大人 に なれ なかっ た 弟 たち に。 中1国語「大人になれなかった弟たちに・・・」について。

教材研究 中学1年 国語 大人になれなかった弟たちに

大人 に なれ なかっ た 弟 たち に

著者が本当に体験した話です。 食べるものが不自由で、当然甘いものも何もなく、小4の少年は、悪いと思ってながらも弟のミルクを何度も盗み飲みしてしまい、その後弟が栄養失調で亡くなる話です。 盗み飲みした主人公が悪いのではありません。 食べるものが充分無かったために、お乳が出なかった母。 育ち盛りの年齢なのに、いつもひもじい思いをしていた主人公(と家族)。 戦争が悪いのです。 戦争は、罪の無い市民を苦しめます。 絶対に戦争を繰り返してはいけないのです。 この第二次世界大戦は日本から仕掛けた戦争でもあり、日本だけではなくあ、アジアのたくさんの国の人々を苦しめました。 それを重く受け止めた上でこれからの平和を考えなくてはいけないのです。 悲惨な出来事の一つをこの絵本で知ることが出来ます。 また、「終戦」ではなく「敗戦」です。 年中5歳の長男も内容を理解していました。 お勧めの絵本です。

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「大人になれなかった弟たちに……」中学国語の授業 教材研究~戦争と弟の死は何を問いかけているか~

大人 に なれ なかっ た 弟 たち に

2 1年生の授業で、「大人になれなかった弟たちに…」を読んだ。 今日が初回。 この作品は、俳優の米倉斉加年さんが 戦争中に栄養失調で亡くなってしまった弟の話を 絵本にしたもの。 今年から教科書が変わったので、 私にとっては10年ぶりくらいに扱う教久々の教材。 まず、少し戦争の話(空襲とか配給とか…)をしてから、 教科書会社作成の朗読CDをかけた。 この作品の朗読は、米倉斉加年さん自身。 「筆者本人が朗読しているからね。 」と前置きしてから聞いた。 日頃元気な受け答えをしてくれる1年生が、 しーんとして、みんな真剣に教科書を読んでいる。 それはいつもと似ている光景なんだけど… 何かが違う。 水を打ったような静けさ。 重たい空気。 39人の生徒たちの感性が大きく揺れているのを感じた。 こんなことは初めてだった。 いろんな生徒たちとこの話を読んできたけれど、 読んでいる最中にこんな雰囲気を感じたことってなかった。 いろんな気持ちがごちゃ混ぜになって、 CDを聞きながら、私の方が泣きそうになってしまった。 CDを聞き終わった後の授業が、またすごかった。 いつもはお調子者の男の子まで、真剣にノートに向かっている。 「感想を言ってくれる人?」と聞いたら、たくさん手が上がった。 一人一人当てていくと、神妙な顔をして 「戦争ってこんなことになってしまうのかと悲しかった」 「母の強さが支えになっていたと思った」 「弟の死を看取った僕とお母さんの気持ちがかわいそうだった」 などなど、いっぱい語ってくれた。 一人目を当てて発表してもらった後に、はっと気づいた。 「手をあげている子は、感想を言うことで、 今の気持ちを私に癒してしてもらいたいのかもしれない」 人は、文章を読んだり映画を見たりしたときに感動してしまうと、 それを誰かに語りたくなる。 言うだけではなくて、相手に共感してもらうことで、 ホッとしたり、感動が倍になったりする。 それと同じような気がした。 だから、感想を言ってくれた子に少しずつコメントした。 みんなホッとした顔になる。 きらきらした目でうなずいている子もいる。 なんだか、感動した。 この子たちの感性に見合うような、 良い授業をしないといけないと、気持ちが引き締まった。

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大人 に なれ なかっ た 弟 たち に

2 1年生の授業で、「大人になれなかった弟たちに…」を読んだ。 今日が初回。 この作品は、俳優の米倉斉加年さんが 戦争中に栄養失調で亡くなってしまった弟の話を 絵本にしたもの。 今年から教科書が変わったので、 私にとっては10年ぶりくらいに扱う教久々の教材。 まず、少し戦争の話(空襲とか配給とか…)をしてから、 教科書会社作成の朗読CDをかけた。 この作品の朗読は、米倉斉加年さん自身。 「筆者本人が朗読しているからね。 」と前置きしてから聞いた。 日頃元気な受け答えをしてくれる1年生が、 しーんとして、みんな真剣に教科書を読んでいる。 それはいつもと似ている光景なんだけど… 何かが違う。 水を打ったような静けさ。 重たい空気。 39人の生徒たちの感性が大きく揺れているのを感じた。 こんなことは初めてだった。 いろんな生徒たちとこの話を読んできたけれど、 読んでいる最中にこんな雰囲気を感じたことってなかった。 いろんな気持ちがごちゃ混ぜになって、 CDを聞きながら、私の方が泣きそうになってしまった。 CDを聞き終わった後の授業が、またすごかった。 いつもはお調子者の男の子まで、真剣にノートに向かっている。 「感想を言ってくれる人?」と聞いたら、たくさん手が上がった。 一人一人当てていくと、神妙な顔をして 「戦争ってこんなことになってしまうのかと悲しかった」 「母の強さが支えになっていたと思った」 「弟の死を看取った僕とお母さんの気持ちがかわいそうだった」 などなど、いっぱい語ってくれた。 一人目を当てて発表してもらった後に、はっと気づいた。 「手をあげている子は、感想を言うことで、 今の気持ちを私に癒してしてもらいたいのかもしれない」 人は、文章を読んだり映画を見たりしたときに感動してしまうと、 それを誰かに語りたくなる。 言うだけではなくて、相手に共感してもらうことで、 ホッとしたり、感動が倍になったりする。 それと同じような気がした。 だから、感想を言ってくれた子に少しずつコメントした。 みんなホッとした顔になる。 きらきらした目でうなずいている子もいる。 なんだか、感動した。 この子たちの感性に見合うような、 良い授業をしないといけないと、気持ちが引き締まった。

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