに歌うこともありません。 スタジオ録音ならではの均整の取れたベートーベンです。 三楽章、金管の咆哮と言うような凶暴なシーンもありません。 この曲は、このオケでスヴェトラーノフの指揮で聞いたことがありますが、スヴェトラーノフが指揮をしても、このいぶし銀のような音色を失うことがありませんでした。 そして、暴走することもありませんでした。 ウィーンpoとは違う伝統を持っている良いオーケストラだと思います。 四楽章、トランペットのファンファーレもテヌートにしないので、あっさりしています。 アッチェレランドも一糸乱れぬアンサンブル。 熱気を帯びてはきますが、爆発はしません。 ベルリンpoのようなグラマラスなところもありません。 でも、この繊細さはすばらしい。 ドイツにはすごいオーケストラが地方都市にもあるところが音楽文化の深いところですね。 切迫したような緊張感があります。 オケの響きは透明感があって美しいです。 二楽章、この楽章も速いテンポで弾む第一主題。 柔らかい第二主題。 とても良く歌います。 ティンパニのクレッシェンドがありました。 三楽章、ここでも良く歌う冒頭。 張りのある響きのホルンによる第一主題。 トリオは凄く速いテンポで駆け抜けるようです。 四楽章、トランペットが突き抜けて来ないので柔らかい感じになる第一主題。 コーダは大きく盛り上がること無く終わりました。 暗から明を強調したような演奏では無かったのですが、演奏の所々にこだわりがあり個性を感じさせられました。 美しい演奏でしたし良かったのですが、個人的にはトランペットが突き抜けて、最後は解放されるような演奏が好きです。 あまり歌わずに淡々と進む第二主題。 二楽章、テンポが動いて歌う第一主題。 奥まったところから鳴るトランペットの第二主題。 弦や木管の近さに比べると、金管はとても遠いです。 三楽章、淡々と進む主部。 トリオはスピード感があります。 四楽章、速いテンポの第一主題ですが、やはりトランペットは奥まっていて強くは響きません。 引き締まった厳しい表現もあります。 オケが一体になった集中力も感じさせます。 コーダへ向けて熱気が伝わって来ます。 コーダのアッチェレランドも素晴らしかったです。 四楽章は素晴らしい熱気と一体感でした。 ただ、そこに至るまでが淡泊で、フワッとした演奏だったのが残念でした。 あまり歌うことなく自然体で進む第二主題。 二楽章、この第一主題も大きく歌うことは無く、淡々と進んで行きます。 付点の短い方の音を強調するような第二主題。 変奏も奥ゆかしい歌です。 展開部で現れる第二主題でティンパニがクレッシェンドしました。 三楽章、あまり強く吹かないスケルツォ主題。 トリオもガツガツと刻み込むような演奏ではなく、軽いタッチです。 ここまでの演奏は楽譜に忠実に自然体で中庸の演奏と言う感じです。 四楽章、エネルギーをぶつけてくるような感じはなく軽い第一主題。 少しずつ熱気を感じるようになって来ました。 常にオケを限界まで鳴らすことはせず、常に柔らかい響きで音楽を作っています。 とても軽くスマートな演奏でした。 深く感情移入せずに、自然体で中庸な演奏で、オケを限界まで鳴らすことも無く、常に柔らかく美しい響きで音楽を作ったスマートな演奏でした。 作品の姿を知るには良い演奏だったと思います。 広大な雰囲気の第二主題。 提示部の反復はありませんでした。 再現部の第二主題も大きく歌うことはありませんが、自然体でおおらかな演奏です。 二楽章、ゆっくりと淡々と演奏される第一主題。 変奏でもあまり動きはありません。 鋭角的な強弱の変化は無く、なだらかに変化して行く音楽です。 三楽章、柔らかく、ゴリゴリしないトリオの低弦。 この楽章もとてもゆったりとしたテンポです。 自然体で作為的な部分は一切ありませんが、楽器の受け渡しはくっきりとしています。 四楽章、力強い第一主題。 これまでの楽章に比べるとテンポは速めです。 トロンボーンが強烈で、ここまでの音楽の流れからすると違和感があります。 コーダの加速もわずかでした。 非常にゆったりとしたテンポで巨人の歩みのような演奏でした。 常に自然体で、おおらかな流れでスケールの大きいものでしたが、ライヴならではのトロンボーンの突出などが違和感があったのがちょっと残念でした。 第二主題も速いテンポで表情もあまり無く淡々と進みます。 展開部の前のホルンはゆっくりでした。 コーダで現れる第一主題はテンポを落として叩き付けるように演奏しました。 二楽章、この第一主題も速めです。 レガート奏法のトランペットの第二主題はいかにもカラヤンらしい演奏です。 変奏に入ってもあまり歌いません。 三楽章、冒頭のフェルマーターへ向かっても大きくritはしませんでした。 ホルンの主題は豪快に鳴り渡りました。 トリオの低弦も意外と整然としていました。 四楽章、伸びやかに響く第一主題。 オケは気持ちよく鳴ります。 奥から響くようなトロンボーン。 次第に熱くなる演奏はなかなかです。 レガートで音がつながったトランペットの主題にはちょっと違和感を感じます。 コーダもアッチェレランドもかなり思い切って速くなりました。 あまり歌わずにスマートな演奏でした。 歌わないことで外観を美しく保つのが目的だったのでしょう。 それでもライヴらしく四楽章では熱がこもってきました。 ただ、レガートで演奏されるトランペットには少し違和感を感じてしまいました。 速いテンポでグイグイ進む第二主題。 展開部に入って僅かにテンポが落ちてそれまで前へ進む力が強い演奏でしたが、黄昏れるような感じです。 再現部以降も落日のような一抹の寂しさをまとったような演奏でした。 二楽章、あまり大きく歌うことの無い第一主題。 奥まったところでキラキラと輝くようなトランペットの第二主題。 変奏からはテンポも動いて豊かに歌います。 生き生きとした表情の木管。 三楽章、速いテンポの冒頭部分。 威勢の良いホルンの主題。 低弦が確実に刻むトリオ。 くっきりと明朗で立体感のある演奏です。 四楽章、前の楽章のコーダのテンポ感からするとかなり速いテンポの第一主題。 そのままのテンポで進みます。 唸りを上げるホルン。 かなり強力にオケをドライブしています。 力強く前に進みます。 一楽章の黄昏た雰囲気から四楽章の勝利までとても明快に描かれた演奏で、オケも非常に強力にドライブされた演奏でしたが、四楽章冒頭の第一主題がそれまでの流れからすると速すぎる感じがあったのが残念でした。 クライバーほどの速さではありませんし、クライバーのスピード感とは全くちがいます。 前へ行こうとするような推進力はありません。 オーケストラは見事に鳴っていて、とても気持ちが良いです。 二楽章、チャイコフスキーやR・シュトラウスを演奏すると、あけだけ饒舌なカラヤンがどうしてベートーベンの演奏になると、何もないような演奏になってしまうのでしょう。 とても美しい音楽ではあるのですが、内面から熱いものがこみ上げて来るような音楽ではないのが残念です。 三楽章、オケの響きにすごい厚みがあるのに、テンポの速さが不釣合いな感じがします。 四楽章、まるでコンクールの模範演奏を聴くような、どこをとっても過不足無く、しかし余分な感情移入や表現は避けているような演奏で、「運命」を聴くときの基準にするには良いかもしれませんが、この演奏を聴いて音楽に共感したりのめりこんだりすることはできません。 音響としては見事なのですが・・・・・・・。 音楽に躍動感があります。 音楽がしなやかで、暖かい響きで、ガツンと来ることはありません。 二楽章、ゆったりとしたところでは、テンポも落としてたっぷりと歌うところもワルターの良さですね。 トランペットも奥まったところで鳴り響いていて、突き抜けてはきません。 とてもまろやかな音楽です。 作品や人間に対する慈愛のようなものさえ感じさせる演奏です。 張りつめた緊張感ではなく、神の前にいる安らぎのような心穏やかになるすばらしい演奏です。 三楽章、この楽章もゆっくりとしたテンポで演奏されています。 四楽章、暖かい響きが逆に輝かしさを表現しにくくしているようです。 トランペットが突き抜けてこないので、高揚感はどうしても抑えられます。 最後に勝利を勝ち取って、高々と勝利の雄たけびを上げるような力強さがないのが、残念なところです。 落ち着いた感じがとても良いです。 二楽章、穏やかな響きと急激なダイナミックの変化がなく、癒し系の「運命」です。 表現も大袈裟なところは全くなく、安心して聴く事ができます。 三楽章、ホルンも音が開くこともなく美しい演奏です。 四楽章、控え目なファンファーレ。 レガートぎみの演奏で音の角が立たないので、とても聴き易い。 珍しくアンサンブルが乱れるところもあります。 ホルンの主題が控えめなのも意外でした。 ロシアの「運命」を強く主張しています。 ドイツの伝統に根ざしたものとは別世界なのですが、ムラヴィンスキーの強い意思が反映された演奏には十分な説得力があります。 二楽章、一般的な演奏ではテヌートぎみに演奏される部分でもトランペットがアクセントでマルカートぎみに演奏する箇所があるのも独特です。 三楽章、ロシアの音楽文化は、ドイツ、オーストリアとは全く別の様式を確立しているんだなあと思わせます。 四楽章、予想もしないところでティンパニのクレッシェンドがあったり、普段は聞こえない楽器が、ちょくちょく顔を出しますが、音楽としての高揚感はすごいものがあります。 やはり、チャイコフスキーのような怒涛のコーダでした。 特に最後の音は「1812年」でした。 この演奏も4番と同じく音の輪郭が明瞭な演奏です。 生命感に溢れた演奏で、これまで聴いた天国的な悟りのような自然体とは違った良さが聴かれます。 これはN響が長年培ってきたドイツ音楽に対する伝統なのでしょうか。 二楽章、ゆったりしたテンポです。 生き生きした活力ある演奏ですが、個人的には朝比奈には天国的な自然体の演奏を望みたいです。 これはこれで良い演奏なのですが、朝比奈じゃないとできない境地があると思うのですが、この演奏だったら他の指揮者でもできるんじゃないかと思えてきます。 三楽章、この楽章もゆっくりめのテンポです。 朝比奈の自然体はオケの自発性やオケにとっての自然体も尊重しているのかもしれません。 だから、N響の持っている音楽と朝比奈の音楽を共存させようとしているのかもしれません。 ただ、この演奏はN響が持っているものが強く出ていて朝比奈らしさは影を潜めているように感じます。 四楽章、さすがにN響の底力を見せ付けられます。 日本のトップオケらしい厚みと伸びやかさはさすがです。 これまでの朝比奈の演奏では聴いたことがないくらいダイナミックな演奏です。 演奏自体は良かったと思いますが朝比奈を聴けたかと言われたら私には少し疑問を感じた演奏でした。 潤いのある美しい響きです。 まさに中庸と言うような演奏で何の変哲もない演奏ですが、ウィーンpoの美しさを十分に生かした演奏です。 歯切れのいいリズムです。 二楽章、第一主題、第二主題とも大きく歌うことはありません。 作為的な部分は全くなく、自然な流れの演奏です。 自然体ゆえか、緊張感や静寂感は無く、ピーンと張ったような締りはありません。 三楽章、ウィーンpoらしくビンビンと鳴るホルンの主題。 四楽章、力強い第一主題。 強弱の変化にあまり敏感ではないので、緩く感じてしまいます。 コーダでも絶叫することは無く、紳士的な範囲の演奏でした。 中庸と言う言葉がぴったりの演奏でした。 弾けるようなホルン。 速めのテンポで独特の節回しの第二主題。 金管は鋭い響きです。 低域があまり厚みが無く、重心が高い感じの演奏です。 二楽章、あまり歌うことの無い第一主題ですが、清潔感があります。 控え目なトランペットの第二主題。 透明感の高い変奏。 三楽章、この楽章でもホルンが元気に鳴り響きますが、ホルン以外はあまり活発に表現はせず、起伏はあまり激しくありません。 トリオもあっさりと軽い表現です。 四楽章、弾むように演奏される第一主題。 とても軽くサラッとした演奏で、作品の骨格や重量感は感じさせません。 シャープで軽い演奏でした。 これまでのベートーベンの重量感のある演奏とは一線を画すもので、新しいベートーベン像を聴かせてくれました。 ただこの演奏に惹かれるかと聴かれると疑問を感じます。 ありがとうございます。 一楽章、速いテンポでフエルマーターも短くすぐに次へと入って行きました。 この演奏でもフルスイングするような豪快でスピード感のある演奏を聞かせます。 第二主題もとても速くあまり落ち着きが無い感じです。 カラヤンのライヴ独特の激しさがありますが、速いテンポをオケが消化しきれていないような感じがします。 二楽章、録音の問題だと思いますが奥行き感があまり無く浅く薄っぺらい感じがします。 この楽章も速いテンポを基調としていて、あわただしい感じで、どっしりとした落ち着きはありません。 三楽章、厚みを感じさせる冒頭。 ホルンは奥まっていなくて、表面に出てきます。 この楽章もテンポは速いです。 最近のベーレンライター版の演奏に比べると響きが厚くぼってりとした感じがあって、すっきりとした演奏にはなっていません。 四楽章、明るく力強い第一主題。 怒涛のような分厚い響き。 第二主題に入っても速いテンポです。 コーダは物凄く速いテンポで一気呵成に終わりました。 速いテンポで一気に聞かせる演奏でしたが、テンポの速さに比して響きが分厚過ぎて、もたれるような感じがしました。 もっと速いテンポで演奏されるピリオド楽器の演奏はスリムな響きですっきりとしているので、このテンポでこの響きには違和感を感じました。 あれっ?と思うような表現もあったりしますが、この演奏も屈託無く、伸び伸びとした演奏です。 二楽章、クラシック音楽初心者の人が、とりあえず聴いてみるという目的には良い全集でしょう。 9番はちょっと、いただけない演奏でしたが、その他は強いアクもなく、その分作品の内面を抉り出すようなこともありませんが、録音も悪くはないので、響きとして快適に聴くこともできるので、1,500円は安いです。 三楽章、全く遠慮なく吹きまくるホルン。 四楽章、ここでもホルン全開です。 この全集はあまり考えずに、気持ちよく響いている音を楽しめば良いんだと納得しました。 音楽に推進力が無く、停滞感が支配しています。 緊張感が無く、テンポを落としたプローベのような感じさえします。 途中でさらにテンポを落とす場面もありました。 二楽章、散漫な部分があるかと思うと、切々と音楽を訴えてくる部分もあり、宇野の音楽がオケに完全に伝わっていないように感じます。 三楽章、この楽章もテンポが遅く、音楽が弛緩しているようにさえ感じてしまいます。 四楽章、すごく遅い冒頭でオケもアンサンブルを合わせるのに苦労している様子が伺えます。 聴いているこちらが、テンポの遅さに付いて行けませんでした。 第二主題に入っても安らぐ感じは無く、せかされる印象であまり落ち着きがありません。 若い頃の小澤のあふれんばかりのエネルギーを強く感じさせる勢いがあります。 二楽章、一転してゆったりとしたテンポで歌う第一主題。 微妙なテンポの動きもあります。 付点を強調した第二主題。 三楽章、一楽章の勢いは消え去り、あまり力強く無い主題です。 トリオのチェロとコントラバスは浅い響きで重量感はありません。 四楽章、強い音ですが、表面的な第一主題。 強弱の変化が俊敏ではなく、締った演奏ではありません。 コーダでもトランペットが浮いているような感じがしました。 最後はちょっとバタバタした感じもありました。 一楽章の勢いからかなりの名演を期待しましたが、最後はバラバラな感じになってしまいました。 若さのエネルギーが空回りしたような印象です。 控えめなホルン。 淡々とした第二主題。 あまり大きな表現は無く淡々としていますが、非常に精緻な演奏で、楽器の出入りなどオーケストレーションがとても良く分かります。 二楽章、自然に歌う第一主題。 ここでも控えめなトランペットの第二主題。 変奏も自然な流れです。 三楽章、主題を演奏するホルンはここでも控えめです。 トリオも強調することは何も無く、あっさりと進みます。 四楽章、かなり解放されたトランペットの第一主題。 引っかかるようなところは全く無く、テンポの動きもほとんど無く、極めてオーソドックスな表現です。 金管を突出させること無くマイルドな響きで音楽を作っていますが、反面欲求不満になるような煮え切らない感じが残ります。 軽くサラッと流した感じに聞こえてしまいました。 自然体であっさりとした演奏でした。 全く力むことは無く燃え上がるような感情表現もありませんでした。 精緻な演奏ではあったのですが、煮え切らないような感覚になってしまった演奏でした。 冒頭のフェルマーターは長かった。 落ち着いた堅実なテンポの音楽運びで、切迫感がなくゆとりさえ感じます。 テンポの動きもありますが、情動的で自然発生的な動きのように感じます。 二楽章、低域が厚いピラミッド型のバランスが常に保たれているので、すごく音楽が穏やかです。 録音特性自体もナローレンジなのだと思いますが、無理にワイドレンジに聞こえるようにした録音よりは自然だし、この程度のナローレンジであれば聴いているうちに慣れてきます。 三楽章、金管楽器も控えめです。 四楽章、トランペットがほとんど聞こえません。 盛り上がりを期待したところで肩透かしを食わされます。 最後まで解放してもらえないような不満が残りそうです。 ・ ・ 投稿者 投稿日: カテゴリー , 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ベートーヴェン(交響曲第5番)

ベートーヴェン 交響曲 第 5 番

運命に打ち勝ちたい時に聴きたい! もうひと踏ん張りの 勇気がほしいときにもオススメ!! (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。 今回は、「ダダダダーン!」で、有名なベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の解説です• 【楽曲の解説と感想】ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 気になる「ダダダーン!」の秘密がわかる、こんな解説があります。 (ベートーヴェン:交響曲第5番)日本では『運命』と呼ばれ、交響曲のなかでもっとも有名な曲のひとつです。 冒頭 「ダダダダーン!」が有名ですが、このダダダダーンという動機が第1主題となり展開されていきます。 「冒頭の4つの音は何を示すのか?」と弟子のシントラーがベートーヴェンに尋ねたところ、 「運命はこのように扉をたたく」とベートーヴェンが答えたことが由来となったと言われてきました。 より引用 (本書は、youtuberのされていましたね。 ) ただ、以上の解説ですが、 弟子のシントラーは、ウソをつくクセが、あったため、この証言は「ウソ」かもしれないとの説もあります。 この他にも、ベートーヴェンの弟子、ツェルニーの言葉も残っています。 それによると、 鳥のキアオジの鳴き声「ピピピピー!」という鳴き声から、発想を得たとの言葉です。 たしかに、 ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の「ダダダダーン!」の最後の方が、長く鳴る、音のかたちに似ています。 「ダダダダーン!」という冒頭のテーマは、たしかに 運命に翻弄された人生を歩んだベートーヴェンの人生を象徴しているようだなあという感想を持ちますね。 その運命とは、音楽家でありながら、難聴に苦しんだことや、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の作曲時に、恋に破れたことをも、さします。 ちなみに、恋のお相手はヨゼフィーネと言いました。 恋に破れた原因は、身分の高い家系のヨゼフィーネの父親が、平民であるベートーヴェンとの交際を認めなかったことが原因でした。 ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》は、やっぱり「運命的」な過程をたどって、作曲されたのだなあという感想を持ちますね。 【各楽章を解説】ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 さて、さまざまなエピソードがある、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》ですが、 内容もドラマティックで、素晴らしい曲です。 その各楽章について解説したいと思います。 この曲は第1楽章から第4楽章までの4曲で成り立っています。 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ(速く、活き活きと) ダダダダーン! 超有名な冒頭の運命のモチーフ(動機)!! そして、この 「ダダダダーン!」の、同音の連打(続けて打つこと)。 これは、ベートーヴェンの、 ピアノ・ソナタ《熱情》や、 ヴァイオリン協奏曲や、 ピアノ協奏曲第4番などでも聴きとれる、ベートーヴェンにとっての「運命的」なモチーフなのです。 まさしく、 「運命はこのように扉をたたく!!」なのですね。 この第1楽章は、全体的にも、劇的で、苦悩とともにあったベートーヴェンにとっての「人生」を象徴している。 そんな感想を持ちます。 第2楽章 アンダンテ・コン・モート(歩く速さで、動きを付けて) ドラマティックな、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の中にある、安らぎの瞬間ですね。 ゆったりとしたテンポで、進みますが、決して、 ゆったりとしたままではなく、時に激しく、音楽が展開します。 そんな起伏のある作りではありますが、 優しい歌に満ちた1曲であるとの感想が持てますね。 第3楽章 アレグロ(速く) なんとも重厚で、威厳のある曲でしょう。 第1楽章ほどではないにしても、少し、 悲劇の要素が見え隠れします。 しかし、この重厚なテーマが、その度合を高めながら、 盛り上がり、再び静かになったかと思ったら、最終楽章(第4楽章)へと引き継がれていきます。 第4楽章 アレグロ(速く) 第3楽章から引き継がれた音楽は、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》における 飛翔を始めるという感想が持てます。 それは、果てしなく 大空を目指して飛び立つオオワシのイメージですね。 ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の重厚感はそのままに、しかし、曲調は曲が進むにしたがって軽やかになっていきます。 まさしく、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》は、音楽ドラマなのだと、気づける。 わずかな一音一音に対しても、あいまいさは感じません。 演奏の全てが、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》解釈の必然で、作り上げられた。 そんな感想が持てる 名盤! 一聴の価値アリです!! 【解説と名盤、まとめ】ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 さて、ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》の名盤の紹介と、解説はいかがでしたか? 何かを実現したい時に、頑張っている時に、ぶち当たる壁。 その 運命とも言える壁を、乗り越えたくても困難を感じることは、誰でもあることです。 そんな時はベートーヴェン:交響曲第5番《運命》を聴いて自分を勇気づけるのもいいかもしれません。 そんなわけで… 『ひとつの曲で、 たくさんな、楽しみが満喫できる。 それが、 クラシック音楽の、醍醐味ですよね。 』 今回は以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございました。 過去、さまざまなクラシック音楽のさまざまな演奏を聴くにはCDが必要でした。 交通費を使い、CDショップに足を運び、お目当てのCDを購入します。 そして、持ち帰り、プレーヤーで再生して、楽しんできました。 しかし、お目当てのCDが、売られていないという目に合うこともありました(泣) そんなこともあり、CD購入は、 大変な「お金と時間」のかかる「大きなコスト」でした。 今、 「定額制の音楽聴き放題サービス」が流行っています。 これなら、ムダな「お金と時間」がかかりません。 たくさんのアーティストのさまざまな演奏を聴くことができます。 そこで今回、 「定額制の音楽聴き放題サービス」であるAmazonミュージックUnlimitedのご紹介をさせていただきます。 AmazonミュージックUnlimitedをオススメする理由は ・ どこのサービスよりも曲数が多い「6500万曲」 ・ 30日間無料で体験できる。 以上の理由です。 スポンサーリンク.

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ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」名盤試聴記

ベートーヴェン 交響曲 第 5 番

のの中で最高傑作は何番かと訊かれたら、私は5番と答える。 もちろんも素晴らしいが、全体を通しての緊張感では5番に及ばない。 他がどうというよりも、5番が傑出しているのだ。 これほど緊密で、ドラマチックで、緊張感に満ちた内容、しかも構成も寸分の隙もなく、音楽的にも完成され、聴いた後に相当な充足感を得られる作品は他にはない。 エネルギーの塊のような曲だ。 のが最近ではよく演奏されて、の5番の演奏の機会は比較的少なくなったように思えるが、それでも来日オーケストラのプログラムでは相変わらず中核をなしていることが多い。 また「暗から明へ」という構成に無理がなく(無理がないというよりも必然的で)、オーケストラの迫力もあって演奏効果も高く、よほどバラバラな演奏でなければ、最後は「絶対に」深い感動が得られる。 それが自分の好きなタイプの演奏だったりすると、感動の程は言葉では言い表せない。 私は指揮の放送響の5番を聴いて、あまりの素晴らしさに第4楽章の途中から、心拍数は上がり呼吸は早まり、膝ががくがくして、演奏直後は放心。 しばらく拍手が出来なかった。 そんな経験がある。 この「運命」という標題が一般的なのは日本だけで、輸入盤のジャケットを見ると5番という番号だけで標題はほとんど付いていない。 しかし、どうしての5番は、感動的なのか。 の5番は、気持ちがいいとか、心に訴えてくるとか、共感できるというレベルではなくて、 大げさに言えば、生き方が問われるというか、精神が問われるというか、自身が私を全力で叱咤激励してくれているように感じる。 命がけで叱り飛ばされ、命がけで励まされるから、深い感銘が得られるのではないだろうか。 (しかしそういう音楽を聴きたくないときも当然あるので、そんなときは同じでも、6番とか8番とかを聴く。

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