コンテ イジョン 解説。 コンテイジョン映画の感想は面白いけど怖い?グロいシーンはあるの?

映画『コンテイジョン』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

コンテ イジョン 解説

評価 3. 7 もはやこの映画に評価を付けていいのかわかりません。 普通に何もない時に見ればただのパニック映画ですが、今見たからこそ、伝わってくるものがあります。 人類はどうなってしまうのか… あらすじ 香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。 時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。 謎のウイルス感染が発生したのだ。 新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。 米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。 だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。 その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。 こんなに有名な人が出ているとは知りませんでした。 ミッチを演じたのは、 マット・デイモン。 彼は『オーシャンズ』シリーズで一躍有名になり、その後も『ボーン』シリーズや、『オデッセイ』『インター・ステラー』などに出演している俳優です。 感想・解説 良かった点・気になった点 2020年に大流行した 新型コロナウイルス。 世界中の人々が感染し2020年3月現在で約70万人以上の人々が感染しているとの報告が。 今だからこそみるべき映画だと思います。 この騒動の中、とても似ている映画があると聞きつけ、鑑賞しました。 本当に今の現状とそっくりで、まさに新型コロナウイルスの映画を観ていると思うくらい、似ています。 物凄いスピードで広まっていく未知のウイルス。 本当に人事ではないと実感しました。 2020年3月30日には、志村けんが死亡したというニュースが流れてきました。 感染していたことは以前から報道されていましたが、まさかの出来事に、とても驚きました。 様々なイベントや 東京オリンピックも延期になったりと、世間に多大な影響を与えています。 劇中でも食料の買い占めや、学級閉鎖で行き場のない子供たちなど…様々な問題が浮き彫りになっています。 コンテイジョンの一場面なんだけど、「学校の閉鎖を」と男性が案を出した瞬間にすぐ女性が「子供の世話は誰が?」と意見を出してる。 日本の国会議員は人選が偏りすぎていてこういう思考にすぐ行きつく人がいないんだろうな。 作中では感染してから一気に症状が出始め、死亡してしまうケースが多くあります。 咳や発熱を訴え、苦しみながら死んでゆく。 そんな映像を目の当たりにすると、嫌でも感染した時の恐ろしさを知る事になります。 映画自体はストーリーの浮き沈みがなく、淡々と進んで行きます。 その静けさが逆に怖さを演出している部分もあると思います。 所々で音がないシーンがあり、映像はキャストの人たちが会話をしているのですが、その声は流れません。 感染者がウイルスを広めていく過程を、静けさで表現しています。 ドアノブや コップ、 口元や 咳をしている場面を意識的に映すシーンがあり、感染元になり得る部分を、所々で挟むことによって、ウイルスへの恐怖を演出しているのかもしれません。 各地で起こる暴動 淡々と進んで行く中でも、恐ろしいシーンがあります。 それは 暴動です。 ワクチンも求めて薬局に行列ができるのですが、ワクチンが無くなるや否や、 ガラスに椅子を投げつけたり、順番を無視して 奪い合いになったりします。 さらには食料品の買い占め。 買うならまだいいのですが、店員がいなっくなったスーパーで、盗み邦題になっていたり、銀行強盗、ガソリン強盗など… 昨日コンテイジョンを見た。 世界中に謎のウイルスが蔓延する話なんだけど、まさに今の状況に近くて怖くなった… ウイルスの流行でデマを流したり、買い占めや暴動が起こったりとすごくリアル。 こんなことにならないように今は耐えるしかないね。 — インタビューマンつのでぃー(つのだゆうた) yutabaseballmlb モラルやマナーと欠片もないハチャメチャな世界になっています。 実際にスーパーでの買い占めなど、今起こっている事と同じような事が起きており、下手したらこのような出来事が今後起こり得る可能性もあります。 閉館している美術館で、ピカソの絵が盗まれる事件も起きています。 実際そうなった時のことを考えると恐怖としか言いようがなく、人間困ったら何するかわからないので、見て見ぬふりはできません。 もちろん映画なので多少過激に演出している部分もありますが、現実味を帯びているので、こうならない為の教訓として私たちに訴えかけているのかもしれません。 あっという間の感染 香港に出張に行った主人公:ミッチ( マット・デイモン)の奥さん:べス( グウィネス・パルトロー)が感染し死亡してしまう所から物語は始まります。 その後息子も感染し、二人とも亡くなります。 いきなり二人が亡くなったので、衝撃だったのと、そこから 猛スピードで広まっていく様子は、今の社会を観ているかのようでした。 そこからベスと接触した人物が次々に死亡していき、死者は2人から8人、そして15人とだんだんと増え、感染者も増えていきます。 未知のウイルスの脅威とパニックを描く映画『コンテイジョン』を観直してますが冒頭の感染者が触ったものにフォーカスを当てて初期の感染経路を追っていくシークエンスがマジでヤバ過ぎる。 電車のポールや吊革、カードや会社のファイル、エレベーターのボタン、トイレのドアノブまで、背筋が凍る思い。 — c. 未知のウイルスでワクチンがなく、そう簡単に作ることもできません。 CDC 疾病管理予防センター)のチーヴァー博士( ローレンス・フィッシュバーン)の協力の元、医師のミアーズ( ケイト・ウィンスレット)に調査を依頼。 現地に行って原因を突き止めようとします。 会議ではミアーズが「 人は一日に2000~3000回顔を触る」と言っていました。 普通にそうなんだと感心したのと、そんなに触ってるのかと疑問に思いました。 確かに言われてみれば、結構触ってる気も。 そういった何気ない行為も、感染の元になると考えると、気を付けようと思う事ができます。 為になる情報も所々で挟んでくるので、そういった意味でも、見る価値はあると思います。 感染源を調べるのですが、目に見えないのでなかなか難しく、調査は難航します。 その後チーヴァー博士は会見を開き、そこで… ワクチンが出来たとしても、人体に投与するのは数か月先になると発表します。 その間にも感染者や死亡者は増え続け、新型ウイルスの致死率は20%台とも。 コロナウイルスも世界の致死率は 18%前後とのことなので、まさに驚きです。 この数字は結果が出ている人に限っての算出データです。 まだまだ感染しているのに気づいていない人も大勢いると思うので、もし感染してしまったらという恐怖感がありますよね。 作中でも病院に入りきらない患者を、体育館などに収容したり、死体袋が無くなりそうなど、悲惨な現状が描かれています。 レンギョウが特効薬? 作中では ジュード・ロウ演じるフリーの記者:クラムウィディが自分のブログで、感染している状況を配信するというユーチューバーみたいな事をやっています。 その動画を世界中の人が見ており、薬局にレンギョウを求めて行列を作ります。 レンギョウを買えなかった女性は、亡くなってしまいます。 このレンギョウ。 レンギョウという花からとれる薬で、実際に漢方の薬として使われており市販もしています。 ゴールデンベルズ 金の鈴 低木 さと庭 春を待ちわびていたように一斉にたくさんの花が黄金色に染まって、満開になりました。 鈴なりに咲き乱れる姿は、強い生命力があって、パワーをもらえる。 花後につける実は煎じて、漢方薬に利用されているそうです。 🎵 — satochan satocha87834487 結局この薬の効果はなく、記者のクラムウィディはウイルスに感染しておらず、嘘の情報を流していました。 普通に考えれば何の確証もない薬を、効き目があるとは思いません。 この悲惨な状況で、何かにすがりたい人間の気持ちが、判断を誤らせてしまう原因になっていると思います。 これは今の社会にも言える事で、 トイレットペーパーの買い占めなど、デマに踊らされる人たちが多くる世の中で、しっかりと自分の意思で判断する。 冷静になって判断すれば、視野が広くなり、結果的に感染を抑えられる可能性もあります。 この状況で冷静になるのが難しいですけどね。 ワクチンが出来たが… 結局医師のミランダも感染してしまい、寒い体育館でなくなってしまいます。 隣の人がすごく寒がっていたことを気にかけており、最後まで素晴らしい女性でした。 その後ワクチンが作られ、大勢の人が接種する為に行列を作ります。 不公平にならない為に 抽選で順番を決めます。 その方法は、誕生日の書いてあるボールをランダムで引き、その誕生日の人から順番に接種できるというものでした。 またもや暴動が起こるかなと不安でしたが、そこは何も起きませんでした。 まあそんあ暴動だらけだと困るし、何よりワクチンがあるという事の安心感があったからかもしれません。 物語の最後にはどうやって感染が広まったかがわかる映像が流れました。 ある森にいる コウモリがエサらしきものを加え、 豚小屋に入ります。 そのエサらしきものを豚小屋に落とし、豚が食べます。 その豚が出荷され、 中華料理屋の大将が捌きます。 その時に豚を触った手で、最初に死んでしまった 奥さんのベスが握手します。 そこからベスがマカオのカジノに行き、世界中に広まりました。 実際にそういう流れで感染していくんだと驚いたのと、いつ何が起こるかわからない事を改めて感じさせられた映画だったと思います。 タイトルの意味 今作のタイトル『 コンテイジョン』。 実は意味があり、英語にすると《 contagion》です。 世界各地で感染した都市の文字の一部を組み合わせたタイトルになっています。

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コンテイジョンの感想。コロナ騒動の今、8年ぶりに再見しました

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映画『コンテイジョン』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

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在宅勤務や外出自粛が続くなか、「何か流行りの映画でもみるか~」とおもいNetflixで鑑賞しました。 この感想を書いている現在、2020年4月某日。 Netflixのベスト10に連日ランクインしているのが 『コンテイジョン』 実は公開当時は映画館で見逃した、というより目にも止まっていなかった作品でした。 そんな作品がなんでこのタイミングでベスト10にランクインしているのか気になったので観てみることにしました。 世界が未知のウイルスに侵されていく…。 そんなシナリオは腐るくらい沢山あるのに、 なぜ『コンテイジョン』がこんなに評価されているのかにもこの記事では触れていきます。 多分見た人は気になっているでしょう、 アルダーソン社が何の事業をしているのかについても考察しています。 この記事にはネタバレを含みます。 まだ観ていない人はご注意ください。 『コンテイジョン』概要 『コンテイジョン』のあらすじはこんなかんじ。 香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。 時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。 謎のウイルス感染が発生したのだ。 新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。 米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。 だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。 その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。 やっぱりよくあるお話にしか見えません 笑 あらすじを読んでも微妙で前評判も微妙だけど、実際に見てみたらすごかった!という映画ってけっこうありますよね。 『コンテイジョン』もどちらかというとその類の映画だと感じます。 ちなみにキャストもかなり豪華。 第一発見者の夫にマッド・デイモン。 過激なブロガーにジュード・ロウ。 CDC 疾病予防管理センター の医師にローレンス・フィッシュバーン。 WHO 世界保健機関 の免疫学者をマリオン・コティヤール。 第一感染者をグウィネス・パルトロウ。 『コンテイジョン』をみた後に『アイアンマン』を見るとポッツが不倫女にしか見えなくなってくるマジックにかかってしまいました 笑 『コンテイジョン』が評価される理由 沢山の感染系映画があふれるなかでなぜ『コンテイジョン』が頭一つ抜けて評価されるのでしょうか? 豪華な出演陣だから? めちゃくちゃお金がかけられてるから? 『コンテイジョン』が評価される理由はおおきく3点あると私は考えます。 パニックになる民衆にフォーカスを当てる演出ばっかりで、叫びまわってる人を2時間見続けるはめに…。 もしくは、ワクチン開発の方に主眼をおいて研究者にフォーカスをあてるか…。 それはそれで面白いんですけどね。 『コンテイジョン』は 民衆・メディア・医療機関それぞれの視点を平等に描いています。 このデメリットとしては、それぞれの立場の掘り下げがあまりできないこと。 メリットとしては、視点が偏らないことで「状況」を描写することができること。 『コンテイジョン』ではメリットが前面に出ています。 映画の中で「状況」をそのまま映すことで、新型感染症が流行したときに誰がどう動くのか、どんなことが起こるのかを忠実に表すことができるのです。 それを見た私たちは 新型感染症流行を第三者の視点で疑似体験することができる。 『コンテイジョン』が優れている点はここにあるのではないでしょうか。 明確な数字が示される 『コンテイジョン』では 具体的な数字が提示されます。 特に研究者たちの発言は数字を持ち出しての発言が多く、それだけでリアリティが増しています。 特に印象的だったのはCDCのエリン・ミアーズ博士が感染症について説明する場面。 人間は日に2000~3000回顔を触る =起きているあいだ1分に3~5回 R-0 ウイルスの再生産数 =感染者1人から何人に感染するか インフルエンザは1 ポリオは4から6 痘瘡は3 MEV-1はチーヴァー博士が係数を仮に2としましたが、その後少なくとも4に引き上げられています。 チーヴァー博士もウイルスについて 致死率は20パーセント という確率についても言及しています。 余談ですが、フリー記者のクラムウィディのブログの訪問者数も明示されています(笑) 東京のバスで男が倒れる映像公開時は200万人 TV出演でレンギョウに言及語は1200万人 1200万人ってどのくらい?と思ったあなた。 なんと2006年時米国ユーザのYoutube訪問数と同じなんです 笑 インフルエンサーどころではない。 超絶影響力をもっているブロガーなんですねぇ。 彼は嘘の記事を流して450万ドル稼いでいます。 日本円にして約4億8千万円以上…。 宝くじが当たったレベルですね。 ことあるごとにこうやって数字を提示してくれるので純粋に勉強にもなります。 なんといっても危機感が違いますよね。 「え、どんどん感染者数増えてる…。 やばいよね?」という感覚。 映画の中だけだったら良かったんだけどね。 2020年の現状と全く同じ 2020年4月現在、新型コロナウイルス全世界で流行して日本でも国民が原則自宅待機を要請されています。 この状況下で家で映画を観ている人も多いですよね。 まだワクチンも出来ず、いつこの状況が終わるか分からない中で 『コンテイジョン』を観ると、終息の兆しが見えるので安心するのでしょう。 そしてあまりにも今の状況を予見していたような正確な描写に、「そうそう!!」と頷きながら見てしまいます。 『コンテイジョン』ではMEV-1と呼ばれる新型感染症の特徴も新型コロナウイルスと酷似しているんですよ。 発病からの症状の進行は 1. 咳 2. 倦怠感や頭痛 3. 発熱 4. 手足のしびれ 5. 呼吸困難 となっています。 デマ情報が流れて民衆が踊らされている様なんか現実より過激ですけどね。 スーパーは無人だから皆お金払ってないし、銀行強盗は横行するし…。 日本は道にゴミが散乱するなんてことはありませんし順番も守る人が多いですが、『コンテイジョン』は海外の映画なので余裕で人のもの盗んでいく描写もあります。 海外繋がりでいうとハグや握手など身体接触の多い文化ですよね。 タイトルの 『コンテイジョン』 CONTAGION は 接触伝染という意味です。 つまりくしゃみの飛沫感染や密集空間の空気感染などではなく、握手や人が触ったドアノブに触れることで感染する接触感染が肝になってくるのです。 流石に人類が滅亡する脚本ではないので、きちんと対策して自宅待機していればワクチンが開発されて助かるかもしれない!という希望を持てるはず。 そういう意味でも 『コンテイジョン』は感染症終息のベストプラクティスを示していると言えるのではないでしょうか。 『コンテイジョン』考察・感想 『コンテイジョン』の疑問や演出について考察・解説していきます。 実は クローズアップはすべて 接触を映しているんです。 カードの受け渡し。 扉を開けるときに手が触れるドアノブ。 コップを持っている手。 バスの支柱に触れる手。 咳をしている人が水を飲む様子。 口元を触りながらコップを拭くウエイター。 手で子供に食べ物を与えている人。 こんなにも日常生活に人から人への直接的・間接的接触があるよ。 というのを見せているんですね。 最後らへんになってくると、クローズアップされなくても 「今、扉触ったよね!手洗ったのかな…?」 と勝手に心配している自分がいます。 『コンテイジョン』はタイトル通り、接触感染をクローズアップを使用してじわじわ実感させてくる映画なのです。 アルダーソン社の仕事は? 最後のシーンでどこからウイルスが来たかが明かされます。 なんと、そこには第一感染者のベスが勤めていた アルダーソン社の文字が印字されたブルドーザーが!!! ウイルスが出来上がるまでの経路はこう。 アルダーソン社のブルドーザーがヤシのをなぎ倒していきます。 生息していたコウモリは行き場をなくしバナナの木へ飛んでいきます。 養豚場へそのバナナのかけらをコウモリが落としていき、豚がバナナを接種。 その豚が出荷され、調理しようと口を触ったシェフが手を洗わずにベスと握手をしたことで第一感染者となったのでした。 それではアルダーソン社はどんな仕事をしている会社なのか? 『コンテイジョン』の物語の中ではそのヒントになる場面が3回程あります。 まず最初に会社の資料が2回映る場面があります。 ですが、残念ながら資料の文字はピンボケしていて分かりません。 次に決定的な場面。 ドクター・ミアーズがアルダーソン社を訪ねるときにアルダーソン社の看板が映ります。 そしてバナナは遺伝子組み換えや農薬によって変質したものだったのかも…。 実際に南国の遺伝子組み換えバナナ問題ありますもんね。 物語は完全なハッピーエンドか? 『コンテイジョン』は最終的にワクチンが開発されハッピーエンドに見えます。 でもワクチンが開発されたからといっても予防は出来ても治療薬はないですよね?? 一人がワクチンで予防していても、その人がウイルスを運んでいたらワクチン接種してない人は? なんだかまだまだ感染者増えるんじゃないの。 と感じてしまいます。 そもそもワクチンが出来たのも第一感染から133日目。 そこから誕生日順に毎日摂取していくのでプラス365日しないと全国民にワクチンは渡りません。 あ、これあくまでワクチンの話です。 そう考えたらやっぱりベストプラクティスとは言えても、ハッピーエンドとは言えなさそうですよね。 『コンテイジョン』まとめ 『コンテイジョン』の考察・感想はいかがでしたでしょうか。 2020年の今だから見てみたい映画だと思います。 私が最も心を打たれたのはジョリーの 「春じゃなく夏もムダに失うのね。 失われた144日は二度と戻らない。 」 「時が止まる薬も発明してほしい。 」 という言葉。 周囲の人や自分のことを考えるなら、自分本位な行動はやめて自宅待機する父ミッチを見習うべきではある。 それでも皆心の奥でジョリーと同じことを思っているんじゃないかな。 終わりが見えない戦いほどつらいものはない。 心が疲弊している様子がこの言葉からひしひしと伝わってきました。 『コンテイジョン』は正直娯楽映画という訳ではありません。 それでも今、この状況を客観視できる素敵な映画です。 きっと観て後悔はないと私は思っているので、暇を持て余している人は見てみてくださいね!.

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