足立区うさぎケージ事件。 足立区,ウサギ用ゲージ監禁殺人の皆川忍(31)と,妻(28)は,生活保護と...

皆川忍・朋美 判決公判|tk84yuki|note

足立区うさぎケージ事件

前回のブログでは、親の無意識の行動が、子の無意識に伝承されるという側面から「幼児餓死白骨化事件」と「幼児餓死白骨化事件」について検討してきました。 今回のブログでは、「足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件」についても、同様の側面から検討してみたいと思います。 忍を幼いころからよく知る人物は、「忍君はその母親をコピーしたのかって思うぐらいそっくりな人間なんですよ」(『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』 1)197頁)と語っています。 忍の母親は、夜の町で奔放な生活を送り、キャバレーでホステスとして働きました。 彼女は2人の男性との間に5人の子どもをもうけましたが、すべて出産直後ににあずけて、一切の養育を放棄しました。 彼女は子どもがから一時帰宅しても相手をしようともせず、子どもたちが学園からもらった小遣いを巻き上げ、自分の遊びに使いました。 彼女は子どものうちで、忍だけを唯一かわいがりました。 しかし、その仕方は子どもに対してのものではなく、夜の町を連れ歩いて明け方まで飲み歩いたり、恋人に引きあわせたりしました。 そして数日一緒に過ごすと、まるでおもちゃに飽きたかのように態度を豹変させ、忍を施設に追い返しました。 中学を卒業すると、忍は母親に引き取られました。 しかし、彼女はで働き、男との関係も忍にひけらかしました。 帰ってくるのは毎日深夜で、弁当どころか食事もろくに作ってもらえませんでした。 忍の母親は、子どもをどのように捉えていたのでしょうか。 唯一かわいがられた忍でさえ、一緒に飲み歩く友人のように扱われていました。 しかし、数日一緒に過ごすと、まるでおもちゃに飽きたかのように、忍を施設に追い返しました。 このように彼女は、自分の子どもを子どもとして捉えていないのはもちろん、個性ある人間としてではなく、まるでペットのように扱っていたのだと言えるでしょう。 忍も自分の子どもたちに、同様の態度で接しました。 次々と子どもを作ったのは、費を増やすためでした。 次男が家の中を散らかして暴れたため、ウサギ用ケージに入れました。 次女が言うことを聞かなかったときは、犬用の首輪でつないで殴りました。 次男が何度注意しても叫ぶのをやめないときには、口にタオルをくわえさせて頭の後ろで縛りました。 そのことが原因で次男が窒息死した後には、バレないように遺体を棄てました。 こうした行為は、自らの子どもに対する行為とは言えないのはもちろん、子どもを一人の人間としてではなく、まるでペットのように扱っていたのだと言えるでしょう。 朋美の母親は、幼いころから素行が悪く、行く先々で問題を起こすような子どもでした。 彼女はホステスとして働くようになり、ホストとの間に朋美ともう一人子どもをもうけて結婚しましたが、一緒に暮らすこともないまま1年余りで離婚しました。 離婚後すぐに別の男性と結婚し、3人の子どもをもうけました。 彼女は粗暴な性格からどこでも誰かと衝突してしまい、同じところにいられなくなって5回も住む場所を替えたといいます。 朋美が都立のに進学したころ、母親が莫大な借金を作っていたことが露呈し、夫から離婚されました。 こうした母親の行動は、朋美に次のように伝承されました。 一つはホステスという職業に就き、ホストの男性と結婚したことです。 自分の職業と結婚相手の職業が母親と同じであったことは、偶然とは言えないでしょう。 母親は幼いころから素行が悪く、行く先々で問題を起こすような子どもでした。 そして、粗暴な性格からどこでも誰かと衝突してしまい、同じところにいられなくなって5回も住む場所を替えたといいます。 素行の悪さの内容や、粗暴な性格からどのような衝突を起こしたかは本には書かれていませんが、こうした行為は、朋美の中で具体的な問題行動になって現れます。 朋美は高校2年生ときに、付き合っていた先輩に妊娠したと嘘をついて中絶費用をだまし取る事件を起こします。 結婚後仕事をやめ、を受けて児童手当や子育て世帯臨時によって生活するようになったことは、仕事をせずに金を手にする方法を見つけ出したと捉えられるでしょう。 さらに、朋美はで障害者2級と診断されていたようですが、近所の人や、忍と朋美の母親の証言によると、の疑いが強いと考えられます。 このように朋美の母親の素行の悪さは、朋美には犯罪や犯罪に類する行為として伝承されました。 そして、それはさらに、自らの子どもの虐待、殺人、へと連なっていったのだと思われます。 わが子を人間として認識できない それにしても、なぜ虐待は、倫を超えて時に殺人にまで至ってしまうのでしょうか。 そして、わが子を殺してしまった親たちが一様に、「愛していたけど、殺してしまいました」と述べるのはどうしてでしょうか。 人の社会には、秩序を守るために殺人のタブーが存在しています。 このタブーによって、激しい憎しみを感じても、通常は相手を殺してしまうことはありません。 ましてや愛している子どもを殺すことなど、想像することすらできないはずです。 しかし、もし親が子どもを殺害できるとしたら、それは子どもを人として認識していないからでしょう。 人でないと認識すれば、意識の上では殺人のタブーには触れないからです。 夫婦が5歳の子をアパートに放置し、死に至らしめたうえ7年間も放置していた「幼児餓死白骨化事件」では、妻の知人は次のように述べています。 「私、愛美佳と齋藤君は子供を産んじゃいけない夫婦だったて思っているんです。 あの二人はハア?って思うぐらい未熟で、傍で見ていても、『本当にご飯つくって食べさせてあげられるの?』とか『オムツ取り換えてあげられるの?』っていうレベルなんですよ。 齋藤君とかボーッとしてるだけでなにも考えてないし、愛美佳は初めはがんばろうとして途中でダメになっちゃった。 普通だったらそれでも親としての最低の責任感みたいなのがあって、実家とか行政に相談して子供だけは何とかしようとするじゃないですか。 そのため「クワガタ」を愛して、「クワガタの飼育」のように熱中できるときもあれば、自分たちの事情で飼育を投げ出してしまうことも可能だったわけです。 また、夫婦が3歳の次男をウサギ用ケージに監禁したうえ、騒ぐ子どもにタオルを咥えさせて窒息死させた「足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件」 では、ウサギ用のケージに監禁すること自体が、子どもをペットと同じレベルで認識していたことを示しています。 2歳の次女が犬の首輪で拘束されていたことも、それを裏づけています。 先に検討したように、子どもをペットと同じレベルで認識していたのは、被害者の祖母の代から始まっており、それは被害者の父親にも伝承されていました。 周囲に隠して二度にわたって出産したうえ、嬰児の遺体を天井裏や押し入れに隠した「嬰児連続殺害事件」では、生まれたばかりの子どもは、人として認識されていなかったのだと思われます。 だからこそ、出産した子どもを発泡スチロールの箱や衣装ケースに入れ、自宅の天井裏や押し入れに隠すことができたのです。 このように、親たちは自らの子どもを、ペットやものと同じレベルで認識し、そしてペットやものとして愛していました。 そして、自分たちの都合で、ペットやものとして棄て去ることもできました。 このように彼らは、子どもをペットやものとしか認識していなかったために、「愛していながら殺してしまう」ことが可能だったと考えられます。 子どもを子どもとして理解できない では、なぜ彼らは、子どもを子どもとして認識できなのでしょうか。 以前のブログで、赤ちゃんがお母さんと離れる時間が多くなると、赤ちゃんの精神世界の中では、お母さんとの間に時間的にも空間的にも何も存在しない空虚な間隙が出現することを指摘しました。 そして、この精神世界の空虚な間隙を埋めることができないと、「心の中にぽっかり穴が空いている」状態が生じることを検討しました。 これをのシェーマで捉えると、次のようになります。 図1 図2 図1は、子どものこころの中に、空虚な間隙が残ったままの状態を現わしています。 この状態では慢性的な不安感、空虚感が持続するだけでなく、母親を中心とした対象世界と、相互のコミュニケーションを充分に取ることができません。 そこでこの間隙を埋めるために、趣味や遊び、理想の他者、宗教や哲学や芸術、さらには依存や強迫や妄想に没入するといったさまざまな手段がとられます。 それでもこの空虚な間隙は埋められるとは限らず、こころの中にぽっかりと空いた穴は、常に見え隠れしています。 図2は、こうした精神世界を持ったまま成長し、自らが親の立場になった場合を示しています。 こころの中に空虚な間隙が存在したままの親は、子どもと相互のコミュニケーションを充分に取ることができません。 コミュニケーションが取れなければ、相手を理解することはできません。 その結果として、自分の子どもを子どもとして、そして個性をもつ人間として理解できなくなることが起こります。 次の世代になると、こころの空虚な間隙は、さらに大きくなって顕在化することが起こります。 この関係を示したのが、次のシェーマです。 世代が進むにつれ、こころにぽっかりと空いた穴は大きくなり、親子間のコミュニケーションは困難になり、人間的な交流は失われていきます。 わが子を虐待し、殺してしまう事件は、こうして現実のものとなると考えられます。 では、この負の連鎖を、どこかで断ち切ることはできないのでしょうか。 次回以降のブログで検討したいと思います。 (続く) 文献 1):「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち.新潮社,東京,2016. akihiko-shibata.

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【東京・足立】3歳次男をうさぎケージで虐待死させた父母の罪と罰: トンボログ

足立区うさぎケージ事件

日時場所:2016年3月11日 1500〜@東京地裁713号法廷 罪名:監禁致死、死体遺棄 随分と更新に間があきました…ようやく昨日確定申告を終え、少しだけ時間ができました… さて、この事件は、東京都足立区に住んでいた夫婦が、子供(6人+逮捕後に1人出産)のうちの次男を監禁の末に死なせ、遺体を遺棄したというものになります。 夫婦は、一昨年に、この次男を生きているとマネキンで偽装し、児童手当を詐取したり、交通事故による保険金を詐取したり、はたまた夫の方は次女への虐待、妻の方は無免許…などなどいろんな罪名で逮捕起訴され、判決が言い渡されていました(そちらの公判の経緯は当時、いくつかの媒体に書きましたので、ネットで探せたらリンクをはらせていただきます)。 で、当時まだ次男の遺体は、ふたりの供述する場所から出て来ず、次男の遺体または命に関しての何らかの罪に問われることはないままだったのですが…結局昨年、遺体が出て来ないまま、監禁致死、死体遺棄で逮捕起訴となりました。 そんな夫婦の裁判員裁判、二回目公判からずっと傍聴をしていましたが本日判決が出ました。 忍被告人には懲役9年、朋美被告人には懲役4年、未決勾留日数200日算入です(各、懲役12年、懲役7年求刑)。 判決で稗田裁判長が言ってましたが忍被告人はすでに先述の詐欺等で服役中なので未決勾留日数はナシ、朋美被告人は先述の詐欺等で執行猶予判決が下されていましたが、執行猶予期間中の判決であるため、それが取り消され、その分も服役します(詐欺等の判決は懲役3年、未決勾留日数60日算入、執行猶予4年)。 参考: 夫婦を2年ぶりに法廷で見て驚いたのが忍被告人の痩せっぷりです。 前はまるまるとしていたのに今回「30キロ痩せた」とのことで、亀田兄弟みたいになっていました。 肘を膝に置き、手を顔の前であわせる「拝みポーズ」がトレードマークです。 朋美被告人は金魚のようにたまに口をパクパクとさせるのですが終始ぼーっとした雰囲気です。 なのに被告人質問ではペラペラスラスラと語りギャップがありました。 次男は発達に遅れがあったようで、言葉をたくさんしゃべれない、他のきょうだいのオヤツを勝手に食べる、お釜のご飯も勝手に食べる、小麦粉や油を出して床に撒く等、弁護人らの言う「問題行動」があったため、被告人夫婦はラビットケージに次男を閉じ込めて行動を制限していました。 結構狭いので体育座りになり、首は下に向けるという感じです。 事件直前にはオムツ替え、お風呂、食事以外はほぼケージの中という状態だったとのこと。 犯行当日の平成24年3月3日、その日の夜中も閉じ込められていた次男ですがこの日に限り唐突に大声を出し「家族の睡眠を妨害」したため忍被告人が次男の口にさるぐつわのようにタオルを巻き、またケージに閉じ込めました。 朝になるとぐったりしていて、死亡してしまったというのが裁判所の認定した事実となります。 遺体の遺棄場所については山梨県内の山林に埋めたか、荒川に流したか、ふたつの疑惑があるのですが検察側、捜査した刑事は荒川と見ているそうです。 忍被告人は最終意見陳述でも「絶対荒川じゃない」と述べていたり、一緒に行き場所に行った子供たちのうち長女も調書で山梨県内の山林に埋めたかのような供述をしているのですが、捜索しても全く、衣類の切れ端すら出て来ない有様です。 朋美被告人は「山梨の帰りに荒川に寄ってと忍に言われて行った。 次男の入っていた段ボールをカニ歩きで運び土手に消え、10分後くらいに段ボールを捨てたと言って戻ってきた」ことや「事件後何度も荒川に行き、忍が拝んでいた」ということから荒川ではないかと思っていると述べました。 が、忍は「拝むポーズは自分の癖」であるとこれを否定しています。 結局荒川の捜索には莫大な費用と時間がかかることから実施されておらず遺体は出て来ないままです。 判決では忍が主犯であると認定されていましたが、私は…すいません主観を書いてしまうと朋美被告人が主犯である疑い(もしくは事件において互いに対等な関係)も捨てきれなかったです。 少なくとも生前の虐待は次男をケージに閉じ込める前から疑われる証拠がいくつかあり(忍被告人はタバコを吸わないのに、次男にはタバコ痕があったり)、また、都合の悪いことを「覚えていません」ということがたびたびあり(例えば忍被告人が子供よりも妻を第一に考えており常日頃から子供に「お前達は二番目だぞ」と言っていたことなどを覚えていない…とか)、なんか…個人的に納得いかない判決が出たなという印象でした。 事件当日、次男が死亡する直接的なきっかけとなるタオルを巻いたのは確かに忍被告人でしたが、その日まで次男を閉じ込め続けることを夫婦ともに了承していたのであるから、なんかなぁ…って感じです。 次男の死亡した年齢はちょうど私の息子の今の年齢と同じで、いろんな想像をしながら傍聴してきました。 たしかに3歳にしては少し発達が遅いかもしれないなってところは感じますが、タオルを巻かれる直前の大声は、出してくれという意思表示であると親なら分かるのではないでしょうか。 つ〜か親じゃなくても分かるんですけど、そもそもなかなか、子供をうさぎケージに入れようとは思わないので、そこからすでにズレているのかもしれないです。 とはいえ発達に何らかの問題があると親が感じているのであれば子育ての様々な局面で子供にイライラさせられることもあるでしょうし、イライラが募りすぎて憎たらしくなるその気持ちは分からないではないです。 でもなぁ〜。。。 他は全く分からない。 夫婦ともに、次男へ悪い事をしたという謝罪の意志を公判で示していたのですが、だったら遺体をもうちょっとちゃんと埋葬してたんじゃないの?と、思いますよね。 山梨の帰り「1年後に来ようね」と言っていたのに行ってませんし。 夫婦ともに幼少期、施設で育った経験があり、父親違いのきょうだいがいたりと、不遇な生い立ちであることから、自分たちの家族に対しての思いが強かったのでしょうか、次男が死んだときも「家族がバラバラになってしまう」と忍被告人は言い、その死を隠しました。 でもその後次女も「問題行動が多かった」という理由で虐待を加えられています。 夫婦には、自分たちの理想の家族像があり、それに沿わない子供は、家族内の異分子として躊躇なく自由を制限。 その結果、夫婦は逮捕勾留、子供たちは施設にいます。 ふたりが最も望まない「家族がバラバラ」な状態になってしまいました。

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子殺しの翌日、「鬼畜夫婦」は家族でディズニーランドへ行っていた…

足立区うさぎケージ事件

北海道・東北• 東海・甲信越• 近畿・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 東京都足立区で男児(当時3)をウサギ用のケージに監禁し死なせたとして、監禁致死と死体遺棄の罪に問われた父親で無職の皆川忍(31)と、母親の朋美(29)の両被告の裁判員裁判の判決が11日、東京地裁であった。 稗田雅洋裁判長は「監禁は危険かつ悪質で、男児は劣悪な環境に置かれ、命を絶たれた」と述べ、忍被告に懲役9年(求刑懲役12年)、朋美被告に懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。 判決によると、両被告は2012年12月~13年3月ごろ、食べ物をまき散らすなどした次男の玲空斗(りくと)ちゃんをウサギ用のケージに閉じ込め、口にタオルをくわえさせて窒息死させ、遺体を山梨県の山林か都内の荒川に遺棄した。 判決は「被害者に知的な発達の遅れがあり、問題行動を繰り返していたとしても、行政機関に相談するなどの手段を尽くすべきだった。 被害者に真に愛情を持って接していたとは評価できない」と批判した。 この事件では、男児の自宅を家庭訪問していた児童相談所の対応に問題がなかったか、都が検証している。 元児童相談所長でNPO法人「児童虐待防止協会」の津崎哲郎理事長は、「親は虐待を疑われていると思うと、余計に心を閉ざしてしまう」と指摘。 「まずは親が相談できる関係を作ることが大切。 それでも親が心を開かない場合は強制的に子どもを保護するなど、状況に応じた判断が必要だ」と話した。

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